May 31, 2008
推理小説の巨匠が角川ホラーコレクションで新たにお目見えです。
第一弾はこの「人間椅子」。
表題作を含め耽美で狂気に彩られた短編が
8編収録されています。
柔らかい線で描かれた田島昭宇さんのカバーイラストが素晴らしい。
江戸川乱歩、ファーストネームが奇妙なこのペンネームは
アメリカの文豪エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)を
もじってつけられました。
ポーの描く恐怖が吸い込まれそうな闇とすれば、
乱歩のそれはじわじわとにじりよる生暖かさ、
かな。ホラーのジャンルに入ってもその個性は微妙に違います。
乱歩は日本の探偵小説を大きく進歩させた功労者でもあり、
星新一、大藪晴彦両氏をその慧眼により見出しています。
才能を見抜く目もあった方でした。
さてこの文庫本の表題作になった「人間椅子」は
耽美で妖しい一方的なラブストーリーです。
古い大きな椅子が家にある人はこれにぞーっとするでしょうね。
恐怖の頂点からスコン!と来るラストがいかにも乱歩です。
「目羅博士の不思議な犯罪」は乱歩風「モルグ街の殺人」?
「断崖」「妻に失恋した男」「お勢登場」は欲が生み出す犯罪が描かれ、、
「二廃人」(廃は古い漢字です)は理由のわからない復讐劇。
「鏡地獄」「押絵と旅する男」はある物への偏執的な愛がぞっとするような結末を呼ぶ。
どのお話も乱歩濃度100%です。
少年探偵団シリーズ以外の乱歩作品を読んだことのない人には
入門にピッタリです。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 30, 2008
本屋でタイトルが目に留まったので購入しました。
ネットでおきるトラブルから始まり
日本語の欠点と使ってはいけない「べからず集」を挟んで、
"クスリになる日本語”
について述べてあります。
大事な部分は太字で表記されてる辺り
参考書みたい、かな(笑)。
日本語について述べながら、
コミュニケーションスキルを伸ばそうとういう
作者の意図を感じます。
そうですね、端的に述べれば
「人と自分は違う」
ことから出発しようと。
そして人に対して発した毒の言葉は
回りまわって自分に返ってくるともあります。
またマスコミや企業や政治家の不祥事の際に使用される
????な言い回しについても論じてあります。
読みながら頷いたり「うっ(・・;)。」と思ったりしちゃいました(笑)。
平易な文章でさらっと読めます。
コミュニケーションスキルを養う本としてもよいでしょう。
| Permalink
|
| TrackBack (1)
May 29, 2008

アルザス産のブラン・ド・ノワール(黒葡萄から作る白いスパークリング)クレマンです。
ピノ・ノワール100%。
グラスに注ぐとふわふわした泡がもくもく、いやもこもこ
(笑)、
このクリーミーな泡はグラスの中でどんどん溶けていきます。
うっすらとピンク(果皮色?)がかかった薄い金色をしてます。
すっきり爽やかな辛口で後味には少し苦味でフィニッシュ。
すっきりした飲み口は食前酒としても
食後に軽く飲みたいって時にもいけます。
今日みたいなじめじめしたお天気の夜には
気分転換に丁度いいかな^^。
シャンパンがますます高くなって手が届かない今
こういったスパークリングは重宝しますね。
お値段は1900円ちょっとでした。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 28, 2008
来年横浜港が開港150周年を迎えます。
それに伴い2009年のGWから様々なイベントが催されます。
「横濱開港150周年」イベント公式サイトはこちら。
関西育ちの私には港町といえば神戸だけど、
横浜も海の香りがする街で大好きです。
さてイベントは3つの会場
・マザーポート(横浜駅~中華街・山手周辺)
・ベイサイド(赤レンガ広場周辺)
・ヒルサイド(横浜動物の森公園ズーラシア未整備地区)
で開催され
赤レンガ広場を中心としたベイサイドではれ、
有料では入れる施設もあります。
その1つに
スーパーハイビジョン
の名前が(^0^)!
詳細がまだ載っていないのでわからないけど、
愛知万博で登場したシアターが横浜にもできるのかな?
お金出して観るの初めてですが(いつも技研公開で観てたので・・^^;)
楽しみだなぁ(わくわく)。
これからはカウントダウンイベントがあちこちであるみたい。
都内に引っ越したためめっきり遠くなっちゃった横浜だけど
来年は何かと行く機会が増えそうです(^^ヾ。
☆当ブログスーパーハイビジョン関連エントリ
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2008」
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2007」
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2006」
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 27, 2008
写真は先日取り寄せた熊本産のとうもろこし~♪
スーパーでも少しずつで回っていますが、
甘さはまだまだ。
でもこれは甘くて柔らかくておいしかった。
ま、高かったからといってしまえばそれまでですけど(^-^;。
一足早く夏の味ってとこかな。
そして今日はスーパーで麦茶を買って煮出した。
熱いお茶もいいけれどからっと晴れたこんな日は
冷たいものがほしくなる。
ネットではの夏到着の果物先行予約販売がいっぱい、
梅雨は嫌だけど、その後に待つのはおいしいものが一杯の夏。
早く来~~い(笑)。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 26, 2008
このニュースです。
日本妖怪協会が後世に遺(のこ)したい怪遺産」として認定しました。
作家の京極夏彦さんが会長代理で認定式にご出席されています。
水木老のエッセイが大好きなので<マンガじゃないのかよっ!
この祝賀パレードは是非観てみたかったなぁ~。
数年前に観た「大(Oh!)水木しげる展」も素晴らしかったよ~。
梅雨も近づきこれから夏へ向けて
妖怪さんたちも忙しいでしょうね。
でも我が家には出ないでね、お願い。怖いから(笑)。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 25, 2008
5月も20日を過ぎだんだん蒸し暑くなってきました。
こうなると恋しくなるのはプロセッコやSV、
でもその前にしばしの飲み納め、ってわけでもないですが
シャルドネを開けました。
ドメーヌ・シュヴロのオート・コート・ド・ボーヌの白です。
シャルドネ100%。
以前飲んだときのエントリはこちら。
熟しかけた黄色い果実と樽の香り、
この樽の香りが意外ときつめ。
しっかりした辛口です。
うーんちょっと蒸し暑い今日には重いかな。
でもクリアな飲み口はやっぱりシュヴロ、です^^。
当ブログ Domaine Chevrot関連エントリ
・ひねもすフランス紀行(その7)-ドメーヌ・シュブロとヴァンダンジュ-(2005/9)
・ひねもすフランス紀行(その8)-マランジュの風景-(2005/9)
・ひねもすフランス紀行(その9)-カーヴ(2005/9)
・"パブロを囲む会"in Le Vin Noble(2006/12)
・おふらんすな日々 その12「Maranges~Domaine Chevrot」(2007/10)
・パブロとかおりさんを囲む会 in Le Vin Noble(2007/12)
Domaine Chevrotのワイン関連エントリ
・AC MARANGES 2006(Domaine Chevrot)
・AC SANTENAY2004(Domaine Chevrot)
・白葱グラタン×菜の花サラダ×Bourgogne Aligote2005(Chevrot)
・Sakura 2007(Pablo et Kaori Chevrot)
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 24, 2008
昨日の五月晴れはどこへ行った^^;。
まるで梅雨みたいな雨が東京で降ってます。
あーうっとおしい~~。
今月の頭までしつこくしつこく寒くて
お天気が良くなったと思ったらこの有様。
変る頻度が早すぎて
ショートカットですか?
と思ってしまう。
しかもなぜか
鼻がグズグズ
と花粉症状態。うーん(--;。
困ったなぁ。
週間天気予報を見ると来週もまた雨、
不安定さは続くみたい。
風邪引かないように気をつけなきゃ。
皆様も体調にお気を付けください。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 23, 2008
May 22, 2008
May 21, 2008
キャンバスに広がる都市に
もう一つの世界が重なっていく。
ブラジル出身の日系画家大岩オスカールさんの個展レビューです。
東京都現代美術館で開催中、公式サイトはこちら。
現代美術はどちらかというと苦手なのですが、
公式サイトの絵に惹かれて台風一過の今日見てきました。
会場に入って驚いたのは並んだ絵画の大きさと形のユニークさ、
畳数畳分の絵があるかと思えば、まるで部品を並べたかのように
コンパクトサイズの絵もある。
美術館の白い壁をキャンバスに見立てた展示方法も素晴らしい。
部品を描いたような小さい絵の色(茶色系)や雰囲気は
宮崎駿監督や柴本翔さん(私、イチオシの作家です!)さんの絵に似ています。
でもこの方の真骨頂は都市を描いた大きな絵でしょう。
そしてその絵のいくつかには
こんな風に生き物が登場します
(作品名「カラスの巣」。工事現場をカラスの巣に見立てています。)
大きなカラスがまるでイリーガル(磯監督のアニメ「電脳コイル」に出てくる電脳生物)のよう。
この傑作SFジュヴナイルでは現実世界に電脳世界を重ね、
電脳メガネをかけることで電脳世界が目に映る設定でしたが、
大岩さんの作品はその絵画版みたい。
カラス以外にも「ネッシー」「野良犬」「シャドウキャットとライトラビットの出会い」、と
(←「野良犬」)
モノトーンの動物達が登場していて
不思議な雰囲気と愛嬌をかもし出しています。
「ネッシー」なんて色こそ違うけれど「最後の首長竜」(「電脳コイル」13話)だし(笑)、
「シャドウキャットとライトラビットの出会い」にもかわいい"イリーガル"もどきが登場だし(笑)。
現代社会への風刺もふんだんに盛り込んだ部分も「コイル」と重なりますね。
もちろん「コイル」を知らなくたって大岩さんの絵の魅力には全く関係なし、
暖かな色彩と大きな構図の大作たちはどれも迫力満点です~。
大岩さんの公式サイトでは一部の作品が鑑賞できます。こちらです。
比較した「電脳コイル」の公式サイトもどうぞ~。
前半は風刺をちょっとこめた楽しい絵という感じのこの展覧会、
後半は色調もぐっと暗くなり戦争の欠片を絵のあちこちに忍ばせてあります。
「総理大臣の悪夢」の上空に飛ぶヘリなんかは「パトレイバー2」っぽいですが、
破壊されたビル群は9.11のテロを思い出させます。
大きな絵画群以外にも絵本や小さなオヴジェが展示してありました。
絵本は抑えながらも暖かな雰囲気がとても素敵、一冊ほしいな。
大作の制作過程に使ったスケッチやコラージュ等もあるので
試行錯誤の行程を知ることも出来ます。
現代美術はとかく難しいイメージがありますが、
この展覧会は楽しく見られて飽きません。
ふらっと散歩がてら下町を歩いて是非見に行っていただきたいです。
| Permalink
|
| TrackBack (2)
May 20, 2008
中国の次はアメリカ、ってわけでもないですが、
タイトルが興味を惹いたので読んでみました。
感想を一言で表すならとアメリカでは
貧困発戦場行き
なのね、です。
低所得者を狙い撃ちしたサププライムローン、
患者と医師や病院を苦しめる医療保険の現実、
身を立てようとする若者を引きずりこむ奨学金ローン
そして巧みな勧誘で兵士を増やしていく軍のリクルート部隊
などなど実例を挙げて説明してあります。
そしてその裏にあるのは
アメリカンドリーム
という言葉が持つ甘い誘惑です
努力すれば幸せに立地になれる国という幻想の果てに待つのは
一歩間違えば逃れることの出来ない蟻地獄のような転落人生なのです。
日本でもワーキングプアが問題になっていますが、
この本によるとアメリカではそれ以上なのです。
医療や防災など全てが民営化に突き進む中肥え太るのは一部の人間と企業だけで
国民は皆喘いでいる。
3年前郵政民営化で大騒ぎしていた日本も
民営化の大合唱に隠れて通過した悪法に苦しめられている。
近い将来、日本がアメリカのようにならないとは言い切れないのです。
それでも作者は最後に一筋の明るい材料を提供し、
あとがきにこう書いています。
引用ここから============================================
この世界を動かす大資本はの力はあまりに大きく、
私たちの想像を超えている。(中略)
だが目を伏せて口をつぐんだ時私たちは始めて負けるのだ。
===========================================引用ここまで
無知や無関心が自らを追い込むことに警鐘を鳴らしています。
アメリカの現実を知ることで将来の日本を知ることが出来る本といえるでしょう。
余談ですが、この本を買った大型書店では通路を挟んで
3年前の郵政民営化騒動の主役が書いた本が置いてありました。
本を書く暇があるのなら、裏でこそこそ糸を引くのではなく
表に出てきてこの難局に立ち向かうのが政治家ではないのか。
趣味について語りたければ議員バッチを外してからでも遅くはないのにね。
3年前と同じように今もそのパフォーマンスには呆れるばかりです。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 19, 2008
瓶はぽってり、お味はすっきり^^。

ドイツはフランケン地方のミュラートゥルガウ種のワインです。
ぽってりボトルとエチケットの赤い生産者マークがかわいい^^。
青っぽい黄色で香りがとってもフルーティ^^、
温度が上がるにつれて濃い甘さがグラス内に漂います。
舌の両側から奥へ回る酸がとってもさわやかで、
くいくいっと(笑)。
相方は「岩塩」みたいとのたまってました。
言われてみれば確かにちょっと塩っぽいかも。
爽やかな辛口ですが余韻がしっかりで飲みあきません。
ボディがしっかりしているせいでしょう。
ミュラ-・トゥルガウ種はもあまり飲んだことがなく、
フランケン地方のワインも飲むのは初めてです。
時折見かけてもいいお値段がするので避けてました。
ちなみにこれは2500円。
夏といえばSBを飲むことが多いですが、
この爽やかな味ならこの品種も選択肢に入れてみようかな。
SBは独特のハーブの匂いが駄目って人でも
このミュラー・トゥルガウならいけるかも。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 18, 2008
May 17, 2008
花粉症と体調不良でここ一ヶ月近く飲んでませんでしたが、
そろそろ大丈夫そうなのでワイン解禁にしました。
で、早速昨日仕事帰りにたまに行くバーでおひとりさま飲み会~。
飲んだのは
・バーのハウススパークリング(確かカヴァ)
・コート・ド・カスティヨンの赤2006
の2種類。
前者はいつものですが、
後者の赤は初めて、メルロ主体でほどよいタンニンが良くおいしかった。
メドックワインは値上がりしすぎてうんざりだけど、
この地区ならまだまだお買い得。今度探してみよっと。
あーワインがおいしいって幸せ~。
ちなみに相方は自分が主宰するサークルで
ギリシアワインの会(マニアだ・・・)でございました。
松脂ワイン云々など一通り今朝説明してもらいましたが、
イマイチよくわからない。
相方曰く、ギリシャの赤は一癖があるので飲むなら白のがいいそうです。
と話が逸れてしまいましたが、
これからやっと五月晴れの日が続いて暑くなりそうなんで、
爽やか系を選んで呑んでいこうかな。
フランケンかはたまたNZ泡か?
セラーの中身を見ながら考えます~。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 16, 2008
先月出版されたばかりの中国についての新書です。
煽るようなタイトルですが、中身は中国を牽引してきた
イデオロギーの歴史についての記述が殆どです。
日本とは古来からいろいろと行き来があるのにもかかわらず
私たちはほとんど中国のことを知らない。
靖国参拝でなぜあれだけ中国側が不快感を示すのかも
この本の最後に説明されています。
とはいえこの本を読めば中国が全部わかるってことではないです。
でも中国とはどういう国なのか漢民族とはどういう民族なのか
簡単でも良いから全体像をつかみたい人にはオススメです。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 15, 2008
やっと晴れたよ~~。
窓から見る青空
がこんなにうれしいなんて~。
体調も戻ってきたし、
ようやくワインを飲もうって気になってきました。
来週はワインスクールでオーストラリアワイン
、
気合を入れて臨むのだ。
そして私がくたばってた間に株式市場も上がり気味、
このまま行って頂戴~。
和歌山では早々と梅の収穫が始まりました。
梅雨ももうすぐやってくるけど、
もうちょっとこのお天気が続いてほしいです。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 14, 2008
石の棺桶の中で悪魔はまだ蠢いている。
本屋で見かけて思わず手に取りました。
世界を震撼させた1986年4月26日のチェルノブイリ事故を
覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
この本は22年経ったチェルノブイリ原発の周辺とその内部を
世界で初めて撮影した写真集です。
手がけたのは写真、文ともに中筋純さん。
筆者は保護服をまといガイガーカウンターの数値におびえながら
原発内部を(許可された場所のみですが)撮影しています。
所内にちらばったものを手に取ろうとして通訳にさえぎられる場面は
背筋がゾーッっとします。
コンクリートで固められた事故現場には今も高濃度の放射能が残っており、
何人も立ち入れない場所になっています。
人が生み出した悪魔は22年経ってもまだ生き続けている。
たくさんの計器の写真が生々しい。
チェルノブイリ原発が存在する街プリピャチの様子も載っています。
当時高機能都市として開発が進んでいた街で
1986年のメーデーには遊園地が開園する予定がありました。
けれど開園5日前の事故が住民達の人生を変えてしまいます。
事故直後は事実隠蔽しようとしたソ連政府も隠し切れず
三日後に住民達は身の回りのものだけ持って脱出し二度と戻りませんでした。
誰にも乗ってもらえなかった汚れた観覧車が夕日の中に佇んでいる写真が
長い年月を何よりも物語っています。
それでも自然は確実に息づき動物達も出入りしている。
だけどそこでなるリンゴは毒リンゴと呼ばれ、
誰かの口に入ることはない事実があります。
筆者の中筋さんはこれまでにも多くの廃墟本を出されている方、
そのせいでしょうか死の街なのにどの写真もとても美しい。
最近多く出版されている廃墟本とは一線を画すこの写真集、
チェルノブイリの記録としても非常に価値があるでしょう。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 13, 2008
以前紹介したこの本の最新版です。
前回と比べると大きく取り上げるワイナリーが増えてますねー。
各ワイナリーの記事には畑の写真もしっかり載っています。
前回と紙の質が変っているのがやや気になりますが、
気合の入った編集姿勢は変っていません。
情報たっぷりでガイドブックとしても役に立つでしょう。
特集記事は九州のワイナリー、興味はあるけど遠いわ(^^;。
立ち上げて間がない小さなワイナリーも紹介されています。
シオンワイナリー(現時点ではネット販売のみ)山梨市牧丘町
ワイナリー・フェルミエ 新潟県新潟市
宝水ワイナリー 北海道岩見沢市
の3つ。
ブルゴーニュで新しい造り手が続々誕生しているように
日本でも少しずつワイン造りに入っていく人が増えている。
頑張ってほしいです。
ワイナリーの紹介以外にも勝沼ワイナリーズ倶楽部の20年に及ぶ歴史の記事や
オススメワインリストなどもバラエティ豊かな内容です。
気になったのは
塩尻ワインフェスタ
の記事!(昨年の開催要旨はこちら)。
参加費2200円でワイングラスを持って試飲ができるイベントです。
またスタンプカードもついており、駅周辺にあるワイナリーを回って
スタンプを貰えば抽選会へご招待っ!
関西人の私には「塩尻って何所?」ですが、
これは行ってみたいイベントですね。開催は10月の最終土日です。
本州のワイン産地といえばどうしても勝沼が前面に出てきますが、
長野県もワインでもりあげようという気運が強いようで、
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー(玉村豊男さん)
でも10月にフェスティバルがあり、他のワイナリーもいろいろイベントがあります。
てな中身たっぷりの楽しい本ですが、
最後のあとがきには監修石井もと子さんより
読者へ感謝の言葉と共に苦言が記されています。
訪問の際にはワイナリーの都合を考慮してください。
(中略)
最低限のマナーを守ってください。
と。
このシリーズによりワイナリーへの訪問客が増えたけれど
中には・・・な方がいるようです。
実際私もワイナリーの試飲コーナーなどで
一杯飲み屋と勘違いしている客(主に年配の男性)を
何度も見かけたことがあります。
そういった一部のお客のせいでワイナリーへの訪問が不可能に
なるとしたらとても残念、自分も肝に銘じておこう(^^;。
ワインに興味がある人、ちょっとワイナリーに行ってみたいなって人には
オススメの本です。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 12, 2008
さすがに重くなりました。
#前回(2008/2/13)はこちら。
#前々回(2007/11/16)はこちら。
#その前(2007/5/15)はこちら。
#さらにその前(2006/10/12)はこちら。
#その前の前の前(2006/5/30)はこちら
#最初のエントリ(初代~四代目)についてはこちら(2005/12/15)。
こつこつ続けている500円玉貯金のエントリです。
今年2月の時点で7.6kgでした。
それから3ケ月で増えたのは400g
400(g)÷7(g 500円玉1枚の重さ)÷3(ヶ月) で
やっぱり19枚/月orz。<9500円/月
頑張って入れてたのになかなかペースが上がりません。
う~~ん
で、現在の累計貯金推定金額は
571000円
・・・・・・・・・・・・・。目標が遠いなぁ
。
ま、でもいいか。
このペースでも前に進んでることは確かだし。
せめてペースを落さないように頑張ります。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 11, 2008
国立新美術館にて6/9まで開催中。
公式サイトはこちら。
雨の中行ってきたんですが、レビューに入る前に文句を一発。
チケット売り場を館内に設けてください>国立新美術館
朝早く来た客を外の売り場で雨の中並ばせるな~
。
皆が皆前売り券を買ってくるわけじゃないんから。
なのでこれからご覧になる方
チケットは前もって入手
なさることをお勧めいたします。
それでは"後よしのナントカ"よろしくレビューをば。
アメデオ・モディリアーニといえば、
ずっと病弱で貧しくようやく芽が出かけた30代半ばで夭逝、
愛妻ジャンヌもお腹の子と共に後追い自殺したという
悲劇てんこ盛りのイメージが強いです。
でも実際の彼は美男のモテモテ青年画家で
愛妻ジャンヌは絵の才能も豊かな画学生で
夫に尽くすあまり育児を放棄していた、
てなことはほとんど知られていない気がします
(実は私も展示会の最後で置いてあった本で知りました^^;)。
かといって彼の絵の魅力がなくなるわけではありません。
むしろあの穏やかな色調の中に悲劇と死の影を
観終わった今、より強く強く感じています。
展示会の内容は4つに分かれており、
初期の作品から死の直前の作品まで150点、
その中で一番心引かれたのが
「カリアティッド」です。
女性の身体を模した円柱のことですが、
前衛画家への道のり途中に描かれたこの習作が
たくさん並んでいました。
細めのアーモンドアイにまあるい肩に
後の彼の多くの作品が垣間見えます。
スケッチ画では美しい迷いのない曲線が
目を楽しませてくれます。
初期の作品のコーナーでは
「帽子をかぶった裸婦」が目に留まりました。
はっきりした描線で描かれた裸婦はぱっと見た目にはモディリアーニ作品には
見えない。どこか痛々しい白が悲痛な叫びのように思える絵でした。
展示会後半は彼の代表作となる作品がたくさん並んでいました。
温かみのあるオレンジ、痛いような白、まるい黒に彩られた肖像画たちは
どれも穏やかな雰囲気でありながらどれも(多かれ少なかれですが)、
死の影があるように感じました(私見です)。
幼少の頃からずっと病弱で病に悩まされ続けた彼にとって
死は身近な知人だったのかもしれません。
日食の日光がどこか暗い明るさであるように。
その中で愛妻ジャンヌの絵は他の人物画と違い
彼の妻への愛情があふれ出ていたように
(特にスケッチ画に)思えました。
10歳以上離れた年下の妻は彼にとってミューズだったのでしょう。
全体の感想ですが、
モディリアーニの生涯を辿って代表作だけでなく
貴重なスケッチ画などが見られて満足ですね。
ペン字をやっていることもあってスケッチなどは大変参考になりました。
ありそうでないこの展示会、モディリアーニに興味のある方は必見です。
以上、レビューでした^^。
| Permalink
|
| TrackBack (1)
May 10, 2008
今日の東京は午後から五月雨となりました。
こういうときの天気予報だけは良くあたるんだから・・とぶつぶつ。
おまけにぐっと気温も下がってなんだか肌寒い。
ま、こうやって暖かくなっていくのですけどね。
しかーし、五月も半ばになるとまた1つ悩みが増えます。
職場の冷房
ってやつ。
超冷え性の私、オフィスビルの冷房に毎年うんざりしてます。
これからの季節は就業後外に出たら解凍される気分で
しかもその感覚が延々と就寝まで続きます。
冷凍食品じゃあるまいしっ!
てなわけでこんなものを買いました。
湯船にしっかりつかるのがベストですが、
相方はこの季節になるとシャワーなんですよねー。
私一人だけのためにお湯を張るのも勿体無い、
しかし足は暖めたいのでこれがいいのではと。
これを使って今年こそは冷房病から脱出するのだ。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 09, 2008
森薫さんのブリティッシュ・ロマンス・コミックがついに大団円を迎えました。
最後の巻となる10巻にはポストカードつき。
物語は19世紀末ヴィクトリア朝のロンドンで始まります。
元家庭教師の下を訪れた上流階級のウィリアムは
そこのメイドのエマに一目惚れしてしまう。
何とか理由を作って彼女の元へ通いますが、
二人の前には階級の壁が大きく立ちはだかる。
そしてウィリアムに想いを寄せる子爵令嬢エレノアが
二人の恋に大きく絡んできます。
と書くとべたべたの恋物語に思えますが、どうしてどうして。
登場人物達の揺れる想いとそれぞれの行動、
この時代に明らかに存在していた”階級の違い”を
作者は丹念に描き出しています。
地味だけれども軽くないしっかりしたロマンス・コミックと言えるでしょう。
何せ恋愛物がかなり苦手な私でも読めたのですから。
作者の森薫さんはこれがシリーズデビュー作、
最初はぺたっとした印象の絵でしたが、
6年の連載期間にぐっと画力もアップしています。
当時の服装なども丁寧なペン入れと緻密なスクリーントーンで再現して
一枚絵のよう。
小道具や調度品の1つに至るまで相当な下調べをなさったことが
絵の端々から伺えます。
本編は7巻までで一応完結、8,9,10巻と番外編です。
10巻ではエレノアの新しい恋にほっとした方が多いでしょうね。
そして最後はエマとウィリアムの結婚式で結んでいます。
結婚のサインのシーンではほろり
。
きっとあの人も喜んでいるでしょう。
そして忘れてならないのはアニメ版。
第一幕はほぼ原作どおり、第二幕は原作とは違った展開になっています。
第二幕で登場してくる
ウィリアムの母オーレリア、
エマの新しい雇い主として登場するドロテア夫人
の2人が原作以上に華を添えウィリアムとエマの支えになります。
ドロテア役は高島雅羅さん、オーレリア役はあの島本須美さん。
クラリス姫がそのまま大人になったようなオーレリア、
上品でありながら妖艶なドロテア、
お二人の声がぴったりでした。
オリジナルキャラではナネットが上手な導入役を務め、
後半ではエマのよき理解者となりました。
でもハンスはちょっとかわいそうだったな~。バトーみたいだった(爆)。
また第一幕第二幕共に素晴らしかったのは梁邦彦さんの音楽、
リコーダーやピアノが奏でる美しい旋律が作品を引き立てていました。
アニメのサントラに興味ゼロの相方が
「CD買おうよ~」と言ったくらい(笑)。
メイドが主人公、ってことで誤解されそうな作品ですが、
中身は本当にしっかりしています。
ご興味を持った方、是非ご一読&DVD鑑賞を^^。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 08, 2008
現在ワイン断ち&ダイエット中(太った・・)なので
健康的な話題に、、って定期的にやっている鑑賞予定のエントリです。
「モディリアーニ展」
3月26日(水 )~6月9日(月)
国立新美術館
夭逝した青年画家モディリアーニ、
細面と瞳のない人物像で有名な彼の足跡を辿ります。
モディリアーニだけの展覧会はとても久しぶりなので楽しみです。
「芸術都市パリの100年展
ルノワール、セザンヌ、ユトリロの生きた街 1830-1930年」
4月25日(金)~7月6日(日)
東京都美術館
近代フランス100年の歴史を絵画と共に追います。
印象派が好きな人にはいいかも。
「コロー 光と追憶の変奏曲」
2008年6月14日(土)~8月31日(日)
国立西洋美術館
コローの回顧展。
ぽつぽつと観てはいてもその生涯を通じて観たことがないので
これは是非行きたいですね。
「モスクワ市近代美術館所蔵シャガールからマレーヴィチまで
青春のロシア・アヴァンギャルド」
2008年6月21日(土)~8月17日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム
社会主義の中で花開いた絵画の展示会、
アバンギャルドとありますがどんな絵が待っているのでしょうか。
「スタジオジブリレイアウト展」
2008年7月26日(土)-9月28日(日)
東京都現代美術館
TAFのエントリでも述べたジブリのレイアウト展示会。
昨年の男鹿展の反省を生かしてか
ローソンでチケットを日時指定購入が必要です。
発売は5/24から。
・・・宮崎・ジブリとくれば混むのはわかるので仕方ないですが、
チケットの転売等も出てきそうですね。いやだなぁ。
「フェルメール 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
2008年8月2日(土)~12月14日(日)
東京都美術館
この夏~秋にかけての最大の目玉はやっぱりこれ!
フェルメールが上野にやってきます!
昨年の展示会では「牛乳を注ぐ女」のみだったのに凄い混みようでした。
この展示会には6点、気合を入れていかなくっちゃ。
と、こんな感じかな。
リストを書くときは「全部行くのだ~」だけど必ずどれか取りこぼす私、
なんとか全部行きたいです。
過去のフェルメールと男鹿展のエントリ
・「ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人」(鑑賞レビュー)
・「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」(鑑賞レビュー)
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 07, 2008
あっついっ!!!!
昨日のカンカラお天気も凄かったけど
今日も東京は暑うございました(-_-;)。
家を出る時の服装は既に真夏装備、
頭には帽子、UVカット仕様の上着で日焼け対策したものの
暑くてカフェでアイスコーヒーを一気飲みしましたよ、ええ。
病み上がりにはこの暑さはきつい(TT)。
冷たい物の飲みすぎは無縁なタイプだけど
この暑さだとついついいっちゃいそう。
湿度も低くて喉に来てます(TT)。痛いなぁ。
冬なら洗濯物を部屋に干すという手も使えますが、
この時期に干すのはねぇ(^^;。
別の感想対策を考えなきゃ。
さて今日は久々に電車に乗ったので(笑)、
帰りに大型書店にて神山監督のコラムが載ってる雑誌を立ち読みしてきました。
今企画を3本準備されてるそうで> 神山監督。
実写とアニメとな、アニメが「攻殻3rd」だといいなー。
ええっともちろん何の作品かはまだ不明です。
師匠のが一段落したら情報公開かも。待ってまっせ~>IGさん。
そうそう、この雑誌の巻頭DVD特集では師匠の「パト2」が紹介されてました。
ぐだぐだで始まった私の5月ですが、
楽しみはこの先いろいろありそう。
昨日と同じ〆になっちゃいますが、頑張るのだ~。
| Permalink
|
| TrackBack (0)
May 06, 2008
前半は私が風邪でぶっ倒れ、
後半は相方が布団の中で病人、
今年はさんざんなGWでございました^^;。
写真は自宅の徒歩圏にある公園の藤棚、
寝込んでた間に盛りが過ぎちゃって
少し寂しい写真になっちゃいました
。
来年こそは