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December 2008

Dec 31, 2008

大晦日

皆様こんばんは。
年末のお忙しい中当ブログにお越しいただきありがとうございますm(__)m。

今日で2008年も終わり。
今日くらいはちゃんと主婦しようと思いましたが、
朝から昼にかけては体調が良く少し片付けなどしたものの、
夕方になると辛くなり先ほど年越し蕎麦を食べるまで臥せっていました。
まるでこの1年を象徴するかの一日ですわ、はい^^;。

10月に発病(急性ウイルス肝炎)、現在回復しつつあるものの
結局体調が完全に戻らないままの年越しとなってしまいました。
けれど職場の同僚から聞いた
「半年前、友達が体調が悪くて病院にいったら
ウイルス肝炎とわかり無菌室に放り込まれた。まだ出てこないの。」
なんてことにならなかっただけでもラッキーでしょう。
ともかく健康のありがたみが骨身に染みたので
来年以降体調にもっと気を配ることといたします。

日本に世界に目を向ければ
サブプライムが一息ついたと思ったら9月に未曾有の金融危機、
先進国も新興国もどこもかしこもしっちゃかめっちゃかですが
経済も政治もぐちゃぐちゃな日本はもっと先行き真っ暗です。
こちらも思えば3年前の自民党の大勝が契機、
「郵政民営化」の大合唱に隠れて通った多くの悪法が
今自分たちを苦しめていると気づいた人はどれほどいるでしょうか。
来年これ以上恐ろしいことが隠れていなければいいのですが・・・ね。

年々暗いニュースが増えている気がする日本ですが
来年は少しでも明るいことがあってほしいですね。
まずは衆議院をとっとと解散して民意を問うて欲しいところです。

最後になりましたが、
今年も1年通じてブログを更新することが出来ました。
特に後半、病気に苦しみながらも飛び飛びとはいえ続けられたのは
皆様から頂くコメント、TB、そしてお見舞いの温かい言葉のおかげです。
ありがとうございました。
来年は早く体調を戻して毎日更新を目指します。

今年も皆様には大変お世話になりました。
どうかよいお年をお迎えください。
そして来年もよろしくお願い致しますm(__)m。

shamon拝

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Dec 30, 2008

「アンドリュー・ワイエス 創造への道程(みち)」

東京・Bunkamuraでの展示は終了しました。
以後は
2009年1月4日(日)-3月8日(日)   愛知県美術館
2009年3月17日(火)-5月10日(日) 福島県立美術館
です。

2008年アートエントリのラストは大好きなアンドリュー・ワイエス。
Wye2008_2 

13年前日経に載った「遠雷」に心惹かれ
福島県立美術館で初めて彼の絵を観ました。
「アメリカの心の風景を描く」と評されるワイエス、
落ち着いた色彩と透き通る空気の描写に
言葉もなく吸い込まれるように見入りました。
そして今年Bunkamuraでの再会です。
少し回復した身体に鞭打って?会期ギリギリに滑り込み鑑賞してきました。

会場においてあった図録によると
この展示会は13年前の展示会に続くコンセプトで開催されました。
ですので開催地も前回と全く同じ。
完成品がほとんどだった前回とテーマは違うものの、
彼の「創造のプロセス」を追う貴重な内容でした。

展示方法は「習作」と「完成品」をそれぞれ一まとめに並べており
彼の試行錯誤のプロセスが細かく観ていくことができました。
緻密な作風がワイエスの特長ですが、
創作姿勢も同じで丁寧にデッサンを何度も描き
完成品のイメージを自分の中で固めていったようです。

完成品はその7割近くが13年前と同じ絵(主観です)でしたが、
素描は初めて見るものが多く、美しい細い線に惚れ惚れ。
完成品と比べることによって新たな魅力を発見できました。

しかし「遠雷」「クリスティーナ・オルソン」「夜の寝台車」等、
有名な作品がなかったのは残念でした。
ポスターとなっている「火打石」はよい絵ですが、
上記の目立つ大作があればもっとさらによかったのに、と思います。
「夜の寝台車」は大きな絵なので展示上の制約があったのかもしれないけど・・・。

初見の絵で印象に残ったのは
「野に置かれた義手」「747」
の2枚。
なかでも「747」は飛行機雲・小屋・後姿のベッツィ夫人という
組み合わせがとても面白くニヤニヤしちゃいました(^^ヾ。
夫人の顔を帽子で見せないのは「遠雷」と同じ、
何か理由があるのでしょうか(笑)。
#しかし「遠雷」の帽子は青いと思い込んでたけど
#持ってる図録を見直したら別の色だった・・orz。青はシャツだった。
「野に置かれた義手」はいかにもワイエスらしい風景画。
持ち主の厳しい人生を偲ばせます。

あと初見ではなかったのだけど「三日月」が
深々と冷える12月の夜の神々しく美しい風景画でよかったですねー。
でも13年前には印象に残らなかった、なんでだ?
で、この「三日月」について13年前の図録には
「さかさまにすると揚子江を下るジャンク船か何かに見える」
とワイエスのコメントが載ってます。
なので今回買った絵葉書をひっくり返して観ちゃいました。
うん確かに、白い雪が地面に、建物が船に、茶色の空が水面に見えますね。
なんだか面白い~。

休み休みゆっくりと観た後はいざグッズショップへ。
「三日月」と今回未出展ですが「インディアン・サマー」の絵葉書2枚を買いました。
しかし「747」のグッズがないのはなんでなのー>主催者。
ポスターや絵葉書があれば買おうと思ったのに。。。(ノд・。)。
壁側にはたくさんの複製画、欲しいけど置く場所もお金もありませんがな^^;。
「3月15日」はポスター持ってるし~。
図録は今もっているのと重なる絵が多いのでパスしました。

我が家から渋谷はとてもアクセスが悪く、
しかもBunkamuraは駅から遠く(循環バスは時間が不規則)、
闘病中の身にはたどり着くのもやっとでしたが、
ギリギリで観られてよかった。これでようやく年が越せます(笑)。

東海地方、関西地方の方々はこれからですね。
いいなー。ご覧になる方は楽しんでください。

以上レビューでした^^。

当ブログワイエス関係エントリ
ワイエスの空
「第6回アンドリュー・ワイエス水彩・素描展」in丸沼芸術の森(2006年)
「アンドリュー・ワイエス展」in青山ユニマット美術館(2007年)

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Dec 27, 2008

ぐたっ

ここ2、3日寒さと不規則な生活が続き
疲れからついに風邪を引いてしまいました・・・orz。
納会を途中で失礼し、病院へ転がり込みました。
そこで計った体温計の数値は37.7℃、うー(--;。

「肝機能は正常に戻っているけど薬はまだちょっと・・・ねぇ^^;。」

との医師の診断でした。
日曜日まで安静にしてそれでも駄目な場合は
「いちばんゆるい薬を出します。避けたいけど・・。」

といわれ帰宅。
ここまで治ったのに投薬で後戻りは嫌なので、
スポーツドリンクがぶ飲みして暖かくして汗を出し
なんとか熱は平熱に戻りました。
しかしなんかまだぐったり。まあ熱の後ですしね~。
今日と明日はおとなしく休養に務めます。

一方、相方は本日某所で豪華な☆*:;;;;;;:*☆なワイン会。

・シャンパン Grand Cru Blanc de Blancs Brut "Substance"
 生産者: Jacques Selosse(ジャック・セロス)
・2005年 Meursault Goutte-d'Or 1er Cru
   生産者: Fabien COCHE-BOUILLOT(ファビアン・コシュ・ブイヨ)
・2005年 Gevrey Chambertin(ジュヴレ・シャンベルタン)
  生産者:Claude Dugat(クロード・デュガ)
・2005年 Chambolle Musigny(シャンボール・ミュジニー)
  生産者:Comte Georges de VOGUE(コント・ジョルジュ・ド・ヴォギュエ)
・2005年 La Tache(ラ・ターシェ)
  生産者: ドメーヌ・ド・ラ・ロマネ・コンティ ( D.R.C.)

だって(^^;、いいなー。

土産話を楽しみに(既に開き直ってます・・・)
お家で待ってようっと。

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Dec 24, 2008

Merry Christmas 2008

今宵はクリスマスイブ。

我が家のタチコマから
皆様へメリークリスマス★゜・。。・゜゜・。。・゜☆゜・。。・゜゜・。。・゜
Tachikomaxmas2008
タチコマが持っているミニリースは、
今年のメルシャンのイベントでもらったものです。
このとき飲んだものが今年最後のワインとなりました。

今日のメニューは
Rollcabbage081224
ロールキャベツ。
肉料理は極力控えていますが、
これくらいならいいかなっと久々に(休み休み)作りました。
普段よりあっさりな仕上がりです。
最近になって油物も時折少しだけ口にしていますが
やっぱり胸やけがする。
ステーキにボルドーワインはまだまだ先です。

ケーキは
C3_cakes081224
アンリ・シャルパンティエから生まれた「C3(シーキューブ)」から2種類。
3つあるのはショコラかイチゴかどちらかに決めかねて
ショコラを1つだけ買ったためです。
きれいなイチゴに惹かれてか行列が途切れることはありませんでした。
のアンテノールも地引網の後みたいにケーキがなく、
人気を物語っていました。
ケーキもあまり食べないほうがいいんでしょうが、
今日くらいはご勘弁(笑)。

ワインが飲めない今年のイブだけど、
暖かな家の中で料理とケーキが食べられるだけでも幸せです。
住む家もなく今日の食事にも事欠く人々が
今の日本には増え続けているのですから・・。
それなのに国は何をやっているんでしょうね。
TVで映し出される永田町の内輪もめには怒りすら覚えます。

寒い寒い今年のクリスマス、皆さま暖かくしてお過ごしください。
そして私はクリスチャンではないけれど
今辛い立場に置かれた人々に神のご加護がありますように。

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Dec 23, 2008

(行けなかった^^;)月に一度のお勉強(2008年/11月&12月)

前回"特別に"と相方主宰のワイン会の様子をアップいたしましたが、
よくよく考えたら代替受講してもらったワインスクールの内容を
書くの忘れてました・・・・^^;。
てなわけで簡単ですがエントリします。『 』内は相方のコメントです。

・11月分
Wineschool081104
この月はシャンパーニュの回でした。
ブラインドで上記の5種類↑が出たそうです。
どれもよかったそうですが、一番右のR.RENAUDIN(1978年もの)が
『栗の香りがしてクリュッグみたいで美味かった(^^)』そうな。
そりゃ30年ももったシャンパーニュなら美味かろう・・・>相方。

・12月分
Wineschool1205
今月はイタリア(バローロ)でした。
本数は絞られて3本、
お値段はどれも福沢さん1枚以上、リッチな回だったそうで。
バローロは伝統派、中庸派、モダン派と現在3つに分かれているらしく
そのいきさつなど資料にしっかりメモしてきてもらいました。
しかしテイスティングシートメモには
写真右端のコンテルノに対し

「茹でた蝗(イナゴ)臭」

目玉ポーン( Д) ゚ ゚・・・・・。
固まった私に

『蝗ってのは佃煮を作る前に下茹でするんだよ。
その時の茹で上がった匂いだよ。』

と意気揚々?の相方。

そんな匂い嗅いだことないです、私(断言)。

ま、さすがに皆の前で発表はしなかったそうですが・・・。
#そんなコメントされた日にゃ私はスクールに復帰できません。

蝗ねぇ^^;・・・・苦手なイタリア赤がますます遠ざかりそうだ(苦笑)。

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Dec 20, 2008

飲みたかったわ~(T-T)

皆様、こんばんは。
本日も当ブログにお越しいただきありがとうございますm(__)m。

クリスマスも近づき街はどこか華やいだ雰囲気ですね~。
闘病中の私もなんだかウキウキ気分、
普段ならここで
「いいワインを一本開けて~(^0^)/」、
ですが、現在私はワインが飲めません・・・・orz。
しかしこの時期にワインの話題がないのは寂しい。
なので特別?に今回は
相方が主宰したワイン(サークルの)会(私は不参加TT)
お話なんぞアップいたします(相方は了承済。)
#涎たらしながら聞いたよ、私orz。
この会の主役はずばり、

Riche2005_01_081219Riche2005_02_081219_2

リシュブール~~~。
はい、先日我が家に一時滞在したDRCのお嬢様です。
ロマネ・コンティの妹でヴィンテージは2005。
「もう飲むんかいっ!許さんっ!( ゚皿゚)キーッ!!!」と怒られそうですが((((((^^;、
試飲会ってことなので・・・。
以下、相方によるテイスティングコメント(『 』内。相方了承済)です。

『とにかく濃い色、エッジもリムも一緒!
抜栓直後の香りは繊細でフレッシュだったけど、
前座のワイン(泡1、白2、赤1。下に別写真)の後、
飲みだした時(抜栓2時間半後)は、
独特の深~~~いDRC香
(本人は『これしか言い様がない(・・)』と申してます・・^^;)。
苦味がありそうななめし皮、甘草、丁子、八角、すぅーっとするハッカ。
ベリー系はあんまり感じなかったな。少々ブラックベリーがあったけど。
とにかく香りが強くてスワリングするとぱーっと広がるのはよかった。
味は酸は普通だけどボディが強すぎる。液体の中に葡萄の皮の味を感じた。
タンニンは豊富。はっきり言ってかなーーーり長期熟成型だ。
ニュイというよりはボーヌのワインのような印象で
むちゃくちゃ美味かったけど思った以上に骨太なワインだね。
俺が思ってたような繊細なブルゴーニュのワインじゃないけど
香りの深さから将来華やかな香りを放つ可能性は感じる。
抜栓して3時間以上香りがへたらなかったから。』

とな。
リシュでこれなら次男坊(ラ・ターシュ)はもっと強くて骨太・・か?
2005は猛暑の年、やはり難しい出来なのかも。
難しかろうがなんだろうがやっぱり飲みたかったよぉ~~(TT)。

ぜーぜー(-_-;。

泣き言は横に置いといて他のワインも参考までに載せます。
以下『   』内は相方のコメント、
この順番で飲んだそうです。

Bacchus081219

左端:
クレマン・ド・ブルゴーニュ(フィリップ・コラン)
ミシェル・コラン・ドレジェの息子によるクレマン。
『すっきりしておいしい。』

左から2番目
マランジュ・ブラン(シュヴロ)2007
『おいしいけど樽香がちょっときついかな』

真中:
ペルナン・ヴェルジュレス・ブラン2005
『柔らかくて熟した果実の香りがよかった』

右から2番目
クロ・ヴージョ(ルネ・アンジェル)2004
『酸がきれいなブルゴーニュワイン。俺の好み^^。』

右端は前述のリシュヴール、と。

主宰の相方が言うには
「年末なので特別のラインナップ(^^)」
らしいのですが、それにしても豪華だわ。いいよなぁ。

早く元気になろうっと。

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Dec 17, 2008

「うみのいえ」大塚幸彦

人間が捨てたゴミの中で、ぼくらはみんな生きている。

Uminoie

雑誌の記事で知った写真集です。
美しくユーモアに溢れた写真たちが
病気で外に出られなかった気持ちを
慰めてくれました。
時折入ってるオヤジギャグがいい味だしてる(笑)。

著者の大塚さんは海洋写真家(公式サイトはこちら)、
25年前、伊豆の海中でゴミを利用するある生き物を見つけて
魚たちとゴミの関係に興味をもったとか。

廃ミシンは烏賊の卵のゆりかごに
古い長靴はカニにぴったり。
空き缶は小さなカップルの愛の巣で、
牛乳瓶から蛸が睨みを聞かせてる。

で、小さな魚たちに混ざって存在を主張しているのはウツボ(笑)、
ギターを脇に抱えたかと思いきや、灯篭、金庫の中から顔をのぞかせる。
水族館で見ても今ひとつ好きになれない奴だったけど
君がそんなに芸達者とは思わなかったわ~。>ウツボ。

一番目を奪うのは

廃タイヤに絢爛と咲き誇るウミトサカ(珊瑚の一種)やイソギンチャク

ですねー。真ん中に生えたりタイヤの上に直接生えたりいろいろですが、
中央にウミトサカがあるとタイヤが花瓶みたい。
ゆらゆらと揺れるウミトサカは小魚たちの隠れ家にもなり
小さな命を育みます。
廃タイヤは小魚たちの隠れ家にもなり
箱庭みたいな世界が出来上がっていたりする。
いや実に風流(笑)。

ゴミを捨てるのは人間のエゴだけど
海の生き物はそれをしたたかに利用する。
小さな命のたくましさに脱帽です。

大塚さんはあとがきの中で
「世界一キタナイ写真集です。」
と書いておられますが、むしろ
ユニークな視点で撮られた貴重な写真集でしょう。
大塚さんの暖かな眼差しに癒される一冊です。

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Dec 14, 2008

マカロン(DALLOYAU)

Macaron081214

外出した相方(私はお留守番^^;)が
「帰りにデパートに寄るけど何か欲しいものある?」と
電話をくれたのでお願いしました。
一度食べてみたかったダロワイユのマカロン。
血液検査の数値も正常まで戻ったし
(とはいえ脾臓は時折ちくちくと痛いーー;)、
ワインが飲めない分
これくらいならいいだろうと買ってきてもらいました。

見た目さくっとしそうなのにじつはもっちり、
中に入ってるコンフィチュールもなかなかのお味、
しっかり甘いので1つずつしか食べられないけれど
久々のお菓子がちょっとうれしい。

甘いお菓子って普段あまり食べないだけに
たまに食べると心も体も暖まる気がします。
今日みたいな寒い日は
おいしいお菓子とお茶で幸せな気分に浸るのが一番なのかも。

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Dec 11, 2008

「コールドケース」2ndシーズン 第20話『ナイフ Kensington』

AXNで放送中(公式サイトはこちら)。

未解決事件(Cold Case)を扱う海外連続刑事ドラマシリーズです。
このブログでも2回ほど取り上げていますが、
フィクションとはいえ時を経て明らかになる真実には
いつも残酷で辛い結末が待っていて
鑑賞後はいつも重苦しい気持ちに襲われます。
それでも観てしまうのは脚本が人間をしっかりと描いていて
事件を追う主人公達の優しさに救われるから。
けれど先日1ヶ月ぶりに観たこの回は
彼らの優しさすら何一つ救いにならないと思えるような内容でした。

事件の舞台は1984年フィラデルフィア州のケンジントン
ある繊維工場が不景気から閉鎖され、従業員は全員解雇。
荒れる町と人々の心、そして起きた殺人事件、犯人は見つからず迷宮入り。
20年ぶりに手がかりを得たリリー(主人公)達が
その真実に迫っていく。

というストーリー。

裕福ではなくても真面目に働く人々のささやかな幸せを
”未曾有の不景気”が容赦なく襲う。
昨日まで仲がよかった同僚が
今日からは職を奪い合う敵になり
家を追い出す側と追い出される側になり
そして哀しい争いの挙句に悲劇が起こる。
不景気は職だけでなく人間関係までも破壊する、
それをまざまざと見せつけられた回でした。

現在、日本だけじゃなく世界に吹き荒れているレイオフの嵐。
#どうしてリストラって言うの?レイオフっしょ?>マスコミ各社
自動車業界の非正規従業員の大量解雇から始まり、
ソニーやIBMのように正規従業員とて例外ではなくなってきました。
突然の金融危機に振り回された企業側にも言い分はあるでしょう。
でも規制緩和をいいことに
好景気の時はかき集めておいて
悪くなった途端放り出すように解雇するのは
あまりに人を軽んじている。
レイオフが駄目というのじゃない、
役員報酬等削るところを削って
ワークシェアリングを導入するなりして
それでも駄目なら解雇対象者にはできるだけのことをして・・・じゃない?

人員削減と同じ数の人生と家族がある。
でもこの未曾有の不景気の前には
こんな当たり前のことすら吹っ飛んでしまうのかな。
哀しいご時世です。

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Dec 08, 2008

細田守監督 新作「サマーウォーズ」 2009夏公開

寝る前に覗いたあひるさんのブログで知りました。
#病人なんだから寝ろよ^^;>自分。

2年前の夏日本中を席巻した「時をかける少女」
その細田守監督が来年夏完全オリジナル新作をリリースです!
タイトルは

「サマーウォーズ」(12/7現在トップページのみ)

キャラデザ、貞本義行さん(「エヴァ」「時かけ」のキャラデザイン)
脚本、奥寺佐渡子さん(「時かけ」脚本)

と頼もしい布陣、美術監督も是非山本二三さんでお願いしまっす。

公式サイトにあるシルエットの少女はロングヘアー(?)、
旗を持っている姿になんだかわくわくします。
「時かけ」と同じように躍動感溢れる作品になりそう。

来年春はIG・神山監督の「東のエデン」が放映開始、
そして夏はこの細田監督の新作、
次世代を代表する2人の監督が共にオリジナルで勝負とは
2009年はすごいことになりそうです。
楽しみだ~~。

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Dec 07, 2008

「ピアノチューナー・オブ・アースクエイク」ブラザーズ・クエイ監督

映画公式サイトはこちら
#東京での上映は終了しています。

前売り券は買ったものの、
療養生活と上映期間がもろ重なってしまい
なかなか行けないままでした。
上映終了が迫り体調が体調なので悩んだのですが
前売り券を無駄にするのも悔しくて
先日表参道駅からシアター・イメージ・フォーラムへ向かいました。
#今の体力ではとても宮益坂を登れません・・・。

躊躇していたのにはもう1つ理由があります。
「ストリート・オブ・クロコダイル」があまりに強烈すぎて
「映画館で観るクエイ映画に今の体調で耐えられるんだろうか・・・」
と少々怖かったから。
でもこの映画は思ったよりもぐっと軽く(?)て
ほっと一安心でした。

物語は
美しい歌姫マルヴィーナが狂気の科学者ドロス博士に
さらわれてしまうことから始まります。
ドロスは絶海の孤島で彼女を自らの自動演奏機械人形に加え
狂気のオペラ演奏会を企てていた。
そこへ博士から依頼を受けた調律師フェリスベルトが島を訪れる。
フェリスベルトはマルヴィーナの存在から博士の恐ろしい企てを知り
それを阻止しようとするが・・・

という内容。
しかしストーリーよりもむしろ映像美を楽しむ作品ですねー。

映画全体がこの画家のイメージで統一されており
小物の雰囲気はどこかマグリット(特に椅子)。
「ストリート・オブ・クロコダイル」は
黒で覆いつくされた不気味でこの上なく退廃極まる作品でしたが、
こちらはライティングを実にうまく使って
透明で美しい幻想的な雰囲気をかもし出してます。

上手いっと思ったのが女性の撮り方。
ヒロイン・マルヴィーナを白、
博士の家政婦アサンプタを黒、
てな感じで対照的に描いてます。
クエイ兄弟はパペットで有名な監督ですが、
女性も美しく撮れるんですね。
しかもその撮り方がデイビット・リンチ監督とすごく良く似てる。
アサンプタと博士の関係などはリンチの淫靡な雰囲気まんま、
意外な収穫でした。

クエイ十八番のパペットは思ったほど出番が少なく
「ありゃ、こんだけ?」。
今回は人間が主役ってことでわざと少なくしたのかもしれませんね。
でも人間の生々しい身体の部位を機械の中に織り込むのは変らず、
正直そのシーンだけはきつかった。
男性には平気でも女性から見ると、、ってなのもあったから。

結論としては

クエイ初心者にオススメ

です。
「ストリート・オブ・クロコダイル」ほど
難解じゃないし映像もとっつきやすい。
ただ静かで淡々とした描写が続くので
刺激が好きな人はたぶん途中で寝ます(笑)。
濃い~~ファンの人にはきっと物足らないでしょうが、
クエイ兄弟の映像美とパペットをとりあえず見てみたいって人には
丁度いいでしょう。

・当ブログ ブラザーズ・クエイ関連エントリ
「ストリート・オブ・クロコダイル」ブラザーズ・クエイ(感想エントリ)

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Dec 04, 2008

祝!SF大賞>磯光雄監督「電脳コイル」

昨年放送されたSFジュヴナイル「電脳コイル」
日本SF作家クラブが選ぶ日本SF大賞に選ばれました(^0^)。
貴志祐介さんの「新世界より」と同時受賞です。

磯監督の原作&初監督作品となったこのTVアニメは
電脳メガネが見せる「Sense of Wonder」な世界と
大人になっていく子供達の心理をきめ細かく描き、
幅広い世代を熱狂させました
私もプロモを始めて観た時の衝撃を今も忘れていません(^^ヾ。

昨年は文化庁メディア芸術祭で優秀賞、アニメーション神戸で個人賞、
今年は星雲賞に続くこの快挙、
プロの作家や評論家も高く評価していることが裏付けられました。
初監督でこの快挙、おめでとうございます~。

受賞を祝って再々放送など願いたいところです。
かわいいデンスケを是非もう一度!

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Dec 01, 2008

伏兵現る^^;

病名判明から1ヵ月、
薄紙をはぐように回復に向かい内心
「このままいってくれるかな。」
とほくそえんでいた私。
しかしそうは問屋が卸しませんでした(--;。

土曜の朝、具合がよかったので、

「ちょっとくらい出かけるなら大丈夫かも。」

と招待券を貰っていた某一大バザール会場へ
相方と一緒にお買い物へ行きました。
もちろん家を出る瞬間からマスク着用です。

休み休み見て回り必要なものを買って
最後にお茶して帰ろうとした時、

やーな頭痛thunder

「き、気のせいだ^^;。人ごみで疲れただけ。」

と言い聞かせ家路に着いたものの、
自宅に近づけば近づくほど

背中がぞくぞくと寒い・・・・・・。

帰宅して熱を測ったら肝炎特有の微熱、
くらくらして気分悪いわ寒いわで即、ダウン(--;。
日曜日は死んでました。
しかも日曜日はこのチケットが取れず
これまでの人生最悪の11月にトドメ刺されるという始末。
私の11月はどこへ行ったの~つД;)・゚・。・゚゚・*:.。

一夜明けて今日から師走、
朝の日差しに
「今回は悲惨だったけど行きつ戻りつ治るだろうから気持ちを切り替えよう」
と思った瞬間

「なんか俺頭が痛くて悪寒がするんだけど・・・・・・」

としんどそーな相方の声・・・・・・・・・・・・・・il||li _| ̄|○ il||li。

風邪を引くなとあれほど言ったのにっ!!!!

・・・・・・・・・・・もしかしてあたしの頭痛も肝炎じゃなくて風邪?

今、薬飲めないよ。うつさないでよ~~


とんでもない伏兵の出現から始まったこの師走、
11月に負けじと波乱の1ヵ月になりそうです、あうあう(ρ_;)

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