« 立ち向かえ! | Main | 「百億の昼と千億の夜」光瀬龍/萩尾望都 »

May 27, 2009

「東のエデン」第七話『ブラックスワン舞う』

ノイタミナで放送中。作品公式ブログはこちら
当ブログでの各話感想(

あらすじは

失踪した大杉。滝沢はノブレス携帯で大杉の居場所を突き止めるが、No.11のセレソンによって交通事故に巻き込まれてしまう。大杉捜索中に入った妨害。大杉はNo.11に捕まったらしい。しかもNo.11は、男性器を切り取る女連続殺人鬼だった!ノブレス携帯は犯罪者にも配られていたのだ。

です。

見終わった直後の感想は、、、

見事にかまされたorz

こう来るか^^;、こう視聴者を攻めますか(ーー; > 神山監督。
そりゃ勝手に"思い込む"こっちもこっちですが、
完全にやられたっーーーー!!!

では感想。

前回は「学園祭の前日話」もとい
「ビューティフル・ドリーマー」(神山監督の師・押井作品)な雰囲気たっぷりでした。
しかし今回は高速道路ですっこーんと横滑りするバイクに

「(大友克洋の)AKIRAみたいや。」(爆)

アングルが似てたんで(いや確かに似てる)、、、
心の中で盛大に突っ込んでしまいました。
神山監督は美術スタッフとして「AKIRA」に参加されてたので、
何気にオマージュになっちゃった?なんてね(笑)。

さて第7話最大の見所は
モデル会社社長と殺人鬼の二つの顔を持つセレソン白鳥との対決でした。
エデンメンバーから手がかりを得た滝沢は
妨害をものともせず電子マネーと力技を駆使して
白鳥がいるホテル(大杉の監禁場所)へたどり着く。

滝沢が今回もその器量を見せ付けてくれました。
咲の友人とは言え顔も知らない男のために飛び出し、
ジュイスを介して警察を動かしホテルまで買収してしまう。
ジュイスから実力行使と出費を嗜められても
「今はそんな忠告は聴きたくないね。」
とさらっと返す。
このかっこよさ、あんたはボギーか(笑)>滝沢。
自らの正義を語る白鳥に対してさえも敵対することなく紳士的に、
「俺、あんたを助けるよ。」。
さらっと言ってのける。
仏様のような雰囲気で全てを受容し肯定的に受け止めながら、
怒りを根底にまず行動するこのパターン、
そーですね、エニアグラムのタイプ9に近い。
タイプ9は別の名をPEACEMAKER、偶然とはいえなんとも(笑)。
でもこれが監督が描きたかった「男萌え」なのかもしれない。
しかしそこは22際の男の子、
白鳥の色香に戸惑うのはご愛嬌ってことにしときましょう(笑)。
また今回ラストの滝沢の状況は
ある種の趣味を持つ方々(主に女性)に受けそう(^^;。
いやー神山作品で耽美が出てくるとはね・・・意外でした。

次回は『あらかじめ失われた道程を探して』。
自らの過去に向かい合おうとする滝沢を
どんな事実が待ち構えているのか。
そしてその時滝沢がどう行動するのか、楽しみです。

|

« 立ち向かえ! | Main | 「百億の昼と千億の夜」光瀬龍/萩尾望都 »

Comments

6話が2つあるみたいだけど(^^)
上京したついでに6.7話を見て追いつきました。・・・が、これから2週間おさらいになってしまいます(><)

なにやら深夜枠にも関わらず5%を超えたとか。さすが神山作品ですよね。
ラスト、イリュージョンの履歴に笑った7話でした(^^)
飛ぶわけないですよね(爆)

ところで、BS-11で放送中の「うたわれるもの」を見てます!毎日放送なのでストレスがたまらなくって良いです。OVAも出るとか。すっかりはまりそうですよ(^^)

Posted by: たいむ | May 27, 2009 at 06:31 PM

おっ、いけね。修正しときます。>6

>2週間おさらいになってしまいます
それもよし、です^^。

>飛ぶわけないですよね(爆)
そうそうカメが飛んだBDじゃないし(爆)

>すっかりはまりそうですよ(^^)
おー、うたわれですか。懐かしい~。
絵は萌え系だけど話はわりにしっかりしてますから楽しめますよ。
カルラがハクオロにしかける○○には死ぬほど笑えます(爆)。

Posted by: shamon(たいむさんへ) | May 27, 2009 at 07:15 PM

こんばんわ~。
shamonさんからはやや遅れ気味ですが、なんとかついていってます。
(ムダに替え歌とかつくってるから、書くのに時間がかかるのか。)

>見事にかまされたorz
かまされましたねぇ(笑)。
でも見た後の社長の印象がすっかり変わってしまったのには
面白さだけでなく「人の主観ってこんなに簡単に変わるのか」という
ちょっとした怖さも感じました。

>「(大友克洋の)AKIRAみたいや。」(爆)。
そもそも都内に大穴あけてるし、たぶん確信犯でしょうね(笑)。

>でもこれが監督が描きたかった「男萌え」なのかもしれない。
今回はさながら社長の「女萌え」との「萌え比べ」というところですか(^^;。

でも結局は滝沢も大杉も食われずに済んだけど、咲だけは
ヒロインとしても女性としてもすっかり食われちゃった感じです(笑)。
ここはもう経験値の差ってとこですかね。

Posted by: 青の零号 | Jun 01, 2009 at 12:28 AM

 展開が・・・・・もうついてけん(笑)   伏線を無視して、監督のインタビューから推測すると様々な形の人助けがあってキャラクター(視聴者含む)がどのように「この国」を変えてゆくのか?監督なりの希望や願望を込めたラストになりそう。(何かメッセージ的なことを言いそう)とにかくすっきりとしたオチにしてほしいです。

Posted by: キヨ | Jun 01, 2009 at 02:10 AM

 連投ごめんなさい。いろいろ検索してたら、セレソンの義務=国民の義務とも言えると書いてありました。これは言い換えれば我々(視聴者?)の義務とも言えるのではと。セレソンの持つ100億円も0円になったら死ぬ、これも言い換えると時間とは無限ではなく有限である。監督のインタビューと合わせて考えると、実はすでに監督からのメッセージは初めの段階で伝えられており、各々がどういう反応をしているか観察してるんじゃないかなと。MrOUTSIDEって自分の解釈では「枠の外の人」ってことで、監督自身のことなんじゃないかなって思った。直接的な映像表現はともかく自らが作中のキャラになってメッセージを発してたんじゃないかなって・・・・ 長々と申し訳ありません。今はこれ以上うまく書けないです(泣)  

Posted by: キヨ | Jun 01, 2009 at 04:36 AM

まいどでーす。コメント&TB感謝でーす。

>社長の印象がすっかり変わってしまったのには
ジョニーぱっつんの動機はうすうす感づいてましたが、最初から「上がるつもりが無い」ってのは予想外でした。
傷ついた滝沢を介抱して
「この子(咲)を大事にするのよ。」と語る辺りはちょっと素顔が見えたって気がします。

>ここはもう経験値の差ってとこですかね。
同感(笑)。
いつも堂々としてまず行動の男って魅力的ですからね。

Posted by: shamon(青の零号さんへ) | Jun 03, 2009 at 07:29 PM

こんばんはー、連投大丈夫ですよ。コメントありがとうございます。

>展開が・・・・・もうついてけん(笑)  
一瞬呆気にとられますからねー(笑)。

コメント興味深く拝見しました。
正直11話(+劇場版だけど)という枠では
きれいに片付く水戸黄門的な終り方はしないし
させないと思います。
一見すっきりに見せながらどすっと直球と視聴者の懐に放り込んでくるでしょうね。
作品内で答えを出せるようなら最初から「ノブレス・オブリージュ」をテーマには選ばなかったでしょうから。


>自らが作中のキャラになってメッセージを発してたんじゃないかなって
攻殻、精霊でも「自分がキャラクターに憑依して」作ってたそうなので当たってると思いますよ。

>長々と申し訳ありません。今はこれ以上うまく書けないです(泣)  
お気になさらずに。またいらしてくださいね^^。

Posted by: shamon(キヨさんへ) | Jun 03, 2009 at 07:35 PM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack

TrackBack URL for this entry:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/90549/45137928

Listed below are links to weblogs that reference 「東のエデン」第七話『ブラックスワン舞う』:

» 東のエデン 第7話 (大杉ファン視点) [blog 仮定の不在証明:執事喫茶セントエルモ]
●ちなみに、うちのblogでは、東のエデンの考察の専用ページがあります。 東のエデン(7話までの考察とまとめ) 気になったらゴーです。 ... [Read More]

Tracked on May 28, 2009 at 12:44 PM

» 東のエデン 第7話「ブラックスワン舞う」 [Biting Angle]
『東のエデン』第7羽・・・もとい、第7話。 今週も怪鳥ブラックスワンが大暴れですよ〜。 今回はあらすじに入る前に、黒羽社長のテーマソングをお楽しみください。 ちなみに歌のタイトルは「スワン節」。 (前口上) 「その黒い翼が羽ばたく時、闇に男の悲鳴が響き渡る。  男の心に浮かぶのは、罪の意識か後悔か。  げに恐ろしきは女の恨み、今となってはおそすぎた。  それでは世の男性諸君にお届けしましょう、スワン節です!」 “学校出てから 十余年 今じゃやり手の 鬼社長  モデル稼業の 息抜きに 切... [Read More]

Tracked on Jun 01, 2009 at 12:07 AM

» ■神山健治監督『東のエデン』 「第7話★ブラックスワン舞う」 演出:河野利幸 作画監督:近藤源一郎 [★究極映像研究所★]
「第7話★ブラックスワン舞う」 脚本:神山健治/福島直浩 絵コンテ:吉原正行/河 [Read More]

Tracked on Jun 02, 2009 at 12:02 AM

» ◎東のエデン第七話「ブラックスワン舞う」 [ぺろぺろキャンディー]
大杉がジョニー狩りにあってしまったようだ。ジョニー狩りとは、綺麗なお姉さんに声をかけられエレクトさせられなかった場合、ジョニーを狩られてしまうという都市伝説らしい。大杉は、恥ずかしさから直接連絡できなかったみたいだ。大杉の情報によると、共犯者の名前はジ...... [Read More]

Tracked on Jun 14, 2009 at 03:07 PM

« 立ち向かえ! | Main | 「百億の昼と千億の夜」光瀬龍/萩尾望都 »