Passopisciaro2009
イタリアはシチリアのネレッロ・マスカレーゼ種のワインです。
別名イタリアのピノノワール。
イタリアの地場品種にこだわる相方が買いました。
雪が深々と降る2/8土曜日の夜に開けました。
シチリアといえばどっちかというと白なんだけどなぁな私、
相方が繰り返す「イタリアのピノ・ノワール」という謳い文句につられて
飲むことに。
以下、テイスティングコメント。
綺麗なルビー色。コアとリムの差はあんましないです。
たらりたらりと脚あり。
赤い果実(ラズベリー)、甘草など甘いスパイス、
んー黒胡椒と白胡椒半々w
あと干しイチジクに代表されるドライフルーツですね。
最初は青いベジタブル香りしてたけど消えました。
何だったんだろ?
味は香りと同じですが、
飲み込んだ時は干しイチジクの味がしっかりしますわw
タンニン意外としっかりしてて
あとからぷわっひろがる余韻が長くてとっても魅力的。
おいしい。
たしかにおいしい。
イタリアの赤に対する認識がぐらつくくらいおいしい。
しかーし
色気がない(爆)
いろんな要素がしっかりしてて綺麗で
アルコール度数14度と高いのに飲みやすいんだけど、
色気がないwww
これがピノノワールとの決定な違いかなー。
官能的、とは違う綺麗さなのです。
でもとってもチャーミング、ぐいぐいと引き込んでくれます。
ピノ・ノワールが高貴なお姫様としたら
こっちは家柄いいんだけど親しみやすいお嬢さんな感じ。
けれどそのチャーミングさで
飲む者の後ろ髪を惹きまくってくれます。
時間経過と共によくなって
するするっとのどに滑り込む感じがサイコーw
パッソピッシャーロ社のフランケッティ氏はシチリアの卓越した作り手、
その底力を感じた一本でした。
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