「東のエデン」公式ブログオープン
神山監督の新作「東のエデン」の公式ブログがオープンしました。
昨日まで体調不良でくたばってて気づいたの今日(^^;。
で、ブログパーツの配信が始まったので早速貼り付けさせていただきました。
このパーツを貼り付けてあるブログにランダムに飛びます。
いきなり知り合いのところに飛んでびっくりしたよ、もう(笑)。
ご縁があってこのブログに初めてお越しになられた方、
よろしくお願いしますm(__)m。
さて公式ブログではキャラ原案の羽海野チカさん(『ハチミツとクローバー』原作者)による
メインビジュアル、アニメの主人公の二人、制作スタッフの情報が公開です。
おー、なかなかいいキャラクターですね。
主人公の男の子滝沢 朗(たきざわ・あきら)が
ワイルドなハラケン(電脳コイル)みたい(笑)。
作画監督は中村悟さん、やわらかな線が羽海野さんとは相性がいいみたい。
優しい雰囲気のキャラがハードな神山節を和らげてくれそうです。
音楽は河合さん、とちょっとこれは意外だったかな。
物語は
今よりも少し未来の日本。
この国の"空気"に戦いを挑んだ、ひとりの男の子と、彼を見守った女の子の、たった11日間の物語です。
2010年11月22日(月)。
日本各地に、10発のミサイルが落ちた。
ひとりの犠牲者も出さなかった奇妙なテロ事件を、人々は「迂闊な月曜日」と呼び、すぐに忘れてしまった。
それから3ヶ月。
卒業旅行でアメリカに出かけた森美 咲(もりみ・さき)は、ホワイトハウスの前でトラブルに巻き込まれ、ひとりの日本人に窮地を救われる。
滝沢 朗(たきざわ・あきら)。
彼は記憶を失っており、一糸まとわぬ全裸の姿で、拳銃と、82億円もの電子マネーがチャージされた携帯電話を握りしめていた......。
滝沢 朗とは何者なのか?
謎の携帯電話の正体は?
失われた、滝沢の記憶とは何だったのか?
(公式ブログより引用)
です。
それにしてもなんとタイムリーなスタートでしょうか。
サブプライムを引き金にリーマンの破綻から一気に金融危機、
一部の強欲な人々が全てをぐちゃぐちゃにしてしまった現実世界で
noblesse oblige
をアニメで問おうとは、大胆というか監督らしいというか。
この物語の企画がいつから監督の胸で暖められたかは不明ですが、
「3カ月SF」と言われた『攻殻機動隊S.A.C.』に続き
フィクションの中で"リアル"を描いていくことは確実でしょう。
日本でこの言葉を体現したのはクラレ創業者の大原孫三郎、
クゼ(『攻殻機動隊S.A.C 2ndGIG.』)がチェ・ゲバラを模したように
何かのシンボルとして大原氏が登場することも考えられます。
来月のTAFでは大々的にプロモーションがあるでしょう。
キャストもその頃までには発表されるかな?
番組スタートまであと2ヶ月、待ち遠しいです。
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Comments
shamonさん、こんばんは。
ブログパーツ紹介、ありがとうございます。
これ面白いですね、癖になります。既に僕のPCでは6発ほどミサイルが炸裂しました。
トラックバックさせていただきましたが、劇場版の製作も決定したとか。
今年の春~は、神山監督で盛り上がれそうです。
Posted by: BP@本日会社休業 | Feb 13, 2009 06:42 PM
まいどでーす。TB感謝です~。
会社休業日なんですね。
勤め人には嬉しい平日のお休みもこのご時世では・・ですね(^^;。
>劇場版の製作も決定したとか。
すごいですよね。
大丈夫かなって気もするけど監督なら大丈夫でしょう!
メインビジュアルのメリーゴーランドは楽園=エデン、二人の男女は混乱の中にいるアダムとイブでしょうか。
散りばめられたキーワードがどのように視聴者を導いていくのか楽しみですね^^。
Posted by: shamon(BPさんへ) | Feb 13, 2009 07:53 PM
shamonさん、こんにちは。
まったく神山監督の先見の明には恐れ入ってしまいますよね。
ブログパーツにも唖然某全。最初は何事かと思いましたよ。
設置している同士に飛ぶようなので、リンクの貼り具合も関係ありそう。妙に意味の無いアクセスが増えるのも困りますが、みんな同じ物好きだから「ま、いいっか」かな?
謎めいていて楽しみですね!TAFも参加したいっす。監督来るかしら???
Posted by: たいむ | Feb 14, 2009 05:07 PM
こんばんは。
>最初は何事かと思いましたよ。
そーそー(笑)。やってくれます。
>TAFも参加したいっす。監督来るかしら???
今年は20、21(金土)がパブリックデーですね。
どちらかでトークショーがある可能性は高いでしょう。
それまでに体調が回復すれば行くつもりですが・・・去年みたいな行列だと無理かなぁ^^;。
Posted by: shamon(たいむさんへ) | Feb 14, 2009 09:14 PM
こんばんわ、コメント&TB感謝です。
こっちからもTB飛ばしてますがハネられてるようなので、
もう一回やってみます。
しかしアニメ開始前から盛り上げてくれますね、この番組。
携帯パーツ考えた&作った人、グッジョブです!
>日本でこの言葉を体現したのはクラレ創業者の大原孫三郎
渋沢栄一、原三渓なんかもそうですよね。
かつての財界人は社会に対する責任もひときわ強かったようですが
ハゲタカ外資にライブドアと村上ファンドあたりがつるんだ時期で
そういった考え方はまるごとゴミ箱に葬られてしまったようです。
まあ国民もそういう動きを支持していた時もありましたから
彼らばかりを責めるのもアレなんですけどね(^^;。
今の時代にnoblesse obligeを問おうとするアニメなんて
神山監督くらいしか作れないかも。
見てるこっちがドキッとするくらいの鋭い作品を期待しています。
Posted by: 青の零号 | Feb 14, 2009 10:51 PM
おはよーございます^^。
TB着弾してます。ではお返しにもう一発(冗談です)。
>渋沢栄一、原三渓なんかもそうですよね。
いつからこういう人が日本からいなくなっちゃったんでしょうね^^;。
日本の戦後教育ってやっぱり間違ってたのかも。
私利私欲に走る企業経営者や政治家を見てると
嘆かわしいかぎりです。
渋沢といえば日経記事に渋沢の子孫(渋沢健)が投資ファンドを立ち上げたとありました。
かつてソニー・盛田氏に師事し
金融業界でキャリアを積んだ健氏、
ファンドを立ち上げるにあたって
「30年後に社会の役に立っているような会社を
株を買って応援したい」
と述べています。
短期ではなく長期的に社会に貢献したいと。
”資本主義の父”のDNAを引き継ぐ健氏に期待です。
>noblesse obligeを問おうとするアニメなんて
ですよねー。
もし大成功したら
「パトレイバー」から「踊る大捜査線」が誕生したように、
実写でも追随するかもしれません。
ま、今のテレビドラマ界にそんなハードな脚本を書ける人がいるとは思えないけど^^;。
#実写版「○の雫」は既に学○会レベル・・・。
Posted by: shamon(青の零号さんへ) | Feb 15, 2009 09:42 AM