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Jan 04, 2011

TBSドラマ 加賀恭一郎シリーズ「赤い指」

番組公式サイトはこちら

昨年話題になったドラマ「新参者」、
その前日談となる「赤い指」のドラマ化です。
わくわくしながらテレビの前でスタンバイ。
内容は

主人公はサラリーマンの前原。
認知症の老母とすっかり冷え切った夫婦仲の妻、
いじめに会い引きこもりがちの思春期の息子がいる家に
帰る足取りはいつも重かった。
しかし滅多に携帯に連絡をよこさない妻からの「帰ってきて」に帰宅すると、
彼を待っていたのは一人の少女の遺体だった。
息子の反抗と知り取り乱す夫婦、それを隠蔽しようとするが、、、

でした。

介護、いじめ、ひきこもり、冷えた夫婦仲、
密室である家庭で繰り広げられる冷たい風景に身震い。
「長男だから。」と理由で母親と同居したものの世話は妻任せな夫、
頼りにならない夫に絶望しその分息子を溺愛してしまう妻、
不仲な両親間で心を壊していく思春期の息子。
正月早々家庭崩壊の話とはTBSさん、勇気がありますわ。
最後までどうなるか、一家の行動と加賀に目が離せませんでした。

「新参者」以上にセリフの一つ一つが重い。
中でも

「あなたにとって家族なんてどうせ面倒くさいだけでしょっ!」

な前原妻のセリフには心の中で大きく頷いた奥さんたち多いだろうな。
老母と同居しただけで責任を果たした気分になり
妻の負担も考えず仕事に逃げて家庭を家族を省みない男なんて珍しくない。
夫の親と同居したばかりに心も体も壊してしまい
それでも子供がいるからと踏みとどまってる友人の顔が浮かんじゃったよ。
彼女の夫も仕事を理由に家にはいつかない。
そして足腰の悪い母親を階段だらけの自宅に引き取ろうとしてる男友達もいる。
水回りに行くのに階段必須の家でだよ。
彼がこのドラマ見て考え直してくれることをほんと心底祈るわ。

息子の犯罪を隠蔽するためにどんどん深みに入り込んでいく前原夫婦、
その夫婦に真剣に対峙し真相を突き止めて行く加賀。
同時並行で進む加賀とその実親の関係も「家族とは何か」を
視聴者に問いかけていく。
そして切ないながらも少しの救いを提示するラストへ。

重かったけど「家族とは?」を考えさせてくれた
新年早々見ごたえのあるよいドラマでした。

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