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May 04, 2009

「東のエデン」第四話 『リアルな現実、虚構の現実』

ノイタミナで放送中。作品公式ブログはこちら
当ブログでの各話感想(

あらすじは

姉夫婦と暮らす自宅に戻った咲、待っていた現実が重くのしかかる。
一方、滝沢は携帯の履歴からあるセレソン・火浦を突き止め会うことにこぎつける。
しかし火浦が語るセレソンの使命と待っているであろう結末に驚愕する。

でした。
タイトルからして重い話?との予想は的中しました。
虚構と現実が、未来と過去が交差する中、
それぞれの想いが行き先不明のベクトルを描く。
ついに神山エンジン全開ですねー。
ワインに例えれば筋肉質のドニ・モルテみたいになってきたよ(^^;。
濃い要素てんこもりの仕上がりで余韻バッチリ、後を引きます。

今回のキーはセレソンシステムの大まかな仕組み、
罰ゲームにしちゃ残酷すぎます。
しかも良し悪しを判断するのも人間、ってのがもっと恐ろしすぎる。
記憶を失ってから(空白を上書きしてから?)も
したたかにやっかいな状況をクリアしてきた滝沢ですが、
自分を待つ運命にどう立ち向かうでしょうか。

今回ウケたのは冒頭のジュイスと滝沢のやりとりです。
ジュイス役玉川さん、絶妙な演技で「勘弁してよー」な滝沢を翻弄してます。
真剣なんだけどどこかコミカルな二人のやりとりに笑っちゃいました。
彼女の正体も気になる処です。

滝沢と咲の関係はちょいとインターバルですねー。
咲の自宅内部の「あー、やっぱりね」な小道具にちょっとニヤリ。
帰国した咲を心配する大杉君の"バトー"っぷりがちょっとかわいそうかな。
まー大体こういういい人ってのはですね、
女から見ると(中略)^^;。
大杉君が頑張っているのはわかるんですが、
ため息をつく咲の気持ちの行き先はやっぱり王子様・滝沢、
こればかりは仕方ないです(^^;。

次回は第五話「今そんなこと考えている場合じゃないのに」、
重い現実にそれぞれ立ち向かおうとする滝沢と咲、
二人のベクトルはどこでどう交差するのか。
そして滝沢が取る次の行動は?
次回も目が離せない展開になりそうです。

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Comments

こんばんわー。
今回も攻殻1stとテーマの重なりを感じますね。
まるで監督自身が「100億あったらこう使うべきだ!」
と言ってるみたいでした。
まあ物語と作者をあまり同一視してはイカンのでしょうけど。

>ワインに例えれば筋肉質のドニ・モルテみたいになってきたよ(^^;。
またすっごいトコロを出してきましたね。
でもドニ・モルテだと死に様までダブっちゃって、ちと怖いような(^^;。

>帰国した咲を心配する大杉君の"バトー"っぷりがちょっとかわいそうかな。
自己啓発コーナーから電話してくる男を、バトーさんと一緒にしちゃいけませんって(笑)。
あの場面が、彼の敗因をはっきり示してますなぁ。

Posted by: 青の零号 | May 05, 2009 at 12:09 AM

こんばんはー、コメント&TBありがとうございます。

>今回も攻殻1stとテーマの重なりを感じますね。
監督、よっぽど攻殻で諦めたことが多かったんでしょうね。。
今回それがあちこちに噴出してる気が・・・^^;。
しかしあの"ジョニー"は何だったんでしょ(^^;。
一瞬あっけに取られてしまった。

>言ってるみたいでした。
「才能を持つ者がそれを正しく使わないのは犯罪だ」
が自論の方ですからねー。
お金の使い方も同じなのでしょう。

>またすっごいトコロを出してきましたね。
いやービターな仕上がりにドニ・モルテを思い出しちゃったんですわ。
それほど今回はきつい内容だった・・。

>でもドニ・モルテだと死に様までダブっちゃっ
>て、ちと怖いような(^^;。
近藤の死に様はちょっと近いかもしれません。
自殺じゃないけど社会的には自分を殺しちゃったようなものだし。
ドニ・モルテは息子さんがドメーヌを継ぎましたけどこっちはただの行き倒れ、救いが無い・・・。

>バトーさんと一緒にしちゃいけませんって(笑)。
バトーになるには大杉はまだ修行が足りませんか(爆)。
下世話ですが滝沢の存在を知った時の大杉の反応が楽しみなんですよね。
バトーのように嫉妬全開(爆発?)で恋敵に立ち向かうか尻尾巻いて逃げるか、
さーてどっちかな?

>あの場面が、彼の敗因をはっきり示してますなぁ。
全く同感です(爆)。

Posted by: shamon(青の零号さんへ) | May 05, 2009 at 09:12 PM

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