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Jul 01, 2009

「奇想の王国 だまし絵展」

Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中。公式サイトはこちら

「アート」と言うと敷居の高さを感じますが、
「○○絵」てな表現だとなぜか気楽にその敷居をまたぎたくなります。
↓な感じに(笑)。
Boyadmasie
ベレ・ボレル・デル・カソの『非難を逃れて』、
会場でコレを見たときは「おおっ@@;」、
飛び出しそうな少年にびっくりー(笑)。

古今東西のだまし絵が終結したこの展覧会、
「お金を払って騙される」にも関わらずなぜか楽しい。
心のどこかで「やられたっ!」というある種の快感を味わえるからでしょう。
展示は伝統的な「トロンプルイユ(だまし絵)」から始まり、日本のだまし絵、
近代のエッシャーやデルヴォーの後に現代美術が待っています。

展示の前半では静物画が多く
どれも本物と見まごうばかりの紙や木の描写が凄いです。
つい触っちゃいそうになるくらい。
元々リアリティな絵が好きなだけに
こういうのって見てても飽きないんですよね~。

ふむふむと感心しながら見ていくと
丁度展示の中間あたりに高貴なお方がお越しになっていました。

Rudoruf2
はるばる北欧からお越しの『ウェルトゥムヌス(ルドルフⅡ世)』です。
なーんと63種類の野菜と果物と花が描かれているそうな。
会場ではどれが何かの説明までありました。
作者はこの作風で有名なアルチンボルド、
ルーブルにある『四季』シリーズが好きですが、
これを見るのは初めてだったのでうれしい。
威風堂々した王様がなんだか身近に感じられました。

陛下の前を辞した後は昔の日本にタイムスリップ(忙しいなぁ)、
なぜか鈴木其一や酒井抱一の掛け軸("描表装")があり「あららら。」。
そして歌川国芳が描いた「人の顔が人で構成された浮世絵」がずらっと並んで楽しい。
個人的には歌川芳藤の『五拾三次之内猫之怪』が受けました。
日本勢最後を飾るは歌川広重の影絵のだまし絵、
そうか影絵の裏はこうなるのか、なるほどね(笑)。

日本の次は地球の裏側の巨匠、ことマグリット、ダリ、エッシャーたち。
どれも見慣れた絵ばかりでしたが、この3人はやっぱり外せませんね。
エッシャーはやっぱり人気で人だかりが出来ていました。

最後は現代美術の気鋭たちです。
金昌烈による『水滴』がリアリティは凄い。
でもこのゾーンで一番凄かったのはパトリック・ヒューズの『水の都』。
右へ左へ上へ下へ移動して観るたびに「えっ?えっ?えっ?」の連続、
このためだけに展示会に行っても損は無いです。
ヒューズの公式サイトでも見られますがやはりこれは実物を見るに限ります。
当然会場では大人気、みーんな仲良く右に行ったり左に行ったりしていました(笑)。

開催は8/16まで、ご興味のある方は楽しく”騙され”に行って下さい。

当ブログ関連エントリ
「スーパーエッシャー展」(2006/12/11)

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Comments

shamonさん、こんにちは^^
暑中お見舞い申し上げます。

ワイン生活、復帰しているようで何よりです(笑)?!

僕もこれ、行って来ました~♪
>金昌烈による『水滴』がリアリティは凄い
ホント、これには目から鱗でした! リアルというか水滴そのものでしたね(笑)?
すぐそばまで近づいて確認しても、水滴でした(汗)

>パトリック・ヒューズの『水の都』
これも凄かったですね^^
最初左を見ていて歩きながら視線を右に移したとき、
ん、軽い立ち眩みかなぁ思ったりして(笑)
仕組みを最初に見ないで行く方が驚きが大きいですよね^^
あの仕組みパクって自分でも作ってみたいぐらいです。
お土産コーナーで売っていましたが、高いので無理無理(笑)
仕方なく「ウェルトゥムヌス(ルドルフⅡ世)」のペーパーウェイトを買って来ました!

Posted by: cyaz | Jul 29, 2009 at 08:45 AM

おひさです~。コメントありがとうございます。

楽しい展覧会ですよね~。

>そのものでしたね(笑)?
そうそうそうっ!
ほんとこれぞ騙し絵(笑)。

>軽い立ち眩みかなぁ思ったりして(笑)
一瞬「えっ?」で
「もう一度、もう一度」で
気が付くと右へ行ったり左へ行ったり。
その次は立ったり座ったり、
そして最初の位置に戻ってエンドレス鑑賞(爆)。

>高いので無理無理(笑)
折りたたみの絵葉書くらい売って欲しかったですよねー。残念っ(笑)

Posted by: shamon(cyazさんへ) | Aug 01, 2009 at 08:39 AM

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