「印象派の巨匠 -家族と仲間たち- ピサロ展」
大丸ミュージアム・東京にて10/26まで開催中。
ミュージアムパスポートを買ったものの、
なかなか使う機会がなく「わー損しちゃう。」と思っていたところに
この開催、ラッキーだわ(笑)。
印象派の巨匠・ピサロの個展もといファミリー&フレンド展ってとこかな?
金融危機で穏やかじゃない(今日は戻しましたがこの先どうなるやら^^;)状況ですが、
会場には絵画が発する穏やかな空気が満ちていました。
お気に入りはこれ
カミーユ・ピサロによる
「窓からの眺め、エラニー=シュル=エプト」
です。
窓から見た風景を絵にしたもの、きれいな緑にほっとします。
ポスターになっている「チュイルリーの庭園、雨天」
雨にかすむチュイルリー公園の噴水を中心にした風景画、
後年描いた都市絵画の1つになります。
最初の画と比べるとやんわりやんわりとした印象ですね。
ピサロは8人の子供達に恵まれ、一部は画家としてデビューして
父の影響を色濃く残しました。
その息子フェリックスとリュシアンの画はこちらでどうぞ。
ほかにはコローやクールベ、ミレーがあり、
ピサロの親交の多さがうかがい知れます。
ルノワールやモネに比べると目立ちにくい印象のピサロですが、
穏やかで静かな色彩を愛する人は多いんじゃないかな。
妙な話、部屋に飾るのならピサロが一番いい。買えないけど(爆)。
場所が大丸東京店の中なので
お仕事帰りやショッピングのついでに
寄ることが出来ます。
お買い物と人ごみに疲れたら10Fに上がって
優しい絵に癒されてください^^。
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Comments
shamonさん
はじめまして!
私も先日、
ピサロ展に行ってきました。
「窓からの眺め、エラニー=シュル=エプト」がやはりよかったです。
しゃくやくの花も・・・。
TBさせてください。
よろしくお願いします。
Posted by: よしりん | Oct 18, 2008 09:36 PM
こちらこそはじめまして!
コメント&TBありがとうございます。
芸術家って女性関係が派手だったり
経済的に破綻してたり(^^;、
穏やかさとは程遠い人たちってイメージですが、
ピサロはよき夫よき父よき家庭人として
生涯を送った珍しい人でしたね。
人生って絵に出るものだな~と思って眺めてました。
>しゃくやくの花も・・・。
これもよかったですね。
ピサロの静物画って珍しいのでは?
こちらからもTBお送りしますね。
これからもよろしくお願いします^^。
Posted by: shamon(よしりんさんへ) | Oct 18, 2008 11:12 PM