「東のエデン」第三話 『レイトショーの夜に』
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当ブログでの各話感想(1、2)
都内公園ですっぽんぽんの男性が世を賑わした夜(^^;(剛くん、どうしちゃったんでしょう?)、
本家?のこちらは早くも第三話、であります。
あらすじは
滝沢と咲は滝沢のパスポートに記された住所(ショッピングモール、以下SC)へ向かう。
映画を観ながらその中にあるシネコンで夜を過ごすことにする二人だが、
そこへある思惑を秘めて新セレソン・近藤がやってくる。
近藤の行動に窮地に陥る滝沢だが・・・、
てなお話でした。
起承転結の"承"に入ったってとこかな?
冒頭はマンガな(笑)シーンでとっかかりやすいけど
中盤にいくにつれてハラハラドキドキの展開、
ラストで再び新たな謎が登場して第四話に繋いでいます。
ワインに例えれば温度が上がってきて
迫力あるボディの片鱗が顔を見せてきました^^。
SCで自分の痕跡を見つけその事実に一瞬びびる滝沢ですが、
近藤から咲を守りながら取る行動は抜かりなし、
しかもやられたと見せかけて近藤の尻尾をがっちり掴み即追跡します。
けれど何も知らされないままほったらかしされた咲は帰ってしまう。
咲の置手紙に苦笑する滝沢ですが、
その左手首にはしっかり咲の携帯番号、きっちりしてるやん(^^;。
演出的には中盤で窮地に陥る滝沢、それを知らず映画を観ている咲、
視聴者だけが両者の状況を知っているという図式がうまかったですね。
これだと観ている側が最も感情移入しやすい。
そして最初の2回で抑えていた神山テイストがこの回ではぐぐっと顔を出してきています。
近藤が口にする不気味な事実と謎にぞぞっとしました。
冒頭の軽い出足からぐっと重い展開へのシフト、
ぼちぼちエンジン全開ですか?>神山監督。
個人的には咲が口にする叶わなかった(であろう)恋の記憶が印象に残りました。
あるものを好きな理由を語る咲の様子が
その人への想いが今も残っていることを匂わせました。
それが誰か・・・は次回に明らかになるかな?(第二話で想像はついたけど^^;)。
これと並行して咲のサークル内での人間関係も見えてきて
ラブストーリーとしての展開も面白くなりそうです。
次回・第四話は「リアルな現実、虚構の現実」、
タイトルからしてハードな内容になりそうだ(^^;。
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Comments
こんばんわー。
ラ・マシンのTBを送ったんですが、うまく届かないようでして。
今度改めて送りなおしてみます。
さて、いきなり誰かさんがあんなことになっちゃって
ますます先がわからなくなってきました。
滝沢の過去も謎だらけですし・・・。
次に出てくるセレソンは、一体どこの誰なんでしょう?
しかし、滝沢の家(?)にあったワインのボトルは
みんなデカかったですねー。
デカいボトルって語源がユダヤの王様とかの名前らしいので
あれもやっぱり救世主がらみのネタなんでしょうか?
Posted by: 青の零号 | Apr 29, 2009 11:40 PM
こんばんはー、コメントありがとうございます。
>ますます先がわからなくなってきました。
私たち、見事迷路に迷い込んじゃってますね^^;。
しかも表向き軽めに作っているだけに怖い。
>あれもやっぱり救世主がらみのネタなんでしょうか?
神山さんは何気に置いたものに意味を持たせるのが好きなのでそのあたりも何かありそう。
今日の第四話でも何か出てきそうです。
Posted by: shamon(青の零号さんへ) | Apr 30, 2009 09:19 PM