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Nov 05, 2009

ポニーテールの少女

かなり昔の、
フィギュアスケートがまだマイナーだった頃のお話・・・・。

学生だった頃、
帰宅してTVのスイッチを入れるとスケート中継をやっていました。
銀盤の上で男性と華奢な女の子が演技の真っ最中で、
女の子の国籍にそぐわないその容姿と名前が強く印象に残りました。

翌日、もう一度同じ時間にチャンネルを合わせると
昨日の彼女が今度は1人で滑っていました。
あれ?と思った瞬間、
「彼女はペアとシングルのダブルエントリーなんですよ。」
とアナウンサーの音声が流れました。

ポニーテール姿も愛らしく
一生懸命で優雅さが垣間見える演技、
ただ単に好きで見ていただけのフィギュアでしたが、
なんとなく、本当になんとなくこう思ったのです。

「この子は絶対に世界に出てくる。トップ選手になる。」

と。

その頃の女子フィギュアは有名選手2人がとても強く、
国際大会初出場の彼女は入賞がやっとでした。
それでも放映の最後では同じ年頃の選手と並んで
カメラの前で楽しそうに笑顔を振りまいていました。

「頑張って欲しいなぁ。」

かわいい笑顔にそう思ったのを覚えています。

そしてこの後、彼女はシングルに転向しました。
めきめきと頭角を現しトップ選手の仲間入り、
どんどん有名になって行きました。
そしてヨーロッパで開かれた4年に1度の大舞台で
最後に彼女の名前が呼ばれたのです。

「Gold Medal Kristi Yamaguchi United States of America」

満面の笑顔で五輪の表彰台に向かうクリスティ、
あの時の彼女が重なりました。
表彰台の隣には銀メダルの伊藤みどり選手、
あのときも二人並んでカメラに手を振っていたっけ。
ライバル同士と言われ何かと比較の対象になった二人ですが、
時の流れと共に今は仲良く殿堂入り、
フィギュアの解説やショーなどで活躍しています。

二人の舞台となった大会は今のグランプリシリーズのNHK杯、
今年の大会は明日から始まります。
オリンピック候補たちの演技ももちろん大切ですが、
あの時のように未来の才能を見つけたい。

どうか見つかりますように。

・当ブログ フィギュアスケート関係エントリ
「銀色のフラッシュ」(2005/2/19)

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