DVD「傷だらけの男たち」
トニー・レオン×金城武の刑事物。
劇場公開時に見損ねてレンタルで鑑賞。
ラウ(トニー)とポン(金城武)は上司部下の刑事コンビ。
ラウと事件を解決して帰宅したポンは恋人の自殺死体を見つける。
3年後、ボンは警察を辞めアルコール依存症の私立探偵になっていた。
恋人の自殺の真相を探しつつ
バーで知り合ったキャンペーンガールのフォンと仲良くなる。
ラウは富豪の娘スクツァンと結婚。
立場は変わっても友情を育んでいた二人だが、スクツァンの父チャウが殺された時から、
身辺に起こる不思議な事件に巻き込まれて行く。
そして辿り着く男の過去の物語と残酷な結末。
最初から犯人がわかっていて
主人公がどう真相に辿り着くか、な展開ですが
手堅くまとめたドラマになってました。
男の友情ドラマも泥臭くないし。
で、トニーと金城武、二人のスターの持ち味が作品の最大の魅力ですね。
私が好きなのは金城武ですがw。
一貫してクールで知的なトニーに対し、
やさぐれてた金城武は真相に近づくに連れ
元刑事らしくシャキッとしていく、
この描写がいいですねー。
憂いを帯びた横顔、
飲んでやさぐれて泣く姿すら美しい。
2人とも砂糖菓子みたいな韓流若手スターとは格が違うわー。
復讐を糧に生きることはできても
実行したら最後得るものは少なく
その結果失うものは大きい。
そんな映画でした。
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