「よみがえる黄金文明展~ブルガリアに眠る古代トラキアの秘宝~」
大丸ミュージアム・東京にて15日まで開催中。
公式サイトはこちら。
トラキア(トルキアではない^^;)とは現代のブルガリア、
ヨーグルトとワインしか頭に浮かばない私ですが、
考古学好きなので行ってまいりました。
黄金発掘品といえば誰もが連想するのがエジプト。
しかしその歴史はトラキアのがぐっと古いのです。
説明文で初めて知りました、はい^^;。
中でも目玉となった「トラキア王の黄金のマスク」、
は重さが700g近くあるそうで・・・・。
光り輝く重厚で見事な代物でした。
このマスクはバラの谷と呼ばれるところで発掘されたため、
展示場所にはバラの香りが放たれておりとってもいい感じ。
バラと黄金、考えてみるとどっちも女性が大好きなものですね。
黄金製品はこれ以外にも「黄金の花冠」(一番のお気に入り)や
女神や動物をかたどったリュトン(飾りがついた角状の杯)など
素晴らしい細工が施されたものがずらっと並んで
そのエリアはキンキラキンキラ~、壮観でございました。
トラキア人は馬好きだったそうで黄金の飾り金具や
馬用のグッズなどもたくさん展示されていました。
昔読んだ「黒馬物語」を思い出し1つずつ見て行きました。
彫刻を施したひざあてとか珍しいものもあり
トラキア馬文化の一端を垣間見ることが出来ました。
黄金製品以外に「おお、これはっ!」と思ったのが
美しいフォルムを描く兜
ですねー。
良くみかける西洋風の無骨なのではなく
とても優雅で工芸品としても素晴らしい。
イケメンがつけたらさぞかし・・・ゴホンゴホン(^^;。
全体的な感想ですが
小さな会場であまり大きな告知もされていないけど
十分満足できる内容です。
知られざる豪華な文明の香りをお買い物のついでに
味わってみませんか。オススメです^^。
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