« TV放映「ジュラシックパークⅢ」 | Main | ウラ県民性 »

Aug 05, 2008

「久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~」

名作は名曲と共に。
Hisaishibudoukan

8/4夜に開催されたこのコンサートに行ってきました。
満員の武道館、2Fサイドブロックの席はイマイチでしたが、
内容は素晴らしく久石&ジブリワールドを堪能してきました^^。
あーそれにしてもこの夏はIGとジブリが交互で大変だ(笑)。

オーケストラ&中高生吹奏楽&混声合唱団(一般公募含む)は総勢1060余名!
正面スクリーンに特別編集された各作品の名シーンを見ながらの鑑賞でした。
以下、作品名と曲名(「」入り)。

『風の谷のナウシカ』
「風の伝説」
「レクイエム~メーヴェとコルベットの戦い」
「遠い日々」
「風の人」
スクリーンに映る名場面の連発に涙でそ~。

『もののけ姫』
「アシタカせつ(古い竹冠に耳が二つの漢字)記」
「タタリ神」
「もののけ姫」Vocal.林正子

『魔女の宅急便』
「海の見える街」
「傷心のキキ」
「かあさんのホウキ」

中盤で最新作『崖の上のポニョ』
「深海牧場~海のお母さん」Vocal 林正子
「波の魚のポニョ~フジモトのテーマ」Vocal藤岡藤巻ユニット
「ひまわりの家の輪舞曲」Vocal.麻衣
「母の愛~いもうとたちの活躍~母と海の賛歌」
「崖の上のポニョ」藤岡藤巻と大橋のぞみ
最後の主題歌、最初はちょっと緊張の面持ちだったのぞみちゃんも
自分の番になると臆することなくしっかりと元気に歌っていました^^。

『天空の城ラピュタ』
「ハトと少年」
「君をのせて」with一般公募コーラス
「大樹」with一般公募コーラス
ここではオーケストラが一時退場し、
混声合唱団&中高生の吹奏楽団の演奏で
楽しい冒険活劇の雰囲気をしっかりかもし出していました。

『紅の豚』
「帰らざる日々」
音楽と共にスクリーンには空中戦が映し出されて臨場感たっぷり。

『ハウルの動く城』
「Syphonic Varietion "Merry-go-round"~Cave of Mind」

『千と千尋の神隠し』
「あの夏へ vocal version いのちの名前」Vocal.平原綾香
「ふたたび」Vocal.平原綾香
平原さんは「僕の友人です。」との久石さんの言葉を受けて登場。

『となりのトトロ』
「風のとおり道」
「さんぽ」with一般公募コーラス
「となりのトトロ」with一般公募コーラス
最後はやっぱりトトロ!これまでのヴォーカルゲストも含めて大合唱で〆ました。

曲の合間には2回宮崎駿監督からのビデオメッセージがありました。
髪が真っ白になった監督の姿に時の流れを感じます。

コンサートは午後6時半開演で終了は午後8時45分。
「あの曲も入れて欲しかったなぁ」と思う部分もあったけど
すてきで貴重な時間を過ごせました。
ただこの久石ジブリコンサートはこの8/4、5の三回公演のみで
最初の最後の機会だそうです。
DVDは出るでしょうがちょっと残念ですね。

パンフレットには久石さんへのインタビュー、
宮崎駿監督、高畑勲監督、鈴木Pのコメント、
宮崎作品フィルモグラフィーで構成され、
お二人の25年の歴史が刻まれています。
冒頭には
Miyazakicommentconcert
ナウシカのイラストと駿監督からのメッセージ。
あと何作、駿監督の作品が制作されるかはわかりませんが
監督の作品にはいつも久石さんの音楽があってほしいと願います。

|

« TV放映「ジュラシックパークⅢ」 | Main | ウラ県民性 »

Comments

The comments to this entry are closed.

TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference 「久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~」:

« TV放映「ジュラシックパークⅢ」 | Main | ウラ県民性 »