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Jan 05, 2010

『聖地チベット展 ポタラ宮と天空の至宝』

上野の森美術館にて開催中。公式サイトはこちら

Tibet2010_100105
本当はもっと早く行くつもりでした。
しかし何かと忙しいまま年が明け、ネットで調べたら今度の3連休で終了(@@;。
慌てて上野へ馳せ参じました。

展示は4つに分かれており、
チベットの成り立ちから文化まで丁寧な説明と共に
関連展示品が並んでいました。
入口で借りた音声ガイド音声はなんと窪田等さん。
さすが名ナレーター、最初の案内から観客をチベットへ飛ばしてくれます。

日本の仏像とは違い密教の仏像は複数の頭や手があり、
そうでないものもドクロの冠などを身につけています。
なのにその異形な美しさに目が釘付けになる。
例えば「カーラチャクラ父母(ぶも)仏立像」。
Karachkratibet2010
ポスターにも使われたこともあり会場でも人だかり、
決して大きいものではないのに細工の見事さにため息しか出ません(^^;。
しかしこれを凌ぐのが

「十一面千手千眼観音菩薩立像」
Sahasrabhujaavalokitesvara2010tibet
この美しさは一体何なんでしょう・・・・・・・・。
すごいことに両脇に広がる手の1つ1つには目があります。
興福寺におわす阿修羅も異形ながらもシンプルな美しさですが
こちらは像そのものが小宇宙のような感じ。
この2つが凄すぎて他の展示物の感想が飛んじゃいました^^;。

全体的にどの仏像も艶かしいというか
妖しい雰囲気を身に纏っていましたねー。
その多彩な表情は見ていて飽きません。
仏像に興味がない人でもとても楽しめる展示会です。

ただ仏像のどれもがあまり大きくないのと
平日でもとても混雑しているので
美術観賞用の単眼鏡があると便利でしょう。
細かい細工とかばっちり観たい方はお忘れなく^^。

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Comments

こんばんわー。私も見てきましたよ!
造型や細工もスゴイですが、それらの背景にある思想の不思議さと
豊かなイマジネーションに触れられたのが、さらにうれしかったです。

そして夢枕獏のファンとしては、カパーラや歓喜仏を実際に見て
思わず鬼骨とか月のチャクラを回せそうな気になりました(ムリだけど)。

>「カーラチャクラ父母(ぶも)仏立像」
これ、背面の向き合ってる顔が憤怒相をしてるのが
すごく興味深かったです。
男女の愛憎を見事に表現してるなぁと思ったもので・・・。
そして、これが真言立川流の原点か!などと思ってしまいました。

Posted by: 青の零号 | Jan 05, 2010 at 10:20 PM

まいどでーす。

>そして夢枕獏のファンとしては
私はなぜか萩尾・阿修羅王と山岸涼子『日出処の天子』が思い浮かびました^^;。

>男女の愛憎を見事に表現してるなぁと思ったもので・・・。
なんかこー人間の感情ってのが如何に複雑で奥深いものかを思い知らされる像ですよね~。

Posted by: shamon(青の零号さんへ) | Jan 06, 2010 at 07:23 PM

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上野の森美術館で開催中の 「聖地チベット展−ポタラ宮と天空の至宝」に行って来ました。 上野千鶴子の著書「発情装置―エロスのシナリオ」(筑摩書房)にチベット仏教の特殊性を表した箇所があります。遍在する男女合体仏(ヤブユム) チベット仏教は、ヤブユムと呼ばれる男女の合一を無上の宗教的な解脱とするタントリズムを教義に持つ点で、世界の宗教の中で特異な位置を占める。おおかたの宗教は、性的欲望を救済の妨げと見なし、禁欲を含む欲望の統制を求めるのに対し、チベット仏教は、それと反対に、大胆に性的... [Read More]

Tracked on Jan 07, 2010 at 10:36 PM

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