嘉-yoshi- スパークリング シャルドネ (高畑ワイナリー)
がんばれ、日本の泡!
旅行の後から持病が宜しくなく
しばしくたばってました。
ま、気圧の乱高下が原因なんですけど。
ちょっとお天気も良くなり体調も右上がりで
こいつをあけました。
高畠ワイナリーのスパークリングワイン。
セパージュはシャルドネ100%。
高畠ワイナリーの名を知ったのは90年代後半、
横浜のデパートでの東北物産展でした。
ずらっとならんだワインの中から
ステンレスタンクのシャルドネを試飲したところ
おいしく一本買い求めたのです。
それ以後、日本のシャルドネならここ、という
イメージです。
さて味ですが、
レモンイエロー。泡は控えめにぷくぷく。
爽やかな柑橘とリンゴの香り。
辛口ですがじゅわっとひろがる柑橘とリンゴのが
なんともよいです。
クリーンな造りでやさしい味わいは万人受けですね。
二次発酵ものではないので
ヨーロッパの泡、特にシャンパーニュと比べるのは
フェアではないけれど、
余韻の違いが面白い。
すーーーっと縦に来るのがシャンパーニュの余韻なら
この泡は横に広がる余韻ですね。
やさしい味わいながら
元の白ワインがしっかりと作られているのがよくわかります。
お値段は1793円。
カヴァやニューワールドの泡と比べると
CPでは負けます。
でもこのやさしい味わいは和食に絶対に合う。
控えめな味付けの出汁がしっかりした煮物なのには
ぴったりでしょう。
和食にはやっぱり日本のワイン、ですから。
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