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Feb 10, 2010

旧岩崎邸庭園

2/7の日曜日に旧岩崎邸庭園へ行ってきました。
湯島天神経由で行く予定だったのですが、
あまりの強風で梅見は取りやめここだけに絞りました。
・・・・相方には「なんでこんな日に出かけるんだよ(TT)。」
とぼやかれましたが(^^;。

湯島の駅を降りて少し歩くと門がありそこから建物に向かいます。
Iwasakiteien_20100207_3
すてきな洋館が出迎えてくれました。

三菱財閥の創始者岩崎弥太郎の長男が建てた邸宅です。
この洋館の設計者はかのジョサイア・コンドル、
鹿鳴館、綱町三井倶楽部を設計した名建築家です。

「おお(^0^)、三島由紀夫の世界だわ~、素敵~。」

と胸躍らせて中に入りました。
寒い中靴を脱ぐのが誤算でしたがorz。
#スリッパくらい貸して欲しい・・・。

館内ではボランティアガイドさんからいろいろ教えていただきました。
建物に向かって左棟が来客用、右棟が家族用となっているそうな。
左側の棟は階段手すりの裏にまで彫刻が施されているゴージャスさ、
各部屋には暖炉がしつらえられてまるでヨーロッパの宮殿にいるみたい。
寄木細工の床や壁紙も見事なものでした。
ちなみに左側の棟のが天井が高く作られており
来客を手厚くもてなす意味が込められているとか。
また支柱が無い空中階段(現在は補強のためつけてあります)は
コンドル設計の特長らしくそれが彼の凄さだそうです。

次は庭から見てみましょう。
Iwasakiteiengarden_20100207_2 
直線を生かしたフォルムが整然とした美しさを湛えています。
張り出したベランダからは庭が見えます。
写真右側には地下室で繋がれた撞球場(ビリヤード場、これもコンドル)があります。
1F右側に見えるのはサンルーム、
邸内にはここで撮られたであろう一族の写真がありました。
写真左側には廊下で繋がれた和館があり、
こちらもなかなか風情のある建物でした。
中は一部が和風カフェになっており、
窓越しに灯篭や古井戸など見ながら抹茶を頂きました^^。

となかなか素敵なところですが、残念なのがお庭。
芝生は芝生ですがどうみてもその辺の原っぱなのです(^^;。
これは敷地及び建物の大半を財産税対策(累進課税で9割!)で手放したのと、
この邸宅が辿った過酷な運命が原因とな。
同じコンドルが設計した綱町三井倶楽部旧古河庭園
今も見事な庭を維持しているだけに見劣りしてしまいます・・・・。
現在は東京都の所有、
観光資源としても素晴らしい名所ですし
都民として是非お庭の整備をお願いしたい。

最後に岩崎家の紋章の写真を。
Iwasakiteienmonsyo_20100207

真ん中の3つ重なった菱形が当時のものでした。
これから発展して現在のスリーダイヤモンドマークになったそうです。
現在の三菱グループは昔ほどの結束はないようですが、
財閥の栄華はこの建物と共に語り継がれていくでしょう。

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Comments

『旧岩崎邸庭園』
昨年9月に僕も行きました!
あまりゆっくり見学出来ませんでしたが、あのだだっ広い何もないお庭にはそんな意味があったのですね!もったいないですね。

Posted by: ハリー | Feb 11, 2010 at 07:26 PM

こんばんはー、コメントありがとうございます(^^)。

>もったいないですね。
ですよねー。
仕方なかったのでしょうが、
残りを国を買い上げて全部残してほしかったです。

ガイドさんによると三井家は節税が上手く財産を上手に分散させて残したそうです。
一番払ったのが住友家、太っ腹だったみたい(^^;。

今度は紅葉の時期に行きたいですね~。

Posted by: shamon(ハリーさんへ) | Feb 12, 2010 at 07:50 PM

三菱1号館が復元されてから、密かにジョサイア・コンドルに注目してたりする(河鍋暁斎の弟子だし~)ので、今回のお話は参考になりました。あったかくなったら、僕も見に行こうっと。

Posted by: yk2 | Feb 20, 2010 at 09:44 AM

こんばんはー、コメントありがとうございます。

>あったかくなったら、僕も見に行こうっと。
その際は是非とも和館でお茶を頂いてくださいね。
重要文化財の和室で頂く抹茶は格別です♪

Posted by: shamon(yk2さんへ) | Feb 20, 2010 at 09:11 PM

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