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July 2009

Jul 31, 2009

一本の電話

今月初旬、人間ドックなるものを受診しました。
昨年肝炎を患って完治したものの
さぼってた婦人科検診も含め一度ちゃんと見てもらったほうがいいと思って。
で、先日その結果が郵送されてきました。

心配してた肝機能はオールA、
婦人科も特に問題はなし、ほっ。
痛~~~~~~いマンモグラフィーに耐えた甲斐がありました。
しかし思わぬ箇所の某数値が『即刻再検査』レベルorz。
#活動休止を宣言した某アーティストさんと同じ場所です・・・。
もしかしてここ一ヶ月ばかりたまーにふらふらするのってこのせい?
一難(肝炎)去ってまた一難、やれやれ(;;;´Д`)。

すぐに電話して再検査の日を予約しました。
一時的なものかもしれないけど、
検査するに越したことないですからね。

しかーし、、、、、
検査の前日に一本の電話が来ました。
予約確認と思いきや、

「当病院のある職員が新▲▲▲▲▲▲▲ザに感染と判明しまして、、、、
誠に申し訳ございませんが当分は病院を閉鎖することとなりました。
なので明日の予約はキャンセルさせていただきたく、、、
診療を再開いたしましたらご連絡いたします。よろしくお願いします。」

(;゚∇゚)/。

夏とはいえ見えない悪魔があちこちに巣くっているようでございます。
皆様もお気を付けください・・・・・。

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Jul 28, 2009

『ボルドー・バブル崩壊 高騰する「液体資産」の行方』山本昭彦

Bordoeauxbabblecrash_2

ワインを知り始めた頃、山本博さんの「ワインの女王」(改定前の版)を読みました。
格付けシャトーの歴史などを勉強するにうってつけで
何度も何度も読み返したものです。
しかしプリムールという独自の制度についてはあまり書かれておらず
後に知ったそれは現金を確保するための手段、という程度の認識でした。

この本は山本氏の著作と違い、ワインを巡るビジネスが中心です。
前半はプリムールのシステム、それを利用したワインファンド、
2005年以降続いた一級シャトープリムールの高騰とその原因、
リーマンから端を発したバブル崩壊後の様子が克明に描かれており、
一級シャトーがゴールドや原油と共に金融商品の一つである現実を
突きつけられます。
日本に替わり中国や香港がワイン消費の主役として市場価格を牽引する恐ろしさ、
そして一級シャトーを虎視眈々と狙うブランド王たちの買収工作等なども
綿密に綴ってあります。

後半は各シャトーが品質向上にかける凄まじい情熱と
終ることのない品質向上へのチャレンジ、
そしてワイン業界の今を左右する人物たちと
「飲まずに死ねない10本のワイン」(でもどれも私には買えない)
が紹介されていました。
巻末には専門用語の説明もあるので初心者さんにも親切な本です。

ま、どんな業界も裏を返せば、、、ではありますが、
裏でうごめく巨大なマネーには驚きを隠せません。
本来は飲んで楽しむものが投機の対象となる、
ボルドー好きとしては心中複雑になるお話がてんこもり(^^;。
とはいえワインに罪は無いわけで。

ちなみに著者はパーカー&ロラン贔屓ですね。
擁護するコメントがちらほらと見受けられます。
こればかりは個人の価値観?なのでなんともいえません(苦笑)。

ともあれプリムールに手を出したい人は読んでおいて損はないでしょう。
ボルドーの”今”を知る最適な一冊です。

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Jul 25, 2009

新装版『「闇狩り師』夢枕獏

帰ってきたよヽ(´▽`)/。
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漢の中の漢、「落ちこぼれの仙人」こと九十九乱蔵が帰ってきました(^^ヾ。
21年ぶりの新作 「黄石公の犬」リリースにあわせて、
今までのお話も新装版にて再リリースされ始めました。
これは初期の中短編を集めた本で、
寺田克也さんのイラストが表紙を飾っています。
手にとるとわかりますが乱蔵みたいに分厚い本です^^;。

夢枕作品はコミック&映画化された『陰陽師』が一般には有名ですが、
出世作はこの闇狩り師シリーズです。
身長2m体重145kgの巨体を揺るがす主人公・九十九乱蔵が
相棒の黒い猫又シャモン(笑)と共にトヨタのランクルを駆って
依頼人のために悪霊落しに奔走する。

次から次へと出てくる悪霊は気持ち悪いことこの上なく
エログロ描写が女性にはいささか「うっ(^^;)」な点はあるけれど
一気に読ませてくれるのは乱蔵というキャラクターの魅力でしょう。
悪党には容赦なく、悪霊には情け深く、
女性にはいついかなる時も紳士に徹し悪霊落しの腕は折り紙つき、
時折見せる笑顔がたまらなく魅力的な漢(男じゃなくて漢、ね)であります。
デカマッチョ(笑)が苦手な私でも
「こんな兄貴分がいたら~(遠い目)」と思ってしまう。
今だトヨタのランクルを見るとドライバーがどんな人か気になるのも、
黒猫を見ると尻尾が二つに裂けそうな気がするのも、
このシリーズの影響です、はい。
一度でいい、あの太い腕にぶらさがってみたい(笑)。

で、久々に読んだ感想ですが「なるほどねぇ~」。
後に発表された『陰陽師』といろんな意味でかぶります。
作者によると「平安時代の乱蔵が阿部清明でシャモンが博雅」らしいので
これは当たり前か(笑)。
20数年ぶりに読んでも面白さは相変わらず、乱蔵はやっぱりカッコイイ^^。

来月再来月とも旧作の新装版リリースが続きます。
本屋に走るのだ(・・)。

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Jul 22, 2009

「楽しいワインセミナー2009」(リカーショップながさわ主催) 後編

前篇はこちら。この後編もかなりの長文になりますがご容赦ください。

山梨ワインを後にして
2番目の訪問先は「アルガ ブランカ ヴィニャル イセハラ」で名高い勝沼醸造でした。

Katsunumawinery090719Katsunumajyozo_hei_090719
Katsunumawineryobje090719_9Katsunumawineryriedelroom090719Katsunumawinerytastingtable090719
相方が「ネオ・クラシック」と呼ぶ日本家屋は
外も中も古さと新しさが絶妙にミックスされた瀟洒な建物です。
塀の板に刻まれたイニシャルと葡萄の型抜きがかわいく
清潔感溢れる白い壁とすだれが涼感たっぷり。
ロビーには素敵なオブジェ(↑下段左写真)、「イセハラ」の香りが漂ってきそう。

私たちは早速2Fのリーデルサロン(↑下段中央)へと案内されました。
ここで有賀オーナーから直々にお話を伺いました。
鎧兜が似合いそうな有賀オーナー、武田勝家最後の重臣のご家系とのこと。
風格がおありなのはそのせいなのね(笑)。
最初から最後まで大きな声でパワフルにジェスチャー交えての講義、
その熱さたるや以前お会いしたこちらの所長さんにひけは取りません(^^;。
ワインブームがあってもまだまだ低いシェアや
高温多湿な日本でのワイン作りの苦労などなどいろいろ話してくださいました。

お話の後は部屋を変えてお楽しみのテイスティング~。
Katsunumawinerytastingroom090719
ランチョンマットはすべて参加者の名前入り、お心遣いに感謝です。
そしてオーナーのお話と共にテイスティングしたワインは以下。
Crarezabosque_bottle090719_3
・アルガブランカ クラレーザ2008(左)
 シュールリー製法の辛口甲州、づけマグロ丼が欲しくなる(爆)。
 甘エビにも合うとな。
・ アルガーノ ボシケ2006
 水のような日本酒的甲州。かすかな甘み、柔らかいけどしゃっきり感あり。

Arugapippa2004090719_2Arugapippa2004090719_4
・アルガブランカ ピッパ2005(左)、2004(右)
 「目指せっ!ブルゴーニュ!」がコンセプトの甲州ワイン。
 05は酸すっきりに樽香が心地良く、04はまろやかで熟成が進んでいました。
 好みとしては05かな。これからの季節にぴったりな味です。

ピッパの後有賀オーナーより「よーくグラスをすすいでください。」の指示、
「もしかして????」と高鳴る期待に出てきたのは
Arugaisehara2008_090719_3
超人気国産ワイン「アルガ ブランカ ヴィニャル イセハラ2008」(^0^)。
パンと広がるハーブと柑橘系の香り、ミネラル、塩。
トロピカルフルーツの香りからライチへと移り変わります。
味も上品でハーブの香りが口に広がり余韻も長い。
ちなみに「イセハラ」畑の周囲は桃畑、とな。甘い香りはその影響かも。

試飲の最後を飾るのは
Arugaalcacer2005_090719_5
・アルガ アルカサール2005
(2009/7/23 長澤様より「ヴィンテージは2005」とご指摘を頂いたので修正しました
カベルネ・ソーヴィヨン、カベルネフラン、メルロのボルドータイプ。
さらっとしたミディアムの赤でシルキーな味わい、
カベルネフランが多いのかな?

と試飲は6種類でした。
試飲の最中も有賀オーナーの熱弁は続き
「生産物は"驚き"と"感動"の競争」
「自然の恩恵に気づいて生かすのが技術」
とおっしゃっていました。
小さな街から世界に打って出た勝沼醸造、これからも期待です^^。
こちらでも最後に写真を撮ってお開きとあいなりました。

そして再び車に乗り込んで最後の目的地へ。
Marufujiwinery090719
3番目の訪問先は
ルバイヤートワインことヨーロッパ風の建物が素敵な丸藤葡萄酒工業でした。
明治23年創業の歴史あるワイナリーです。
こちらもオーナーの大村さん(この方に似てるロマンスグレーのおじさま^^)が
出迎えてくださり、早速畑へ。
むせ返る緑の匂いが私たちを迎えてくれました。
R_furuyasikichardonnay090719Rubaiyatsv090719
旧屋敷(ふるやしき)畑、左はシャルドネ、右は試験栽培のソーヴィニヨンブラン。
シャルドネは間引いた青い房を別に仕込み(「青シャル」と仰ってました)
実際に収穫したぶどうにあわせて酸を補うとのこと、初めて聴いた(@@)。

R_takinomae_merlot_090719R_takinomae_petitverdot_090719
滝の前畑、左がメルロ、右がプチ・ヴェルド。
プチ・ヴェルドはヨーロッパでは補助品種ですが
こちらでは単独で仕込み可能性を探っておられます
ちなみにこの畑は水はけのため下にパイプが通っています。
Rubaiyatkosyu090719
甲州。
天候のせいか粒がまばら、
昨年に引き続き収穫量が落ちる可能性が高い、とな。うーん(^^;。

畑で珍しかったのはプチ・ヴェルドの棚仕立て。
R_tana_petitverdot_090719
わんさかなっている房、このうちどれくらいがワインになるのでしょう。
どの畑でも試行錯誤の日々、
すべての畑の葡萄がいつか素敵なワインになることを祈ってしまいました。

そして道すがら見せてくださったのは
R_tsugiki_090719
接木したばかりの小さな苗、大きくなあれ♪

でもって珍しい光景を2つ。
Budoukabocha_090719Budounobonsai_090719_2
左:宙に浮いているのは葡萄だけじゃありません(笑)。
右:葡萄棚の上の葡萄の盆栽、こうやって作るんです。

畑巡りの後は醸造所と貯蔵庫に案内していただきました。
貯蔵庫は瓶がずらっと並ぶ様子もさることながら、
毎年コンサート(通称:蔵コン)が開かれるというのにびっくり。
そして元々ワイン用のコンクリートタンクだった場所の壁にはきらめく酒石、
まるで飛行石(宮崎駿監督『天空の城ラピュタ』)のようできれいでした。

そしていよいよテイスティングです。
R_tastingroom_090719_3R_wineblancrouge_090719_2R_rose2003_090719

パンとフロマージュを前に白から始まりました。

・ 2008ルバイヤート甲州シュールリー
 素直な甲州の味。飲みやすい辛口。

・2008ルバイヤート甲州樽貯蔵
 ↑を六ヶ月樽貯蔵したもの。ちょっとまだ樽の香りがきついかな~。

・2006ルバイヤートシャルドネ 
 香り重めのシャルドネ。もうちょっと寝かせたい。

・2004ルバイヤートルージュ樽貯蔵
メルロ100%。ミディアムとのことですがライトに近く飲みやすい。

・2002ルバイヤートメルロー
 タンニンしっかり目のメルロー。丁度今飲み頃かも。

・2005ドメーヌルバイヤート 
 酸強めの赤。

・2003ルバイヤートロゼ 
やや甘口のロゼ、お酒に弱い人にも飲みやすい。

好みとしては最初の甲州シュールリーですねー。
というか全体を通してそうだったんですが白がおいしい。
やはり暑い季節だからでしょうか。
秋に参加すると又別の感想がでるかもしれません。

テイスティング後は大村さんと記念写真を撮ってお開き。
最後のティータイムの場所へ向かいました。
すると途中、空にはなんと二重の虹が!
#わかり辛いですが三角交通標記の上から右斜めに薄く延びてます。
Doublerainbow_090719
滅多に見られない光景にびっくり(笑)。
頑張る勝沼の明日に掛かる虹の橋でありますように。

最後のティータイムでは飲み物とデザート(一部のメンバー)を頂きながら
感想を述べ合いワインツアーの全行程が終了。
相方と共に塩山駅まで送っていただき帰路に着きました。

今回案内人の長澤ご夫妻を含めて11人というアットホームなツアーでしたが、
大きなトラブルもなく楽しい1日を過ごせました。
これもご一緒させていただいた参加者の皆様と長澤ご夫妻のおかげです。
楽しい時間をありがとうございました。
そして立ち寄った山梨ワイン、勝沼醸造、丸藤葡萄者工業の皆様、
ぶしつけな質問にも丁寧に答えていただきありがとうございました。
ますますグローバル化が進む現代、
ワイン造りは苦難を極めると思いますが
ワイナリーと勝沼の発展を心から祈っております。

最後に、今PCの前でこの記事を読んでくださっている貴方へ。
長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m。

☆当ブログワイナリー訪問 関連記事

・メルシャン
「シャトー・メルシャン・ハーベスト・フェスティバル 2008」

・サントリー
2008年
「技師長が語る特別ワイナリーツアー08夏篇」プレビューイベント(ブロガー限定) 前編
技師長が語る特別ワイナリーツアー08夏篇」プレビューイベント(ブロガー限定) 後編
2007年
登美の丘ワイナリー「技師長が語るワイナリツアー」プレビューイベント(前編)
登美の丘ワイナリー「技師長が語るワイナリツアー」プレビューイベント(後編)

・伊豆T.Sワイナリー
2008秋・伊豆旅行記 その3「霧の向こうへ~帰宅」
 
・ブルゴーニュ ドメーヌ・シュヴロ
2007年
おふらんすな日々 その12「Maranges~Domaine Chevrot」(再訪)
2005年
ひねもすフランス紀行(その7)-ドメーヌ・シュブロとヴァンダンジュ-(収穫)

・まるき葡萄酒(2005年)
MARQUIS Winery in 勝沼 

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TOTAL ECLIPSE

東京は朝から雨→曇りshock
なのでとっととTVでの鑑賞に切り替えました。

各テレビ局も生中継に大忙し。
民放はお天気の悪い奄美、、悪石島、屋久島で人の反応を主に取材で
ほとんどバラエティーのノリ、「こんなもんか(・・)。」
最初から期待してなかったけど。
しかしNHKは硫黄島(with国立天文台チーム)と
その近くに停泊した日食観測船(たぶん民間のツアー)に
ハイビジョンカメラを持ち込み現象そのものをストレートに報じてくれました。

皆既寸前のダイヤモンドリング、
黒い太陽を彩るコロナとプロミネンスの幻想的な美しさに言葉も出ない。
船からの中継ではカメラを回して360度の幻想的な風景を
リビングに送り込んでくれました。、
やはりこの手のドキュメンタリーはNHKに限ります。
そして再びのダイヤモンドリングが世紀の天文ショーを締めくくりました。

来年はイースター島。
日本には26年後に見られます。
頑張って長生きしなきゃ(笑)。

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Jul 21, 2009

「楽しいワインセミナー2009」(リカーショップながさわ主催) 前編

「美貌の果実」が待つ、夏の甲州路へ。

後編はこちら(2009/7/22追加)

Yamanashiwinechardnay090719_2Yamanasiwinetaru090717Yamanashiwinecs090719_2
Arugapippa2004090719_2Katsunumajyozo_hei_090719Crarezabosque090719_2
Rubaiyatsv090719_2Marufujiwinery090719Rubaiyatkosyu090719_2

連休の中日、「リカーショップながさわ」主催(以下「ながさわ」)の
ワインセミナーに参加しました。
参加費は勝沼ぶどう郷駅集合 塩山駅解散 ランチ込みで1人7000円。
「ながさわ」は山梨のワイン・地酒の専門店さんで、
相方が一度お世話になったことからこのツアーのご案内を頂きました。
新宿発のホリデー快速に乗っていざ出発~。

11時前に勝沼ぶどう郷駅に到着
「ながさわ」の経営者長澤さんご夫妻に出迎えていただきました。
他の参加者さんと共に車に分乗、すぐ近くのセパージュにてまずはランチタイムです。
Zensai_cepage_090719Fish_cepage_090719_2
Meat_cepage_090719Desert_cepage_090719
こじんまりしたお店の窓からは勝沼一帯が見渡せます。
夜だと夜景が拝めるそうで、、、カップルの方は要チェックですよー。
お食事は前菜、魚or肉(私は魚、相方は肉)、デザート、
パン、コーヒーor紅茶orエスプレッソのコースでした。
お肉がほろほろとやわらかいのに驚き、お魚も新鮮で美味しい。
これらを頂きながらそれぞれ自己紹介&長澤さんのお話を伺いました。
特に「ながさわ」店頭で繰り広げられる超人気国産ワインの争奪戦は
「そんなん、あり(・・:)?」の連続で笑えない^^;ことだらけ。
ちなみに「ながさわ」店頭にはこのワインの予約リストが

巻紙で置かれているとか(爆)。
ご夫妻の苦労がしのばれます・・・^^;。

さて楽しいランチ後は最初のワイナリーへと向かいました。
風情ある日本家屋が印象的な山梨ワインです。
Yamanashiwineentrance_090719Yamanasiwinetaru090717_2
↑はエントランス、↓は風情溢れる母屋。
母屋はワイン資料室&試飲室になっていてコルク抜きのコレクションが楽しい。 

Yamanashiwine_kaoku_090719Yamanashiwine_kaoku2_090719
重要文化財にでもなりそうな母屋ですが、隣のセラーの壁には
Yamanasiwinegaku090719こんな素敵な額、おしゃれです^^。

案内をしてくださったのはオーナーの息子さんで四代目の野沢さん、
雑誌にも取り上げられた熱意溢れる若い造り手さんです。
早速近くの自社畑に案内していただきました。

Yamanashiwinechardnay090719_3Yamanashiwinecs090719_3
ビオの七俵地畑、シャルドネ(左)とカベルネソーヴィニヨン(右)です。
ここで育てられた葡萄が限定醸造ワインとしてリリースされています。
研究熱心な野沢さんは南の品種の試験栽培も手がけていて
いろんな可能性を追求中とか。
肥沃な土地での栽培は苦労の連続だそうですが、
10年後20年後の成功を目指して頑張ってほしいです。

畑の次はセラーを案内していただきました。
セラーの中はひんやりしていて人間にもワインにも快適。
ずらっと並んだ樽は2種類(ボルドー型とブルゴーニュ型)、
共に焼きはミディアムで赤はボルドー型、
白はブルゴーニュ型で熟成させています。
熟成中のワインのほかに
オーナーワインシステムで預かっているワインが
棚毎に並べられていました。

そして最後はテイスティングルームへ。
セルフスタイルで以下のワインを頂きました。

・甲州'07
日本酒のようなフレーバー、すっきりした辛口。

・ソルオリエンス甲州'08
天然酵母で無濾過。甲州葡萄の味がストレートに出ています。

・シャルドネ七俵地畑'06
さらっとしつつも果実実がしっかりしたバランスのよい辛口。

・ウトアニマカベルネ七俵地畑'07
甘い果実味、ほどよいタンニンの赤。

好みとしてはシャルドネかな。これが一番美味しかったです。
時間が無くてこの4種類しか試飲できず甘口は逃してしまいました。
甘口も良く売れていると聞いただけに味わえなくて残念です(^^;。 
またの機会だ(笑)。

最後に皆で記念写真を撮ってここでの見学はお開きとなりました。
野沢さんに御礼を言い、私たちは次の目的地へと向かいました。
それはまた後編にて。乞うご期待(^0^)ノ 

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Jul 18, 2009

夏の煮込み料理

皆様こんばんは、
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございますm(__)m。

梅雨明けからこっち毎日暑いですね~。
正直コンロの前に立つのもうんざり。
でも温かい料理を食べないと身体によくないし~で↓を
久々に作ってみました。

Potofu090718てんこ盛りにしてしまった(^^;。

saita-netに載っている「ベーコンポトフ」(レシピは脇雅世さん)です。
長時間煮込むイメージのポトフですが、
これは材料を小さく切る為30分ほどで仕上がります。
シンプルだけどおいしい^^。

お気に入りのレシピですが今までは冬に作ることが多かったです。
やっぱりポトフって寒い季節のイメージですから。
でもこれはあっさり味で手間もかからず
温野菜がたっぷり採れるため身体にもいい。
何よりこの暑い中すぐ出来上がるという手軽さが最高(笑)。

暑い夏、暖かいものも冷たいものも上手に採って乗り切りたいですね。

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Jul 15, 2009

暑いっ!!

「今年の梅雨はあんまり降らないのね。」
と思ってたらいきなり梅雨明け、
まさに青天の霹靂となりました。

なんて短い梅雨だったのsweat02
そのうちゲリラ豪雨rainが来るだろうという読みは見事にハズレ
せっかく買った長靴も1度しか履いてない(^^;。
昨日からカンカン照りの太陽、麦茶がぶ飲み。
でもって早速暑さバてorz。
この週末には日帰りワイナリーツアーが待っているのに~。
くたばっている場合じゃないわ。

このまま暑さに降伏すれば冷たいものばかり採るはめになってしまう。
そうすると昨年の二の舞のひどい夏風邪、下手すりゃ肝炎まっしぐら。
問題だわ(-_-;)。

てなわけで

・一日三食、バランスよくしっかり食べる。冷たい料理は1日1回まで。
・朝起きた時及び食後は必ず熱いお茶を飲む

でまずこの状況に対処しようかなと。
#簡単なようでこれらって意外に難しいです・・・。
相方が現在メタレンジャーなのでがっつり食べるのは難しいけど
夏が終るまでカロリーには目をつぶってもらいましょう。
この酷暑の中いい加減な食生活で体壊しちゃ意味ないですからね^^;。
立ち向かうのだ、暑さに。頑張るのだ>自分。

皆様も食事と睡眠にはお気を付けくださいませ。
頑張って夏を乗り切りましょう。

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Jul 12, 2009

鷹勇 大吟醸

Takaisami

久しぶりに日本酒を飲もうと相方が買ってきたものです。
純米酒じゃないけど(^^;。

まろやかな辛口、最初は物足りないと思ったけど
のんびり飲むにはこんな飲み口のほうがいいのかも。

夏はビールやチューハイに走りがちですが、
日本酒も美味しい季節、
体調も良くなりかなり飲めるようになってきたので
美味しいのをいろいろ探してみようかな。

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Jul 09, 2009

幻の蕎麦

もう10年以上前の話ですが、、、。
戦国時代(特に織田信長)にはまっていた相方に付き合って
当時住んでいた関西から名古屋までドライブしたことがあります。
ゆかりの場所を一通り回り最後に犬山城へ。
天守閣からの眺望を楽しんで帰途に着きました。
その道すがら、

「腹減った。蕎麦でも食おうよ。」
「そうねー。暑いしざる蕎麦なんていいよねー。」

と、大きな国道沿いにある蕎麦屋に入りました。
よくある民芸風の造りのその店は外で水車が回っていて、
店内には蕎麦を打つスペースがありなかなかいい雰囲気。
ざる蕎麦と味噌煮込みうどんを頼みました。

しばらくたって出てきた蕎麦にびっくり。
まるで宝石のように(笑)透き通った蕎麦の色、「これ????」。
不安でしたがとにかくつゆにつけて口に入れました。
途端にぱっと口の中に広がる爽やかなそばの香り、
程よい茹で加減につるつるっと喉越しも最高、
即効で胃袋に治まりました。
すぐにもう1枚追加してこっちもきれいに平らげました。
もちろん味噌煮込みうどんもおいしく頂きました。
店内を見渡すと

「生蕎麦お持ち帰りできます。
但しご自宅まで4時間以上の方はご遠慮ください。」の貼り紙。

「どうせ帰るまでにお腹もすくだろうし家で又食べよう。
時間は高速を使えばギリギリOKかも。」、

と女将を呼んで交渉しました。
でも

「関西の方ですか(二人ともバリバリ関西弁です^^;)?
この季節だと味が落ちてしまいます。ご勘弁を。
 乾蕎麦でいかがでしょうか。」

の返答、食い下がりましたが「味が落ちるので勘弁してください。」とやっぱり駄目。
女将の言い分もわかるので乾蕎麦を買って帰り家で茹でました。

でもやっぱり違う。
乾蕎麦としては十分美味しかったけど生蕎麦とは段違い。
透明じゃないし喉越しもぜんぜん違う。
もう一度食べに行こうと思ったけど店の名刺をなくしてしまいわからない。

これ以後旅先で都内でいろんな蕎麦屋に入りましたが、
今だこの店の蕎麦を越えるものには出会えていません。
名古屋在住のお友達に訊いても

「ん~~~、、、、、国道沿いって蕎麦屋が多いのよね。○○○屋かなぁ。」

○○○屋、ネットで探しましたが見つかりません(TT)。
相方に聞いても「そんな名前じゃ無かったよ。」
もう一度食べたいよぉ(T0T)。

名古屋郊外の大きな交差点の角にあったこのお蕎麦屋さん、
今も残っているのなら食べに行きたい。
名古屋近辺にお住まいの方、もしご存知であれば教えてください。
お願いしますm(__)m。

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Jul 07, 2009

七夕

気が付けば今日は7月7日、珍しく晴れましたね~。
暑いけどなんだか風も爽やか、まだ梅雨明けじゃないのに。

グーグルのロゴも今日は
Tanabata2009
と天の川仕様、ロマンチックです^^。

幼稚園生の頃、この日はほとんど雨で星が見られなかった。
「梅雨だからしかたない。」と親に言い聞かされ
しょんぼりと長靴を履いて笹を持って帰りました。
街路樹の葉からこぼれる雨粒が牽牛と織姫の涙に思えた帰り道。

wikiによると、今の新暦7月7日は梅雨なので星が見られないため、
国立天文台は旧暦7月7日を「伝統的七夕」と呼んでいるそうです。
そのリストを見ると今年は8月26日、とな。
確かにこの時期なら晴れている確率は高いけど
この時期と刷り込まれた七夕のイメージとはちょっと違うなぁ。
雨が降る時期だからこそこの日晴れるのがありがたい気がする。

東京では天の川は見られないけれど
少しでも星空が見られるといいな。
伝説の二人の一年に一度の逢瀬の日、どうか叶えられますように。

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Jul 04, 2009

月に一度のお勉強(2009年/7月)

どの年がお好み?
Vintagechampagne_090703

梅雨空の下、今月もワインスクールに行ってまいりました。
『泡極めるshine』の4弾目(1弾目2弾目3弾目)は
「ヴィンテージ・シャンパーニュ」でした。

シャンパーニュは複数年のワインをブレンドして造ります。
しかしよい葡萄が取れた年はその時の葡萄だけで作る場合があり、
(20%までリザーブワインを混ぜてもいいという法律もありますが)
これをヴィンテージ・シャンパーニュ、と言います。
NVに比べれば質は勿論お値段もぐっとよく(といわれる)
生産量も多くないためなかなか手に入りません。
てなわけでそれはそれは期待してスクールへ向かいました。

いつものごとく先生から怒涛の(^^;)説明(1995~2005の各ヴィンテージについて)
を受けた後テイスティングに入りました。
出たのは4つ。

Henriot Brut Millesime 1996 Magnum
Henriot1996_090703

Beaumont des Crayeres 1999
Beaumontdescrayeres1999_090703

Moet&Chandon Grand Vintage 2000
Moet&Chandon Grand Vintage 2003
Moetshandon20002003_090703

すべてブラインドでどれがどれかを当てていきました。

ブラン・ド・ブランのBeaumontは酸味が強いのですぐわかりました。
Moet2003は酸がゆるいのでこれもわかりました。
悩んだのはMoet2000とHenriot、
バランスのよさと余韻の長さが似てた。
でもまろやかなほうがHenriotだろうと思って寸前で順番を入れ替えたら正解、
スクール歴3年でようやくパーフェクト回答達成です(^^ゞ。

Henriotは初めて飲んだメゾンでしたが
ダントツの美味しさで世紀の当たり年1996の素晴らしさを実感できました。
どの要素もしっかりしているのにケンカすることなく
バランスが取れていて品がある素晴らしいシャンパーニュでした。
マグナムで23000円、かなりお得ですが「もう市場にはない」と(TT)。
ブラン・ド・ブランのBeaumontは5700円、
Moetは共に8300円でした。
これからの時期ならBeaumontかな、爽やかに飲めます。
何より一番安い(爆)。

来月は「世界のスパークリングワイン」、
お手ごろでおいしいのが見つかるといいな(^^)。

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Jul 01, 2009

「奇想の王国 だまし絵展」

Bunkamura ザ・ミュージアムにて開催中。公式サイトはこちら

「アート」と言うと敷居の高さを感じますが、
「○○絵」てな表現だとなぜか気楽にその敷居をまたぎたくなります。
↓な感じに(笑)。
Boyadmasie
ベレ・ボレル・デル・カソの『非難を逃れて』、
会場でコレを見たときは「おおっ@@;」、
飛び出しそうな少年にびっくりー(笑)。

古今東西のだまし絵が終結したこの展覧会、
「お金を払って騙される」にも関わらずなぜか楽しい。
心のどこかで「やられたっ!」というある種の快感を味わえるからでしょう。
展示は伝統的な「トロンプルイユ(だまし絵)」から始まり、日本のだまし絵、
近代のエッシャーやデルヴォーの後に現代美術が待っています。

展示の前半では静物画が多く
どれも本物と見まごうばかりの紙や木の描写が凄いです。
つい触っちゃいそうになるくらい。
元々リアリティな絵が好きなだけに
こういうのって見てても飽きないんですよね~。

ふむふむと感心しながら見ていくと
丁度展示の中間あたりに高貴なお方がお越しになっていました。

Rudoruf2
はるばる北欧からお越しの『ウェルトゥムヌス(ルドルフⅡ世)』です。
なーんと63種類の野菜と果物と花が描かれているそうな。
会場ではどれが何かの説明までありました。
作者はこの作風で有名なアルチンボルド、
ルーブルにある『四季』シリーズが好きですが、
これを見るのは初めてだったのでうれしい。
威風堂々した王様がなんだか身近に感じられました。

陛下の前を辞した後は昔の日本にタイムスリップ(忙しいなぁ)、
なぜか鈴木其一や酒井抱一の掛け軸("描表装")があり「あららら。」。
そして歌川国芳が描いた「人の顔が人で構成された浮世絵」がずらっと並んで楽しい。
個人的には歌川芳藤の『五拾三次之内猫之怪』が受けました。
日本勢最後を飾るは歌川広重の影絵のだまし絵、
そうか影絵の裏はこうなるのか、なるほどね(笑)。

日本の次は地球の裏側の巨匠、ことマグリット、ダリ、エッシャーたち。
どれも見慣れた絵ばかりでしたが、この3人はやっぱり外せませんね。
エッシャーはやっぱり人気で人だかりが出来ていました。

最後は現代美術の気鋭たちです。
金昌烈による『水滴』がリアリティは凄い。
でもこのゾーンで一番凄かったのはパトリック・ヒューズの『水の都』。
右へ左へ上へ下へ移動して観るたびに「えっ?えっ?えっ?」の連続、
このためだけに展示会に行っても損は無いです。
ヒューズの公式サイトでも見られますがやはりこれは実物を見るに限ります。
当然会場では大人気、みーんな仲良く右に行ったり左に行ったりしていました(笑)。

開催は8/16まで、ご興味のある方は楽しく”騙され”に行って下さい。

当ブログ関連エントリ
「スーパーエッシャー展」(2006/12/11)

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