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November 2015

Nov 25, 2015

Chateau Latour 1986

極上のボルドー。


いい夫婦の日に思い切って開けました。


微かにオレンジがかった深い深いガーネット。
グラスを回すとたらりと脚は長く流れ落ちて。
カシスやブルーベリー、醤油、腐葉土やキノコの香り。
強い強いボディは29年の歳月に微塵の揺らぎもなく、しっかりとした酸と長く続く余韻。
王道の味です。

合わせたのは山形牛のステーキ。


時間経過すると少しジャムっぽくなりました。
翌日もへたらない強い味にびっくり。

1986年は父と永遠の別れをしたとても悲しい年でした。
けれど歳月が流れるに従ってその悲しみも少しずつ形を変えて心の片隅にきちんと収まっていったような気がします。
まるで瓶の底に溜まった澱のように。

この29年間いろんなことがありました。
死んだほうがマシと思ったことも喜びで胸がいっぱいになったことも今はもう思い出になりました。
生きていてこそワインも楽しみも味わえる。
そう思わせてくれた一本です。

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Nov 01, 2015

「ワイン展-ぶどうから生まれた奇跡-」

公式サイトはこちら。上野の国立科学博物館で開催中。

ちらほらと紅葉が始まった上野公園を通って行ってまいりました。
初日なのに意外とすいててちょっと意外w

内容は
ZONE1 ワイナリーに行ってみよう
ZONE2 ワインの歴史
ZONE3 ワインをもっと楽しむ


でした。

ZONE1ではブドウの種類やら植物学的見地からの説明。
ワイン造りの道具なども展示されていました。
生物&化学のお勉強って感じです。
ワイナリーと畑の映像(サントリー)をみつつ、
醸造の過程を知ることができます。
私にとってははるか前に習ったことのちょうどよい復習になりました。
映像で面白かったのは
Suntory登美の丘ワイナリーのメルロ畑甲州畑の定点観測映像。
メルロは垣根仕立て甲州は棚仕立てなわけですが、
春の訪れとともに噴き出すように葉をつけていくメルロに対し
甲州はぽつんぽつんと葉がつく。
これは仕立て方の違い?それとも品種の違い?
面白かったので二回ほど見ちまいましたw。

ZONE2は歴史、特に世界史のお勉強。
どうやってワインが生まれたのかどうやってわたってきたのか
図解と展示物で楽しくお勉強できます。
並んだワイン壺やグラスもいろいろあって歴史好きな人にはたまらんかも。

ZONE3は色と香りと銘醸ワインの紹介。
香りのサンプルやらどんな香りがあるかを示したワインアロマホイールなど
ワインの秘められた魅力に迫ります。
沈没船から見つかったシャンパーニュ。
LVMHグループのドンペリのコラボモデルの展示。
個人コレクターから提供の古いワインボトルの展示。
しかし圧巻は1924、1945-2003までの

Ch.Mouton Rothechildのボトル~。

一部のエチケットにはエチケットの拡大版も展示されていました。
以前飲んだのも飲んでないのも
我が家のセラーに眠ってるものも眠ってないwものありますが、
ずらっと並ぶとさすがに壮観!
展示のラストを飾ってくれました。

別館へ移動するとそこは物販。
エノテカさんによるワインやグッズの販売。
図録もあります。が、試飲ができないのが残念ですw。


展示を抜けた先の科博地球館では
コラボメニューも飲み比べセットもあります。
興味を持った方はぜひ立ち寄られてはいかがでしょうか。

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