「攻殻機動隊ARISE Border:4 Ghost Stands Alone」
公式サイトはこちら。
ARISE4部作もいよいよこれが最終、
新宿バルト9での初日9/6舞台挨拶回に行ってきました。
過去3作のテーマはそれぞれ。
サスペンス、アクション、ラブストーリー。
迎えたこの4作目はオマージュ。
ビルの屋上から光学迷彩で飛び降りる素子。
戦車に飛び乗ってハッチこじ開けるしぐさ、などなど、
原作押井版神山版を彷彿とさせる仕上がりで大満足^^。
ストーリーは雪ちらつくニューポートシティで
同時ゴーストハック事件から始まります。
事件を追う少佐たちの前に現れた真実とは。
これは観てのお楽しみですw。
過去の作品に負けず劣らずの専門用語オンパレードなので
慣れてないと脳が死にますwww。
いやマジで途中で頭こんがらがりましたわ^^;。
違和感感じてたトグサと石川のキャストは
ようやくこの回で払拭できたかな?
真綾さんの演技もしっかり板についていたけど、
「色気」「凄味」はやっぱり敦子さんには及ばない。
ま、若い未熟な素子だからこれは仕方ないですね。
シリーズ内でも失敗だらけで窮地に陥ること多いし。
完璧なイメージの素子だけど、こうやって成長したんだなと
思わせる良いシリーズでした。
本編堪能後は
黄瀬総監督
脚本の冲方丁さん
素子役坂本真綾さん
監督の工藤進さん
による舞台挨拶でした
バルト9がこの日の最終舞台挨拶回とあって
ゆるゆる~りらっくす~な雰囲気で始まりました。
吉田アナウンサーの軽妙な司会はいつも楽しい。
黄瀬総監督
「眠いです。朝まで仕事してこの舞台挨拶に来ました。
明日関西に行って戻ったらまた仕事です。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・倒れないでください^^;
冲方さんはリラックスしつつにこやかに、
「とにかく苦しかった。逃げられない仕事だったし。
それが作品に出て観る皆さんを苦しめてたかも。」
工藤さんも晴れ晴れとにこやかに、
「いやもうほっとしてます。冲方さんとはマルドゥックって一緒でしたが。」
そして坂本さんも最初はにこやかに控えめに
「ここでは私一人なのでお話しできることがあればよいと思います」
、、、、でしたが、
いろんな意味で舞台挨拶の主役は真綾さんでしたw
てなわけで真綾さん中心でレポートw(うろ覚えご容赦を)
その1:素子のセリフ「そうしろって囁くのよ。あたしのゴーストが。」
真綾さん曰く
「台本を見て
『は~~ついに私がこのセリフを言う時が来たか~』
と。」
場内は笑いの渦。そして
「私アフレコの時はとても緊張していたらしく、このセリフを
必殺技!!!!決め台詞!!!!
(さらに場内笑いの渦)
な感じで言ったら、岩浪さん<音響監督)から
もっとさらっと言ってください
と修正入りました。」
はははwwww。
その2:オーディション裏話
冲方さんによるとこのシリーズの脚本はこのBorder:4から
始まったそうです。なのでオーディションもこの脚本から
セリフを抜いてとったそうな。
真綾さん曰くBorder:4の台本の中で
「ロジコマに言う
『手すりくらいつけろ!』
のセリフを見て
これか~~
って思いました。」
作品名伏せられてたのでオーディションの時は「なにこれ?」だったそうですw。
そりゃそうですよねw
あとは課長とのやり取り(もちろん固有名詞は伏せたまま)も
あったとか。
で、この後監督と冲方さんが
「これでタチコマに手すりが付いたんですよねー。」
「そうなんですよー」
な会話になりその二人へ
「だって(手すりって)大事ですよ?!
大事ですよ大事ですよ大事ですよ大事ですよ!!」
と真綾さんがジェスチャー混ぜて力説する姿に
吉田アナウンサーと残りお三方、完全に押されてましたwww。
その3:見る順番?
舞台挨拶も終盤になり吉田アナウンサーが
「ARISE完結しましたがこうなると前のシリーズも見たくなりますねー。
その場合どこから見るのがいいんでしょうね。」
と話を振ったのですが、真綾さんが
「もうスターウォーズシリーズ(以下SW)みたいですよね。
私の世代だと456とみて123だったけど、
お若い方は1235456だったりするし。」
とみる順番をSWに例えて独り舞台の熱弁開始。
吉田アナウンサーと残りお三方(ry。
最後は吉田アナウンサーから欠席の石川社長からのメッセージを
読み上げてくださいました。
2015年攻殻機動隊の新劇場版があること
錦織くんの準決勝のチケットが取れました
など(おいおい)。
てな感じで以上が舞台挨拶回の様子でございました。
真綾さん、物静かなイメージでしたが
内面は意外と熱い方なのね~。
考えてみればゲーム以外のアニメ版攻殻全てに出てるのは
真綾さんだけ
なわけで思い入れがおありなのも当然でしょう。
新劇場版も引き続きの登板かな?
新劇場版についてはまだまだベールに包まれたまま。
少しずつ情報開示するでしょう。
楽しみです。
ともあれ原作者の士郎さん、スタッフ及びキャストの皆様
お疲れ様そして面白い作品をありがとうございました。
新劇場版、期待して待っております!
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