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May 28, 2010

スーパーハイビジョン in NHK技研公開2010

ようこそ、ヴァーチャル・アリーナへ。
進化するパブリックビュー、それはスーパーハイビジョン。

NHK放送技術研究所による公式サイトはこちら
当ブログ恒例「NHK技研公開」見学レポートです。
(過去のレビューはこちら。2007年2008年2009年
本日午後、小田急成城学園前駅から
見学客でババ混み(T_T)のバスに乗って到着~。

今年のテーマは「技研80年 さらなる未来へ」

そのテーマの通り実用化への布石てんこ盛りの内容でした。
スーパーハイビジョンを中心にレビューです。

・スーパーハイビジョンシアター
例年の如くダントツの人気、今年のテーマは

「SPORTS&STAGE パブリックビューの可能性」。

内容は

・NHK交響楽団(曲は「皇帝」)
・東京マラソン2010スタート映像(都庁前歩道橋より)
・フィギュアスケートNHK杯(中野選手エキシビション)
・紅白歌合戦(EXILE アンジェラ・アキ 北島三郎orz)
・NHKのアイキャッチャー番組?で桜の映像が少し。

でした(^^;。4分くらい?
私のように自然の素晴らしい映像目当ての人には肩透かしですが、
実用化を見据えてのデモ映像としては大きく評価できます。
22.2ch(スピーカー24個(内ウーファー2個)の素晴らしい音響と
スーパー・ハイビジョンの超高解像度でその場にいるみたい。
圧巻は東京マラソンのスタート映像、
かなりの距離から撮っているのに一人一人の顔がくっきりはっきり、
ゼッケン番号まで見えそう。
東京マラソンは相方が2009年に出場し、
スタートをほぼ同じ位置で見ていただけに
脳内記憶映像と比べても遜色ない臨場感なんですよねー。
フィギュアの映像も早い動きにしっかりついていってました。
紅白は三郎さんのシーンで飛び散る紙ふぶきが1枚1枚見えるのに「おおっ」。
EXILEのダンスシーンが一番良かったかも(^^;。

とまあ新しい試みの映像内容でした。
とはいえあの「自然遺産」シリーズがよかったよぉ(TT)。
来年に期待です。ええ、期待です。信じてるよ、NHKさん(T人T)。


・スーパーハイビジョン音響の家庭再生
私的にオオウケの展示(爆)。
22.2chは素晴らしい音響システムですが、
こんなもの家に置いた日にゃコンセントと電力が無駄と夫婦喧嘩は必至。
3.1ch(TVの両脇と上(又は下)にスピーカー)と
8.1ch(TVの左右上にスピーカー)でそれに近い音響を再現しようという試みです。

3.1ch(パーソナル・スペース)・・両脇と頭の上を音が通り過ぎていく感じ。
8.1ch(リビング・スペース)・・おっ、四方から音が飛んでくる。迫力充分。

うちのリビングに置くなら3.1chかな。これで充分。
何?8.1chが欲しい?
そういう方はよーく奥様孝行なさってください(笑)。


・22.2chマルチチャンネル音響制作システム
スーパーハイビジョンには迫力ある音響が必要、
その制作システムが細かに説明されていました。
でも素人の私には
ブースにおいてある「22.2chマルチチャンネル用マイクロホン」が
ツボにはまりましたw。
何せ

凹凸の黒スポンジ?(吸音材?)パーツで組まれた直径60cm程度の球形(爆)。

『スター・ウォーズ』に出てきたデス・スターみたいでオオウケw。
よーく見ると黒スポンジパーツの中にそれぞれマイクが仕込んであるんですけど。
昔見た22.2chマイクはケサランパサラン(BPさんの記事参照)似でしたが、
こっちのが音がきれいに録れるのかな?
展示ブースにでんっ!と鎮座ましましたその姿は迫力満点~。

これら以外にもスーパーハイビジョンの実用化を睨んだ伝送システムや
伝送装置を小型化しカメラヘッドと一体化したカメラもあり
NHKの力の入れ具合がよくわかります。
スーパーハイビジョンの研究が始まったのは1995年、
わずか15年でここまできたのは科学技術の進歩あってでしょう。
できれば試験放送・実用化も前倒しでお願いしたいですね~。


以下は他に目に付いた技術など。

・インテグラル立体テレビ
ここ3年ほど新しく顔を出している技術です。
最初見たときは解像度も荒くお話にならなかったけれど、
今年はぐぐっと解像度が上がってお目見えしました。
ホログラム写真みたいな感じかな?
空中に浮いているように見える。
まだ静止画がほとんどで動画はこれからだし画像も小さいけど、
裸眼で見られるってのはとても便利。一層のバージョンアップを願います。


・高分子膜を用いた軽量スピーカー
配布冊子によると
「電場駆動型エラストマーの伸縮性を利用した」とあります。
要は薄い透明の膜をを2枚、それぞれフレームに挟み、、
真ん中の部分だけ金属の薄い板で接着してます。
そこから電流を流して音を出すみたい。
実際に流れている音楽を聞きましたが普通に聞く分には充分に思えました。
で、これ何が凄いかというとむちゃくちゃ軽い。ハンカチより軽い(笑)。
そしてフレームの形に縛られない
ブースには三角や四角、球形のものが置いてあり手に取ることが出来ました。
これが商品化されたら壁掛けならぬ壁貼り付け可能だよ、22.2chも夢じゃないよ~。


・超高速度撮影技術
超高速殿映像を3Dで体験できる技術、でも専用眼鏡は必要なやつです。
水を入れた風船を針で割る映像とかあったんですが、
眼鏡をかけて見るとそこには新しい視覚の世界(゚∀゚)!
水の玉が空中に浮いてるっ!
ぱーんと飛び散る水がこっちに来るみたいっ!
楽しゅうございました(笑)。

最後にとても身近な?モノを
・58インチ画素ピッチ0.33mm超高精度プラズマディスプレイ
液晶の低価格化で押されぎみなプラズマですが、
技術は着々と進んでいます。
今まで0.59mmだったピッチを大幅に縮めて0.33mm、
比べておいてありましたがぐっと美しい映像でした。
ガンバレ、プラズマ(笑)。液晶に負けるなっ!

と、こんな感じです。
スーパーハイビジョン映像内容には不満でしたが(くどい^^;)、
「実用化」を前面に打ち出した展示の全体像はとても満足いくもの。
やっぱり行ってよかったですねー。

技研公開は明後日5/30まで。
土日なので家族向けのイベントもあります。
理系離れが久しい日本、未来の技術者育成のために
お子さんたちに見せてあげて欲しいですね。
近くには砧公園、最先端技術見学の後は公園で寛ぐことも出来ます。
是非見に行ってください。

レビューは以上です。
長文になりましたが最後まで読んでいただきありがとうございましたm(__)m

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Comments

 shamonさん、ババゴミなバスで辛い中、詳細なレポート、有り難うございます。
 遠方で行けない身には、毎度、嬉しいレポートです。

 スーパーハイビジョン
 やはり自然の景観、世界遺産といった映像のディテイルをとことん追求するような対象物を見せてほしいですよね。じっくりスーパーハイビジョンの凄さを確認できるような映像。
 スピードを要求されるスポーツは、映像の応答性が足りない場合、その臨場感がスーパーハイビジョンでどこまで現実に迫れるか、もしくは超えられるかが視聴評価のポイントでしょうね。
 北島三郎は、、、、ディテイルは観たくない(^^;)。これは見学者の高齢者へのサービスでしょうネ。

>>8.1ch(リビング・スペース)・・おっ、四方から音が飛んでくる。迫力充分。

 今の5.1と比べた時にどう音像が拡張されるか、是非聴き比べてみたいものです。

>>何?8.1chが欲しい? 
 そういう方はよーく奥様孝行なさってください(笑)。

 (爆)うちも同じこと言われるのは必至、というかもっと壁が(^^;)。
 shamonさんちはいいですよ、まだその奥様がSACとか音の迫力も重要視される映像のファンだから、それなりに可能性があるのでしょうが、うちはハイビジョンすら普通のテレビと何が違ったの? ガンダムって何? な人なので、、、(^^;)まあまだ登場までに時間はあるので、何か策を考えます。
 最後は退職の褒美に、という手かな。あー、随分先だぁー。

>>凹凸の黒スポンジ?(吸音材?)パーツで組まれた直径60cm程度の球形(爆)。
>>『スター・ウォー ズ』に出てきたデス・スターみたいでオオウケw。
>>よーく見ると黒スポンジパーツの中にそれぞれマイクが仕込んであるんですけど。

 デス・スター・マイクロフォン、いいですねー、ハイテクはやはり美しくないと。そんなものを家庭用ビデオカメラに搭載する時代は、、、来ないだろうなーww。

>>・超高速度撮影技術
>>超高速度映像を3Dで体験できる技術、でも専用眼鏡は必要なやつです。

 これ、観たいなー。こういう観たことのない、観ることが肉眼では無理な映像、これはいいですね。立体視の意味が深まりますね。カシオとかハイスピードデジカメに熱心なので、その3D化も押し進めてほしいもの。

 詳細なレボート、本当にありがとうございました! お疲れのところ、その日のうちの速報も大感謝です!!

Posted by: BP | May 29, 2010 at 08:31 AM

まいどでーす^^。
かなりはしょりましたがやっぱり長くなってしまいました。
スーパーハイビジョンの映像の中身はイマイチ^^;ですが、全体的にはとても満足^^。

>ババゴミなバス
一昨年辺りから学生さんの見学者が増えてさらに混んでおります・・・。
帰りのバスの圧縮度は(TT)。

>スーパーハイビジョンの凄さを確認できるような映像。
ですねー。
スポーツ映像は将来の中継を見据えてでしょうが、特性を生かすのはやっぱり自然の景色!です。
あ、紅白は観客席からのロングショットなのでディテールは見ておりませぬw。
それでも紙ふぶきがきれいに見えたのがやはり凄い。

>是非聴き比べてみたいものです。
8.1chは5.1chより音で包み込まれるような感覚がありますね。
ホームシアターなら絶対8.1ch。

主婦の立場から言うと、
大型テレビは場所だけで済むからいいけれど、
音響は凝れば凝るほどかかる金額がハンパじゃないので勘弁してよ、です(^^;。
リビングなどは生活音もあるわけですし音響システムが良くても効果は半減、3.1ch位が現実的なラインです。

>ハイテクはやはり美しくないと。
これは8個くらいのスポンジパーツで作られてましたわ。
音はきれいに撮れるのでしょうが、
埃もたっぷり取れそうな代物でしたw。

>これ、観たいなー。
12種類くらい映像がありました。
眼鏡は専用といってもプラスチックにセロファンみたいなの貼り付けた代物でしたよ。
カメラは右眼左眼用それぞれ1台、実際の撮影の形で展示してました。触ってみたいw。

Posted by: shamon(BPさんへ) | May 29, 2010 at 07:23 PM

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