Jul 31, 2009
今月初旬、人間ドックなるものを受診しました。
昨年肝炎を患って完治したものの
さぼってた婦人科検診も含め一度ちゃんと見てもらったほうがいいと思って。
で、先日その結果が郵送されてきました。
心配してた肝機能はオールA、
婦人科も特に問題はなし、ほっ。
痛~~~~~~いマンモグラフィーに耐えた甲斐がありました。
しかし思わぬ箇所の某数値が『即刻再検査』レベルorz。
#活動休止を宣言した某アーティストさんと同じ場所です・・・。
もしかしてここ一ヶ月ばかりたまーにふらふらするのってこのせい?
一難(肝炎)去ってまた一難、やれやれ(;;;´Д`)。
すぐに電話して再検査の日を予約しました。
一時的なものかもしれないけど、
検査するに越したことないですからね。
しかーし、、、、、
検査の前日に一本の電話が来ました。
予約確認と思いきや、
「当病院のある職員が新▲▲▲▲▲▲▲ザに感染と判明しまして、、、、
誠に申し訳ございませんが当分は病院を閉鎖することとなりました。
なので明日の予約はキャンセルさせていただきたく、、、
診療を再開いたしましたらご連絡いたします。よろしくお願いします。」
(;゚∇゚)/。
夏とはいえ見えない悪魔があちこちに巣くっているようでございます。
皆様もお気を付けください・・・・・。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 28, 2009

ワインを知り始めた頃、山本博さんの「ワインの女王」(改定前の版)を読みました。
格付けシャトーの歴史などを勉強するにうってつけで
何度も何度も読み返したものです。
しかしプリムールという独自の制度についてはあまり書かれておらず
後に知ったそれは現金を確保するための手段、という程度の認識でした。
この本は山本氏の著作と違い、ワインを巡るビジネスが中心です。
前半はプリムールのシステム、それを利用したワインファンド、
2005年以降続いた一級シャトープリムールの高騰とその原因、
リーマンから端を発したバブル崩壊後の様子が克明に描かれており、
一級シャトーがゴールドや原油と共に金融商品の一つである現実を
突きつけられます。
日本に替わり中国や香港がワイン消費の主役として市場価格を牽引する恐ろしさ、
そして一級シャトーを虎視眈々と狙うブランド王たちの買収工作等なども
綿密に綴ってあります。
後半は各シャトーが品質向上にかける凄まじい情熱と
終ることのない品質向上へのチャレンジ、
そしてワイン業界の今を左右する人物たちと
「飲まずに死ねない10本のワイン」(でもどれも私には買えない)
が紹介されていました。
巻末には専門用語の説明もあるので初心者さんにも親切な本です。
ま、どんな業界も裏を返せば、、、ではありますが、
裏でうごめく巨大なマネーには驚きを隠せません。
本来は飲んで楽しむものが投機の対象となる、
ボルドー好きとしては心中複雑になるお話がてんこもり(^^;。
とはいえワインに罪は無いわけで。
ちなみに著者はパーカー&ロラン贔屓ですね。
擁護するコメントがちらほらと見受けられます。
こればかりは個人の価値観?なのでなんともいえません(苦笑)。
ともあれプリムールに手を出したい人は読んでおいて損はないでしょう。
ボルドーの”今”を知る最適な一冊です。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 25, 2009
帰ってきたよヽ(´▽`)/。

漢の中の漢、「落ちこぼれの仙人」こと九十九乱蔵が帰ってきました(^^ヾ。
21年ぶりの新作 「黄石公の犬」リリースにあわせて、
今までのお話も新装版にて再リリースされ始めました。
これは初期の中短編を集めた本で、
寺田克也さんのイラストが表紙を飾っています。
手にとるとわかりますが乱蔵みたいに分厚い本です^^;。
夢枕作品はコミック&映画化された『陰陽師』が一般には有名ですが、
出世作はこの闇狩り師シリーズです。
身長2m体重145kgの巨体を揺るがす主人公・九十九乱蔵が
相棒の黒い猫又シャモン(笑)と共にトヨタのランクルを駆って
依頼人のために悪霊落しに奔走する。
次から次へと出てくる悪霊は気持ち悪いことこの上なく
エログロ描写が女性にはいささか「うっ(^^;)」な点はあるけれど
一気に読ませてくれるのは乱蔵というキャラクターの魅力でしょう。
悪党には容赦なく、悪霊には情け深く、
女性にはいついかなる時も紳士に徹し悪霊落しの腕は折り紙つき、
時折見せる笑顔がたまらなく魅力的な漢(男じゃなくて漢、ね)であります。
デカマッチョ(笑)が苦手な私でも
「こんな兄貴分がいたら~(遠い目)」と思ってしまう。
今だトヨタのランクルを見るとドライバーがどんな人か気になるのも、
黒猫を見ると尻尾が二つに裂けそうな気がするのも、
このシリーズの影響です、はい。
一度でいい、あの太い腕にぶらさがってみたい(笑)。
で、久々に読んだ感想ですが「なるほどねぇ~」。
後に発表された『陰陽師』といろんな意味でかぶります。
作者によると「平安時代の乱蔵が阿部清明でシャモンが博雅」らしいので
これは当たり前か(笑)。
20数年ぶりに読んでも面白さは相変わらず、乱蔵はやっぱりカッコイイ^^。
来月再来月とも旧作の新装版リリースが続きます。
本屋に走るのだ(・・)。
| Permalink
|
| TrackBack (1)
Jul 22, 2009
東京は朝から雨→曇り
、
なのでとっととTVでの鑑賞に切り替えました。
各テレビ局も生中継に大忙し。
民放はお天気の悪い奄美、、悪石島、屋久島で人の反応を主に取材で
ほとんどバラエティーのノリ、「こんなもんか(・・)。」
最初から期待してなかったけど。
しかしNHKは硫黄島(with国立天文台チーム)と
その近くに停泊した日食観測船(たぶん民間のツアー)に
ハイビジョンカメラを持ち込み現象そのものをストレートに報じてくれました。
皆既寸前のダイヤモンドリング、
黒い太陽を彩るコロナとプロミネンスの幻想的な美しさに言葉も出ない。
船からの中継ではカメラを回して360度の幻想的な風景を
リビングに送り込んでくれました。、
やはりこの手のドキュメンタリーはNHKに限ります。
そして再びのダイヤモンドリングが世紀の天文ショーを締めくくりました。
来年はイースター島。
日本には26年後に見られます。
頑張って長生きしなきゃ(笑)。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 21, 2009
Jul 18, 2009
皆様こんばんは、
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございますm(__)m。
梅雨明けからこっち毎日暑いですね~。
正直コンロの前に立つのもうんざり。
でも温かい料理を食べないと身体によくないし~で↓を
久々に作ってみました。
てんこ盛りにしてしまった(^^;。
saita-netに載っている「ベーコンポトフ」(レシピは脇雅世さん)です。
長時間煮込むイメージのポトフですが、
これは材料を小さく切る為30分ほどで仕上がります。
シンプルだけどおいしい^^。
お気に入りのレシピですが今までは冬に作ることが多かったです。
やっぱりポトフって寒い季節のイメージですから。
でもこれはあっさり味で手間もかからず
温野菜がたっぷり採れるため身体にもいい。
何よりこの暑い中すぐ出来上がるという手軽さが最高(笑)。
暑い夏、暖かいものも冷たいものも上手に採って乗り切りたいですね。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 15, 2009
「今年の梅雨はあんまり降らないのね。」
と思ってたらいきなり梅雨明け、
まさに青天の霹靂となりました。
なんて短い梅雨だったの
。
そのうちゲリラ豪雨
が来るだろうという読みは見事にハズレ
せっかく買った長靴も1度しか履いてない(^^;。
昨日からカンカン照りの太陽、麦茶がぶ飲み。
でもって早速暑さバてorz。
この週末には日帰りワイナリーツアーが待っているのに~。
くたばっている場合じゃないわ。
このまま暑さに降伏すれば冷たいものばかり採るはめになってしまう。
そうすると昨年の二の舞のひどい夏風邪、下手すりゃ肝炎まっしぐら。
問題だわ(-_-;)。
てなわけで
・一日三食、バランスよくしっかり食べる。冷たい料理は1日1回まで。
・朝起きた時及び食後は必ず熱いお茶を飲む
でまずこの状況に対処しようかなと。
#簡単なようでこれらって意外に難しいです・・・。
相方が現在メタレンジャーなのでがっつり食べるのは難しいけど
夏が終るまでカロリーには目をつぶってもらいましょう。
この酷暑の中いい加減な食生活で体壊しちゃ意味ないですからね^^;。
立ち向かうのだ、暑さに。頑張るのだ>自分。
皆様も食事と睡眠にはお気を付けくださいませ。
頑張って夏を乗り切りましょう。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 12, 2009
久しぶりに日本酒を飲もうと相方が買ってきたものです。
純米酒じゃないけど(^^;。
まろやかな辛口、最初は物足りないと思ったけど
のんびり飲むにはこんな飲み口のほうがいいのかも。
夏はビールやチューハイに走りがちですが、
日本酒も美味しい季節、
体調も良くなりかなり飲めるようになってきたので
美味しいのをいろいろ探してみようかな。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 09, 2009
もう10年以上前の話ですが、、、。
戦国時代(特に織田信長)にはまっていた相方に付き合って
当時住んでいた関西から名古屋までドライブしたことがあります。
ゆかりの場所を一通り回り最後に犬山城へ。
天守閣からの眺望を楽しんで帰途に着きました。
その道すがら、
「腹減った。蕎麦でも食おうよ。」
「そうねー。暑いしざる蕎麦なんていいよねー。」
と、大きな国道沿いにある蕎麦屋に入りました。
よくある民芸風の造りのその店は外で水車が回っていて、
店内には蕎麦を打つスペースがありなかなかいい雰囲気。
ざる蕎麦と味噌煮込みうどんを頼みました。
しばらくたって出てきた蕎麦にびっくり。
まるで宝石のように(笑)透き通った蕎麦の色、「これ????」。
不安でしたがとにかくつゆにつけて口に入れました。
途端にぱっと口の中に広がる爽やかなそばの香り、
程よい茹で加減につるつるっと喉越しも最高、
即効で胃袋に治まりました。
すぐにもう1枚追加してこっちもきれいに平らげました。
もちろん味噌煮込みうどんもおいしく頂きました。
店内を見渡すと
「生蕎麦お持ち帰りできます。
但しご自宅まで4時間以上の方はご遠慮ください。」の貼り紙。
「どうせ帰るまでにお腹もすくだろうし家で又食べよう。
時間は高速を使えばギリギリOKかも。」、
と女将を呼んで交渉しました。
でも
「関西の方ですか(二人ともバリバリ関西弁です^^;)?
この季節だと味が落ちてしまいます。ご勘弁を。
乾蕎麦でいかがでしょうか。」
の返答、食い下がりましたが「味が落ちるので勘弁してください。」とやっぱり駄目。
女将の言い分もわかるので乾蕎麦を買って帰り家で茹でました。
でもやっぱり違う。
乾蕎麦としては十分美味しかったけど生蕎麦とは段違い。
透明じゃないし喉越しもぜんぜん違う。
もう一度食べに行こうと思ったけど店の名刺をなくしてしまいわからない。
これ以後旅先で都内でいろんな蕎麦屋に入りましたが、
今だこの店の蕎麦を越えるものには出会えていません。
名古屋在住のお友達に訊いても
「ん~~~、、、、、国道沿いって蕎麦屋が多いのよね。○○○屋かなぁ。」
○○○屋、ネットで探しましたが見つかりません(TT)。
相方に聞いても「そんな名前じゃ無かったよ。」
もう一度食べたいよぉ(T0T)。
名古屋郊外の大きな交差点の角にあったこのお蕎麦屋さん、
今も残っているのなら食べに行きたい。
名古屋近辺にお住まいの方、もしご存知であれば教えてください。
お願いしますm(__)m。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 07, 2009
気が付けば今日は7月7日、珍しく晴れましたね~。
暑いけどなんだか風も爽やか、まだ梅雨明けじゃないのに。
グーグルのロゴも今日は
と天の川仕様、ロマンチックです^^。
幼稚園生の頃、この日はほとんど雨で星が見られなかった。
「梅雨だからしかたない。」と親に言い聞かされ
しょんぼりと長靴を履いて笹を持って帰りました。
街路樹の葉からこぼれる雨粒が牽牛と織姫の涙に思えた帰り道。
wikiによると、今の新暦7月7日は梅雨なので星が見られないため、
国立天文台は旧暦7月7日を「伝統的七夕」と呼んでいるそうです。
そのリストを見ると今年は8月26日、とな。
確かにこの時期なら晴れている確率は高いけど
この時期と刷り込まれた七夕のイメージとはちょっと違うなぁ。
雨が降る時期だからこそこの日晴れるのがありがたい気がする。
東京では天の川は見られないけれど
少しでも星空が見られるといいな。
伝説の二人の一年に一度の逢瀬の日、どうか叶えられますように。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Jul 04, 2009
Jul 01, 2009
Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中。公式サイトはこちら。
「アート」と言うと敷居の高さを感じますが、
「○○絵」てな表現だとなぜか気楽にその敷居をまたぎたくなります。
↓な感じに(笑)。
ベレ・ボレル・デル・カソの『非難を逃れて』、
会場でコレを見たときは「おおっ@@;」、
飛び出しそうな少年にびっくりー(笑)。
古今東西のだまし絵が終結したこの展覧会、
「お金を払って騙される」にも関わらずなぜか楽しい。
心のどこかで「やられたっ!」というある種の快感を味わえるからでしょう。
展示は伝統的な「トロンプルイユ(だまし絵)」から始まり、日本のだまし絵、
近代のエッシャーやデルヴォーの後に現代美術が待っています。
展示の前半では静物画が多く
どれも本物と見まごうばかりの紙や木の描写が凄いです。
つい触っちゃいそうになるくらい。
元々リアリティな絵が好きなだけに
こういうのって見てても飽きないんですよね~。
ふむふむと感心しながら見ていくと
丁度展示の中間あたりに高貴なお方がお越しになっていました。
はるばる北欧からお越しの『ウェルトゥムヌス(ルドルフⅡ世)』です。
なーんと63種類の野菜と果物と花が描かれているそうな。
会場ではどれが何かの説明までありました。
作者はこの作風で有名なアルチンボルド、
ルーブルにある『四季』シリーズが好きですが、
これを見るのは初めてだったのでうれしい。
威風堂々した王様がなんだか身近に感じられました。
陛下の前を辞した後は昔の日本にタイムスリップ(忙しいなぁ)、
なぜか鈴木其一や酒井抱一の掛け軸("描表装")があり「あららら。」。
そして歌川国芳が描いた「人の顔が人で構成された浮世絵」がずらっと並んで楽しい。
個人的には歌川芳藤の『五拾三次之内猫之怪』が受けました。
日本勢最後を飾るは歌川広重の影絵のだまし絵、
そうか影絵の裏はこうなるのか、なるほどね(笑)。
日本の次は地球の裏側の巨匠、ことマグリット、ダリ、エッシャーたち。
どれも見慣れた絵ばかりでしたが、この3人はやっぱり外せませんね。
エッシャーはやっぱり人気で人だかりが出来ていました。
最後は現代美術の気鋭たちです。
金昌烈による『水滴』がリアリティは凄い。
でもこのゾーンで一番凄かったのはパトリック・ヒューズの『水の都』。
右へ左へ上へ下へ移動して観るたびに「えっ?えっ?えっ?」の連続、
このためだけに展示会に行っても損は無いです。
ヒューズの公式サイトでも見られますがやはりこれは実物を見るに限ります。
当然会場では大人気、みーんな仲良く右に行ったり左に行ったりしていました(笑)。
開催は8/16まで、ご興味のある方は楽しく”騙され”に行って下さい。
当ブログ関連エントリ
「スーパーエッシャー展」(2006/12/11)
| Permalink
|
| TrackBack (0)
Recent Comments