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May 2008

May 31, 2008

「人間椅子」江戸川乱歩ベストコレクション

Ningenisu_2

推理小説の巨匠が角川ホラーコレクションで新たにお目見えです。
第一弾はこの「人間椅子」。
表題作を含め耽美で狂気に彩られた短編が
8編収録されています。
柔らかい線で描かれた田島昭宇さんのカバーイラストが素晴らしい。


江戸川乱歩、ファーストネームが奇妙なこのペンネームは
アメリカの文豪エドガー・アラン・ポー(Edgar Allan Poe)を
もじってつけられました。
ポーの描く恐怖が吸い込まれそうな闇とすれば、
乱歩のそれはじわじわとにじりよる生暖かさ、
かな。ホラーのジャンルに入ってもその個性は微妙に違います。

乱歩は日本の探偵小説を大きく進歩させた功労者でもあり、
星新一、大藪晴彦両氏をその慧眼により見出しています。
才能を見抜く目もあった方でした。

さてこの文庫本の表題作になった「人間椅子」は
耽美で妖しい一方的なラブストーリーです。
古い大きな椅子が家にある人はこれにぞーっとするでしょうね。
恐怖の頂点からスコン!と来るラストがいかにも乱歩です。
「目羅博士の不思議な犯罪」は乱歩風「モルグ街の殺人」?
「断崖」「妻に失恋した男」「お勢登場」は欲が生み出す犯罪が描かれ、、
「二廃人」(廃は古い漢字です)は理由のわからない復讐劇。
「鏡地獄」「押絵と旅する男」はある物への偏執的な愛がぞっとするような結末を呼ぶ。
どのお話も乱歩濃度100%です。

少年探偵団シリーズ以外の乱歩作品を読んだことのない人には
入門にピッタリです。

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May 30, 2008

「その日本語が毒になる! 」吉村 達也

Nihongodoku_2

本屋でタイトルが目に留まったので購入しました。
ネットでおきるトラブルから始まり
日本語の欠点と使ってはいけない「べからず集」を挟んで、
"クスリになる日本語”
について述べてあります。
大事な部分は太字で表記されてる辺り
参考書みたい、かな(笑)。

日本語について述べながら、
コミュニケーションスキルを伸ばそうとういう
作者の意図を感じます。
そうですね、端的に述べれば

「人と自分は違う」

ことから出発しようと。
そして人に対して発した毒の言葉は
回りまわって自分に返ってくるともあります。

またマスコミや企業や政治家の不祥事の際に使用される
????な言い回しについても論じてあります。
読みながら頷いたり「うっ(・・;)。」と思ったりしちゃいました(笑)。

平易な文章でさらっと読めます。
コミュニケーションスキルを養う本としてもよいでしょう。

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May 29, 2008

Cremant D'Alsace Blanc de Noirs(Arthur Metz)

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アルザス産のブラン・ド・ノワール(黒葡萄から作る白いスパークリング)クレマンです。
ピノ・ノワール100%。

グラスに注ぐとふわふわした泡がもくもく、いやもこもこcloud(笑)、
このクリーミーな泡はグラスの中でどんどん溶けていきます。
うっすらとピンク(果皮色?)がかかった薄い金色をしてます。
すっきり爽やかな辛口で後味には少し苦味でフィニッシュ。

すっきりした飲み口は食前酒としても
食後に軽く飲みたいって時にもいけます。
今日みたいなじめじめしたお天気の夜には
気分転換に丁度いいかな^^。
シャンパンがますます高くなって手が届かない今
こういったスパークリングは重宝しますね。

お値段は1900円ちょっとでした。

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May 28, 2008

Y150

来年横浜港が開港150周年を迎えます。
それに伴い2009年のGWから様々なイベントが催されます。
「横濱開港150周年」イベント公式サイトはこちら

関西育ちの私には港町といえば神戸だけど、
横浜も海の香りがする街で大好きです。

さてイベントは3つの会場
・マザーポート(横浜駅~中華街・山手周辺)
・ベイサイド(赤レンガ広場周辺)
・ヒルサイド(横浜動物の森公園ズーラシア未整備地区)
で開催され

赤レンガ広場を中心としたベイサイドではれ、
有料では入れる施設もあります。
その1つに

スーパーハイビジョン

の名前が(^0^)!
詳細がまだ載っていないのでわからないけど、
愛知万博で登場したシアターが横浜にもできるのかな?
お金出して観るの初めてですが(いつも技研公開で観てたので・・^^;)
楽しみだなぁ(わくわく)。

これからはカウントダウンイベントがあちこちであるみたい。
都内に引っ越したためめっきり遠くなっちゃった横浜だけど
来年は何かと行く機会が増えそうです(^^ヾ。


☆当ブログスーパーハイビジョン関連エントリ
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2008」
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2007」

・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2006」

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May 27, 2008

季節の味

Cornotoriyose

写真は先日取り寄せた熊本産のとうもろこし~♪
スーパーでも少しずつで回っていますが、
甘さはまだまだ。
でもこれは甘くて柔らかくておいしかった。
ま、高かったからといってしまえばそれまでですけど(^-^;。
一足早く夏の味ってとこかな。

そして今日はスーパーで麦茶を買って煮出した。
熱いお茶もいいけれどからっと晴れたこんな日は
冷たいものがほしくなる。

ネットではの夏到着の果物先行予約販売がいっぱい、
梅雨は嫌だけど、その後に待つのはおいしいものが一杯の夏。
早く来~~い(笑)。

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May 26, 2008

怪遺産

このニュースです。
日本妖怪協会が後世に遺(のこ)したい怪遺産」として認定しました。
作家の京極夏彦さんが会長代理で認定式にご出席されています。

水木老のエッセイが大好きなので<マンガじゃないのかよっ!
この祝賀パレードは是非観てみたかったなぁ~。
数年前に観た「大(Oh!)水木しげる展」も素晴らしかったよ~。

梅雨も近づきこれから夏へ向けて
妖怪さんたちも忙しいでしょうね。
でも我が家には出ないでね、お願い。怖いから(笑)。

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May 25, 2008

Bourgogne Hautes-Cotes de Beaune 2005(Domaine Chevrot)

5月も20日を過ぎだんだん蒸し暑くなってきました。
こうなると恋しくなるのはプロセッコやSV、
でもその前にしばしの飲み納め、ってわけでもないですが
シャルドネを開けました。

Bhautescotesdebeaune2005dchevrot080

ドメーヌ・シュヴロのオート・コート・ド・ボーヌの白です。
シャルドネ100%。
以前飲んだときのエントリはこちら

熟しかけた黄色い果実と樽の香り、
この樽の香りが意外ときつめ。
しっかりした辛口です。
うーんちょっと蒸し暑い今日には重いかな。
でもクリアな飲み口はやっぱりシュヴロ、です^^。


当ブログ Domaine Chevrot関連エントリ
ひねもすフランス紀行(その7)-ドメーヌ・シュブロとヴァンダンジュ-(2005/9)
ひねもすフランス紀行(その8)-マランジュの風景-(2005/9)
ひねもすフランス紀行(その9)-カーヴ(2005/9)
"パブロを囲む会"in Le Vin Noble(2006/12)
おふらんすな日々 その12「Maranges~Domaine Chevrot」(2007/10)
・パブロとかおりさんを囲む会 in Le Vin Noble(2007/12)

Domaine Chevrotのワイン関連エントリ
AC MARANGES 2006(Domaine Chevrot)
AC SANTENAY2004(Domaine Chevrot) 
白葱グラタン×菜の花サラダ×Bourgogne Aligote2005(Chevrot)
Sakura 2007(Pablo et Kaori Chevrot)

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May 24, 2008

蒸しっ

昨日の五月晴れはどこへ行った^^;。
まるで梅雨みたいな雨が東京で降ってます。
あーうっとおしい~~。

今月の頭までしつこくしつこく寒くて
お天気が良くなったと思ったらこの有様。
変る頻度が早すぎて

ショートカットですか?

と思ってしまう。
しかもなぜか

鼻がグズグズ

と花粉症状態。うーん(--;。
困ったなぁ。

週間天気予報を見ると来週もまた雨、
不安定さは続くみたい。
風邪引かないように気をつけなきゃ。

皆様も体調にお気を付けください。



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May 23, 2008

スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2008」

流氷の海、雪原に集う動物達、寒さに煙る朝、
リアルティ溢れる映像はスーパーハイビジョン。

今年もNHK放送技術研究所の一般公開が始まりました。
公式サイトはこちら、公開は5/25までです。

昼下がりピーカンの空の下、ババ混みのバスに乗って
技研に向かいました。
乗客はほとんどが背広のビジネスマン、
その全部が技研前で降りました・・・。

エントランスで案内図を貰って入場。
以下、例年通り(笑)スーパーハイビジョンを中心に技研公開レビューです。

今年のテーマは

「技術のチカラがテレビを変える」


です。
まさにこのテーマのまま、
スーパーハイビジョンの一般視聴への布石が
着々と打たれていることを示唆する内容でした。

そして今年もスーパーハイビジョンシアターは人気を集めていました。

技研公開の華としてすっかり定着している雰囲気ですね。
会場スペックは例年と同じ

 スクリーンサイズは450インチ
 音響は22.2チャンネル(スピーカーは全てBOSE製)。
 客席定員は104名。 映像の上映時間は約5分。

です。が、今回はテーマが違っていました。

「日本遺産 春夏秋冬」

とまずタイトルがスクリーンに映りました。
アナウンスによると、
今年から日本の四季をテーマにロケハンしコンテンツにするとのこと、
今回は「北海道の冬」。期待が高まります。
そして上映が始まりました。

・流氷船から撮った流氷
・丹頂鶴のダンス
・雪原のキタキツネやカモシカたち
・大地の空撮
・草原の中を走るSL
ばんえい競馬

と、今回は都市の風景は全くなし。
けれど自然の風景だからこそスーパーハイビジョンが出す臨場感を
たっぷり味わうことができました。。
冒頭の流氷はカメラがゆっくりと海面を追っていくのですが、
見ていると船酔いしそうなリアリティ、昨年の空撮と同じです。
動物達の映像は体毛のふさふさした感じがとてもよくわかり
手を伸ばしてしまいそう。
SLはカメラがぐぐっーーーーとSLの動きに沿って動くのですが、
フォーカスが甘くなる(昨年の有馬記念映像と同じ)のがちょっと気になるかな。
でも臨場感はばっちりで迫力がありました。
どうも現在の技術では動くものを追いかける時にフォーカスが甘くなるみたい。
これからどんどん改良されるでしょうから今後に期待です。
最後のばんえい競馬はレースの様子等いろいろ。。
そして意図したのかそうでないかはわかりませんが、
馬が吐く白い息や朝もやが中心の映像となっていました。
とても幻想的だったのですが頭の中では
「なんでまたお馬さんなの」と言葉がちらつく有様(^^;。
ただこの映像のタイトルとばんえい競馬が置かれている状況を合わせると
「記録」として撮った気もします。

以上がスーパーハイビジョンの感想です。
一昨年に初めて見たときほどの衝撃はないですが、
それでも臨場感はたっぷりで満足^^。いやーやっぱり自然の映像はよいっす^^。

他には

・スーパーハイビジョン家庭視聴イメージ
3300万画素広ダイナミックレンジプロジェクター


のスーパーハイビジョン関係の関連展示がありました。
スーパーハイビジョンが家庭で見られるようになるには
あと20年くらいかかるみたいですが、
体験展示ではいち早くそれに近い環境で
テスト映像(もしかして愛知万博映像?ひまわり畑とかいろいろ)が鑑賞できました。
で、やはり音響が22.2chともなると音が

左右からだけでなく上下

からも聞こえるってのが実にイイ。
惜しむらくはオープンスペースなので他のブースの音が
入ってくるのが勿体無かった。来年は考慮願います>技研殿
で、ダイナミックプロジェクターは、
黒がとても美しく細かなところまでボケずにくっきり。
ホームシアターがあればなぁ、なんて思っちゃいました。

スーパーハイビジョンの関連の後は、列に並んで

インテグラル立体テレビ専用メガネがいらない3Dテレビ)

を鑑賞。
うーん、去年よりははっきりした映像になってるけど
なんだか今ひとつ。子供に例えればよちよち歩きかな。
来年に期待。
しかしこの後ドツボにはまる展示を発見っ!
それは

ムーンハイビジョンカメラmoon1moon2moon3fullmoon

昨年、打ち上げた衛星「かぐや」に搭載された
あのハイビジョンカメラと同型のものがありました。
でもぱっと見なんだか黒い。
「?」と思って近づくとその黒いのは

カメラケースを覆う断熱材

でした。
薄いアルミと網を交互セットで10層に重ねたものですが、
1枚1枚はとっても薄い。
「こんなんでも大丈夫なんだ、おーっ。」て感じかな(笑)。
で、このカメラ実は2つのレンズ(広角レンズ&普通のレンズ)が搭載で
地上からスイッチで切り分ける仕様になってます。

地球が大きく見える映像は望遠レンズ、
月の表面が横に広く地球が小さく見える映像は広角レンズ

と使い分けてるそうですよ~。
そして2つのレンズはお互い反対方向を向いているので
アース・ライズ(地球の出)とアース・セット(地球の没)が両方撮れるということです。
衛星に乗せるということで断熱性を始め消費電力に重量や大きさが
厳しく決められており搭載までは大変な苦労があったそうです。
カメラの横には「かぐや」の模型があり、カメラがどの位置にあるのかも
矢印で示されていました(衛星の左下)。
ど素人の私に説明員(研究員)さんがわかりやすくいろいろ説明してくださり
満足度がぐっとアップ(笑)。
大々的に報道されたこととモニタの地球と月映像もあいまってブースは大人気でした。

あと映像ではないですが、すごいなーって思ったのが

・音声認識技術
・極薄スピーカー(丸められる紙みたいな代物)


の2つです。
前者は生放送のアナウンサーのしゃべりを
まんま音声認識して正確に出してる!すごい~。
これって相当サンプルを集めて研究したんでしょうね。
担当者らしき方が熱心に説明されていました。
後者は文字通り薄い薄いスピーカー、これなら狭い我が家でも22.2chができる?かも(笑)。

会場はビジネスマンや学生さん、近隣住民やNHKOBの方々で一杯でした。
明日明後日と混むと思うのでいかれる方はご注意ください。

ぱっと見地味なイベントですが入場は無料で最新の放送技術が見られます。
GWでお金を使い果たした方、砧公園で散歩がてらに行くのもいいでしょう。
毎年行ってる私は技術の進歩が眼に見えてわかるのでとても楽しいです^^。

レビューは以上です。
長文にお付き合いいただきありがとうございましたm(__)m。


当ブログ関連エントリ
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2007」
・スーパーハイビジョン in 「NHK技研公開2006」

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May 22, 2008

月に一度のお勉強I(2008/5月分)

久々の新世界は手ごわかった・・・・。
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月に一度のワインスクール、今日のお題↑はオーストラリアワインでした。

ここ数年オージーモノはほとんど飲んでないので
きれいさっぱり忘れてた私、
ティスティングで頭に浮かぶのはフランスの品種ばっか。
結果はご想像にお任せします^^;。

出たワインは、
Australiawine_080522

でした(あと1本は貴腐ワイン)。
白はセミヨン100%、
ロゼはサンジョベーゼ100%、
赤はすべてシラーズでした・・・・・。
#グラスの写真とは並びが違います。あしからず。

赤のうち妙に味も香りも青々してるのがあり、絶対にCSだと思ったのに~ううっ。
日々進化するオーストラリアワインに
不勉強な私は見事玉砕。
いいんです、美味しかったからthink

オーストラリアではワイナリーが一丸となって
ワインの品質向上や輸出に力を入れているそうです。
フランスに傾きがちな我が家ですが、
これを機会に選択肢に入れてみようって思います。

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May 21, 2008

「大岩オスカール 夢見る世界」展

キャンバスに広がる都市に
もう一つの世界が重なっていく。

ブラジル出身の日系画家大岩オスカールさんの個展レビューです。
東京都現代美術館で開催中、公式サイトはこちら

現代美術はどちらかというと苦手なのですが、
公式サイトの絵に惹かれて台風一過の今日見てきました。

会場に入って驚いたのは並んだ絵画の大きさと形のユニークさ、
畳数畳分の絵があるかと思えば、まるで部品を並べたかのように
コンパクトサイズの絵もある。
美術館の白い壁をキャンバスに見立てた展示方法も素晴らしい。

部品を描いたような小さい絵の色(茶色系)や雰囲気は
宮崎駿監督や柴本翔さん(私、イチオシの作家です!)さんの絵に似ています。
でもこの方の真骨頂は都市を描いた大きな絵でしょう。
そしてその絵のいくつかには
Karasu 
こんな風に生き物が登場します
(作品名「カラスの巣」。工事現場をカラスの巣に見立てています。)
大きなカラスがまるでイリーガル(磯監督のアニメ「電脳コイル」に出てくる電脳生物)のよう。
この傑作SFジュヴナイルでは現実世界に電脳世界を重ね、
電脳メガネをかけることで電脳世界が目に映る設定でしたが、
大岩さんの作品はその絵画版みたい。
カラス以外にも「ネッシー」「野良犬」「シャドウキャットとライトラビットの出会い」、と
Norainu(←「野良犬」)
モノトーンの動物達が登場していて
不思議な雰囲気と愛嬌をかもし出しています。
「ネッシー」なんて色こそ違うけれど「最後の首長竜」(「電脳コイル」13話)だし(笑)、
「シャドウキャットとライトラビットの出会い」にもかわいい"イリーガル"もどきが登場だし(笑)。
現代社会への風刺もふんだんに盛り込んだ部分も「コイル」と重なりますね。

もちろん「コイル」を知らなくたって大岩さんの絵の魅力には全く関係なし、
暖かな色彩と大きな構図の大作たちはどれも迫力満点です~。
大岩さんの公式サイトでは一部の作品が鑑賞できます。こちらです。
比較した「電脳コイル」の公式サイトもどうぞ~。

前半は風刺をちょっとこめた楽しい絵という感じのこの展覧会、
後半は色調もぐっと暗くなり戦争の欠片を絵のあちこちに忍ばせてあります。
「総理大臣の悪夢」の上空に飛ぶヘリなんかは「パトレイバー2」っぽいですが、
破壊されたビル群は9.11のテロを思い出させます。

大きな絵画群以外にも絵本や小さなオヴジェが展示してありました。
絵本は抑えながらも暖かな雰囲気がとても素敵、一冊ほしいな。
大作の制作過程に使ったスケッチやコラージュ等もあるので
試行錯誤の行程を知ることも出来ます。

現代美術はとかく難しいイメージがありますが、
この展覧会は楽しく見られて飽きません。
ふらっと散歩がてら下町を歩いて是非見に行っていただきたいです。

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May 20, 2008

「ルポ 貧困大国アメリカ」堤 未果

中国の次はアメリカ、ってわけでもないですが、
タイトルが興味を惹いたので読んでみました。

感想を一言で表すならとアメリカでは

貧困発戦場行き

なのね、です。

低所得者を狙い撃ちしたサププライムローン、
患者と医師や病院を苦しめる医療保険の現実、
身を立てようとする若者を引きずりこむ奨学金ローン
そして巧みな勧誘で兵士を増やしていく軍のリクルート部隊

などなど実例を挙げて説明してあります。
そしてその裏にあるのは

アメリカンドリーム

という言葉が持つ甘い誘惑です
努力すれば幸せに立地になれる国という幻想の果てに待つのは
一歩間違えば逃れることの出来ない蟻地獄のような転落人生なのです。
日本でもワーキングプアが問題になっていますが、
この本によるとアメリカではそれ以上なのです。
医療や防災など全てが民営化に突き進む中肥え太るのは一部の人間と企業だけで
国民は皆喘いでいる。
3年前郵政民営化で大騒ぎしていた日本も
民営化の大合唱に隠れて通過した悪法に苦しめられている。
近い将来、日本がアメリカのようにならないとは言い切れないのです。

それでも作者は最後に一筋の明るい材料を提供し、
あとがきにこう書いています。

引用ここから============================================
この世界を動かす大資本はの力はあまりに大きく、
私たちの想像を超えている。(中略)
だが目を伏せて口をつぐんだ時私たちは始めて負けるのだ。
===========================================引用ここまで

無知や無関心が自らを追い込むことに警鐘を鳴らしています。
アメリカの現実を知ることで将来の日本を知ることが出来る本といえるでしょう。

余談ですが、この本を買った大型書店では通路を挟んで
3年前の郵政民営化騒動の主役が書いた本が置いてありました。
本を書く暇があるのなら、裏でこそこそ糸を引くのではなく
表に出てきてこの難局に立ち向かうのが政治家ではないのか。
趣味について語りたければ議員バッチを外してからでも遅くはないのにね。
3年前と同じように今もそのパフォーマンスには呆れるばかりです。

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May 19, 2008

Muller Thurgau Trocken Franken2006(FRANK&FREI)

瓶はぽってり、お味はすっきり^^。
Mullerthurgautrockengranken_frankfr

ドイツはフランケン地方のミュラートゥルガウ種のワインです。
ぽってりボトルとエチケットの赤い生産者マークがかわいい^^。

青っぽい黄色で香りがとってもフルーティ^^、
温度が上がるにつれて濃い甘さがグラス内に漂います。
舌の両側から奥へ回る酸がとってもさわやかで、
くいくいっと(笑)。
相方は「岩塩」みたいとのたまってました。
言われてみれば確かにちょっと塩っぽいかも。
爽やかな辛口ですが余韻がしっかりで飲みあきません。
ボディがしっかりしているせいでしょう。

ミュラ-・トゥルガウ種はもあまり飲んだことがなく、
フランケン地方のワインも飲むのは初めてです。
時折見かけてもいいお値段がするので避けてました。
ちなみにこれは2500円。

夏といえばSBを飲むことが多いですが、
この爽やかな味ならこの品種も選択肢に入れてみようかな。
SBは独特のハーブの匂いが駄目って人でも
このミュラー・トゥルガウならいけるかも。

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May 18, 2008

「春のバラフェスティバル」 旧古河庭園

Kyuufurukawateienn080517_03_2

旧古河庭園の「春のバラ フェスティバル」に行って来ました。
#開催は6月22日まででライトアップは5月25日までです。
あちこちで告知してあるのと薔薇で有名な場所なので園内は人で一杯bearing
ぐっと上がった気温も相まってすごい熱気でした。

元々は陸奥宗光から譲られた古河財閥の持ち物でしたが、
現在の所有は東京都で料金を払って誰でも入場することが出来ます。
黒い壁に白い窓の素敵な洋館と薔薇が咲き誇る西洋式庭園は、
鹿鳴館を設計したジョサイア・コンドルの手によるものです。
コンドルは同じ時期に三井財閥の綱町三井倶楽部も手がけており、
・傾斜地に建てられていること、
・傾斜地の上側は西洋式で下側は日本式庭園
この二つの点が同じです。
そしてこちらの建物は黒く直線的ですが、
綱町三井倶楽部は曲線的でアイボリー色、
この違いは発注した両財閥当主の好みの違いなのでしょうね。

それでは美しい洋館と薔薇をどうぞご覧あれ(^0^)/。
Kyuufurukawateienn080517_01Kyuufurukawateienn080517_02

左は洋館の玄関、右は洋館の右側を芝生から。
洋館の内部は予約すれば見学できます。でも今日は披露宴で貸切でした。
こんな素敵な場所で披露宴なんて花嫁さんがうらやましいっ!

この洋館の周囲に
Kyuufurukawateienn080517_04

↑のように、また階段を下りた下に薔薇が咲いています。
Rose_kotone_080517Rose_blueright_080517
Rose_yellow_080517Rose_laurin_080517
Rose_holyfire_080517Rose_peace_080517
Rose_cacharinedonubu_080517_4Rose_goldenmedaion_080517_9
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薔薇を堪能した後はさらに下にある日本庭園へ。

Kyuufurukawateienn080517_jg_02Kyuufurukawateienn080517_jg_01

階段と間にある木々で視線がさえぎられるため、
西洋式庭園との違和感は全く感じません。
緑一杯の風景は上の熱気とはちがってぐっと涼しげです。
茶室もあります。
Kyuufurukawateienn080517_tearoom
中ではお抹茶もいただけます。
茶室周囲の楓の枝ぶりが素晴らしく紅葉の頃はさぞかしきれいでしょう。
また来なくては^^。
池の周囲には散策する人間をよそに
Kamo_mattari_080517
鴨がまったり(笑)。
よほど人に慣れているのかかなり近づいても知らん顔。
いいんだか、悪いんだか(苦笑)。

最後に売店でバラ風味のアイスクリームを食べて
庭園を後にしました。

「予定が入ってて行けない~」という方は
秋までお待ちを。秋にも同じイベントがあります^^。
こっちにも行かなくちゃ(笑)。

都区内にあって交通も便利、
爽やかな新緑に美しい薔薇と洋館は一見の価値があります。
今月来月と近場で遊びたい方は行ってみてはいかがでしょうか。

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May 17, 2008

飲むぞ~!!!

花粉症と体調不良でここ一ヶ月近く飲んでませんでしたが、
そろそろ大丈夫そうなのでワイン解禁にしました。
で、早速昨日仕事帰りにたまに行くバーでおひとりさま飲み会~。

飲んだのは
・バーのハウススパークリング(確かカヴァ)
・コート・ド・カスティヨンの赤2006
の2種類。
前者はいつものですが、
後者の赤は初めて、メルロ主体でほどよいタンニンが良くおいしかった。
メドックワインは値上がりしすぎてうんざりだけど、
この地区ならまだまだお買い得。今度探してみよっと。
あーワインがおいしいって幸せ~。

ちなみに相方は自分が主宰するサークルで
ギリシアワインの会(マニアだ・・・)でございました。
松脂ワイン云々など一通り今朝説明してもらいましたが、
イマイチよくわからない。
相方曰く、ギリシャの赤は一癖があるので飲むなら白のがいいそうです。

と話が逸れてしまいましたが、
これからやっと五月晴れの日が続いて暑くなりそうなんで、
爽やか系を選んで呑んでいこうかな。
フランケンかはたまたNZ泡か?
セラーの中身を見ながら考えます~。


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May 16, 2008

「これが中国人だ!!-日本人が勘違いしている「中国人の思想」 」佐久 協

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先月出版されたばかりの中国についての新書です。
煽るようなタイトルですが、中身は中国を牽引してきた
イデオロギーの歴史についての記述が殆どです。

日本とは古来からいろいろと行き来があるのにもかかわらず
私たちはほとんど中国のことを知らない。
靖国参拝でなぜあれだけ中国側が不快感を示すのかも
この本の最後に説明されています。

とはいえこの本を読めば中国が全部わかるってことではないです。
でも中国とはどういう国なのか漢民族とはどういう民族なのか
簡単でも良いから全体像をつかみたい人にはオススメです。

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May 15, 2008

五月晴れっ!

やっと晴れたよ~~。
窓から見る青空sunがこんなにうれしいなんて~。

体調も戻ってきたし、
ようやくワインを飲もうって気になってきました。
来週はワインスクールでオーストラリアワインwine
気合を入れて臨むのだ。

そして私がくたばってた間に株式市場も上がり気味、
このまま行って頂戴~。

和歌山では早々と梅の収穫が始まりました。
梅雨ももうすぐやってくるけど、
もうちょっとこのお天気が続いてほしいです。

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May 14, 2008

「廃墟チェルノブイリ Revelations of Chernobyl 」

石の棺桶の中で悪魔はまだ蠢いている。
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本屋で見かけて思わず手に取りました。
世界を震撼させた1986年4月26日のチェルノブイリ事故
覚えていらっしゃる方も多いでしょう。
この本は22年経ったチェルノブイリ原発の周辺とその内部を
世界で初めて撮影した写真集です。
手がけたのは写真、文ともに中筋純さん。

筆者は保護服をまといガイガーカウンターの数値におびえながら
原発内部を(許可された場所のみですが)撮影しています。
所内にちらばったものを手に取ろうとして通訳にさえぎられる場面は
背筋がゾーッっとします。
コンクリートで固められた事故現場には今も高濃度の放射能が残っており、
何人も立ち入れない場所になっています。
人が生み出した悪魔は22年経ってもまだ生き続けている。
たくさんの計器の写真が生々しい。

チェルノブイリ原発が存在する街プリピャチの様子も載っています。
当時高機能都市として開発が進んでいた街で
1986年のメーデーには遊園地が開園する予定がありました。
けれど開園5日前の事故が住民達の人生を変えてしまいます。
事故直後は事実隠蔽しようとしたソ連政府も隠し切れず
三日後に住民達は身の回りのものだけ持って脱出し二度と戻りませんでした。
誰にも乗ってもらえなかった汚れた観覧車が夕日の中に佇んでいる写真が
長い年月を何よりも物語っています。
それでも自然は確実に息づき動物達も出入りしている。
だけどそこでなるリンゴは毒リンゴと呼ばれ、
誰かの口に入ることはない事実があります。

筆者の中筋さんはこれまでにも多くの廃墟本を出されている方、
そのせいでしょうか死の街なのにどの写真もとても美しい。
最近多く出版されている廃墟本とは一線を画すこの写真集、
チェルノブイリの記録としても非常に価値があるでしょう。

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May 13, 2008

「日本のワイナリーに行こう 2009」

Nihonwinery2009_2

以前紹介したこの本の最新版です。

前回と比べると大きく取り上げるワイナリーが増えてますねー。
各ワイナリーの記事には畑の写真もしっかり載っています。
前回と紙の質が変っているのがやや気になりますが、
気合の入った編集姿勢は変っていません。
情報たっぷりでガイドブックとしても役に立つでしょう。
特集記事は九州のワイナリー、興味はあるけど遠いわ(^^;。
立ち上げて間がない小さなワイナリーも紹介されています。

シオンワイナリー(現時点ではネット販売のみ)山梨市牧丘町
ワイナリー・フェルミエ 新潟県新潟市
宝水ワイナリー 北海道岩見沢市

の3つ。
ブルゴーニュで新しい造り手が続々誕生しているように
日本でも少しずつワイン造りに入っていく人が増えている。
頑張ってほしいです。

ワイナリーの紹介以外にも勝沼ワイナリーズ倶楽部の20年に及ぶ歴史の記事や
オススメワインリストなどもバラエティ豊かな内容です。
気になったのは

塩尻ワインフェスタ

の記事!(昨年の開催要旨はこちら)。
参加費2200円でワイングラスを持って試飲ができるイベントです。
またスタンプカードもついており、駅周辺にあるワイナリーを回って
スタンプを貰えば抽選会へご招待っ!
関西人の私には「塩尻って何所?」ですが、
これは行ってみたいイベントですね。開催は10月の最終土日です。

本州のワイン産地といえばどうしても勝沼が前面に出てきますが、
長野県もワインでもりあげようという気運が強いようで、
ヴィラデスト ガーデンファーム アンド ワイナリー(玉村豊男さん)
でも10月にフェスティバルがあり、他のワイナリーもいろいろイベントがあります。

てな中身たっぷりの楽しい本ですが、
最後のあとがきには監修石井もと子さんより
読者へ感謝の言葉と共に苦言が記されています。

訪問の際にはワイナリーの都合を考慮してください。
(中略)
最低限のマナーを守ってください。

と。
このシリーズによりワイナリーへの訪問客が増えたけれど
中には・・・な方がいるようです。
実際私もワイナリーの試飲コーナーなどで
一杯飲み屋と勘違いしている客(主に年配の男性)を
何度も見かけたことがあります。
そういった一部のお客のせいでワイナリーへの訪問が不可能に
なるとしたらとても残念、自分も肝に銘じておこう(^^;。

ワインに興味がある人、ちょっとワイナリーに行ってみたいなって人には
オススメの本です。

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May 12, 2008

ずしっ

さすがに重くなりました。
Godaime080512

#前回(2008/2/13)はこちら
#前々回(2007/11/16)はこちら
#その前(2007/5/15)はこちら
#さらにその前(2006/10/12)はこちら
#その前の前の前(2006/5/30)はこちら
#最初のエントリ(初代~四代目)についてはこちら(2005/12/15)。

こつこつ続けている500円玉貯金のエントリです。

今年2月の時点で7.6kgでした。
それから3ケ月で増えたのは400g

400(g)÷7(g 500円玉1枚の重さ)÷3(ヶ月) で

やっぱり19枚/月orz。<9500円/月

頑張って入れてたのになかなかペースが上がりません。
う~~んsweat02

で、現在の累計貯金推定金額は

571000円

・・・・・・・・・・・・・。目標が遠いなぁbearing
ま、でもいいか。
このペースでも前に進んでることは確かだし。
せめてペースを落さないように頑張ります。

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May 11, 2008

「モディリアーニ展」

国立新美術館にて6/9まで開催中。
公式サイトはこちら

雨の中行ってきたんですが、レビューに入る前に文句を一発。

チケット売り場を館内に設けてください>国立新美術館

朝早く来た客を外の売り場で雨の中並ばせるな~pout
皆が皆前売り券を買ってくるわけじゃないんから。
なのでこれからご覧になる方

チケットは前もって入手

なさることをお勧めいたします。
それでは"後よしのナントカ"よろしくレビューをば。

アメデオ・モディリアーニといえば、
ずっと病弱で貧しくようやく芽が出かけた30代半ばで夭逝、
愛妻ジャンヌもお腹の子と共に後追い自殺したという
悲劇てんこ盛りのイメージが強いです。
でも実際の彼は美男のモテモテ青年画家で
愛妻ジャンヌは絵の才能も豊かな画学生で
夫に尽くすあまり育児を放棄していた、
てなことはほとんど知られていない気がします
(実は私も展示会の最後で置いてあった本で知りました^^;)。
かといって彼の絵の魅力がなくなるわけではありません。
むしろあの穏やかな色調の中に悲劇と死の影を
観終わった今、より強く強く感じています。

展示会の内容は4つに分かれており、
初期の作品から死の直前の作品まで150点、
その中で一番心引かれたのが

Kariatied0080511
「カリアティッド」です。
女性の身体を模した円柱のことですが、
前衛画家への道のり途中に描かれたこの習作が
たくさん並んでいました。
細めのアーモンドアイにまあるい肩に
後の彼の多くの作品が垣間見えます。
スケッチ画では美しい迷いのない曲線が
目を楽しませてくれます。


初期の作品のコーナーでは
「帽子をかぶった裸婦」が目に留まりました。
はっきりした描線で描かれた裸婦はぱっと見た目にはモディリアーニ作品には
見えない。どこか痛々しい白が悲痛な叫びのように思える絵でした。

展示会後半は彼の代表作となる作品がたくさん並んでいました。
温かみのあるオレンジ、痛いような白、まるい黒に彩られた肖像画たちは
どれも穏やかな雰囲気でありながらどれも(多かれ少なかれですが)、
死の影があるように感じました(私見です)。
幼少の頃からずっと病弱で病に悩まされ続けた彼にとって
死は身近な知人だったのかもしれません。
日食の日光がどこか暗い明るさであるように。
その中で愛妻ジャンヌの絵は他の人物画と違い
彼の妻への愛情があふれ出ていたように
(特にスケッチ画に)思えました。
10歳以上離れた年下の妻は彼にとってミューズだったのでしょう。


全体の感想ですが、
モディリアーニの生涯を辿って代表作だけでなく
貴重なスケッチ画などが見られて満足ですね。
ペン字をやっていることもあってスケッチなどは大変参考になりました。
ありそうでないこの展示会、モディリアーニに興味のある方は必見です。

以上、レビューでした^^。

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May 10, 2008

冷えるんです

今日の東京は午後から五月雨となりました。
こういうときの天気予報だけは良くあたるんだから・・とぶつぶつ。
おまけにぐっと気温も下がってなんだか肌寒い。
ま、こうやって暖かくなっていくのですけどね。

しかーし、五月も半ばになるとまた1つ悩みが増えます。

職場の冷房

ってやつ。
超冷え性の私、オフィスビルの冷房に毎年うんざりしてます。
これからの季節は就業後外に出たら解凍される気分で
しかもその感覚が延々と就寝まで続きます。
冷凍食品じゃあるまいしっ!

てなわけでこんなものを買いました。
Ashibaketsu_2

湯船にしっかりつかるのがベストですが、
相方はこの季節になるとシャワーなんですよねー。
私一人だけのためにお湯を張るのも勿体無い、
しかし足は暖めたいのでこれがいいのではと。

これを使って今年こそは冷房病から脱出するのだ。

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May 09, 2008

「エマ」完結

森薫さんのブリティッシュ・ロマンス・コミックがついに大団円を迎えました。
最後の巻となる10巻にはポストカードつき。

物語は19世紀末ヴィクトリア朝のロンドンで始まります。
元家庭教師の下を訪れた上流階級のウィリアムは
そこのメイドのエマに一目惚れしてしまう。
何とか理由を作って彼女の元へ通いますが、
二人の前には階級の壁が大きく立ちはだかる。
そしてウィリアムに想いを寄せる子爵令嬢エレノアが
二人の恋に大きく絡んできます。

と書くとべたべたの恋物語に思えますが、どうしてどうして。
登場人物達の揺れる想いとそれぞれの行動、
この時代に明らかに存在していた”階級の違い”を
作者は丹念に描き出しています。
地味だけれども軽くないしっかりしたロマンス・コミックと言えるでしょう。
何せ恋愛物がかなり苦手な私でも読めたのですから。

作者の森薫さんはこれがシリーズデビュー作、
最初はぺたっとした印象の絵でしたが、
6年の連載期間にぐっと画力もアップしています。
当時の服装なども丁寧なペン入れと緻密なスクリーントーンで再現して
一枚絵のよう。
小道具や調度品の1つに至るまで相当な下調べをなさったことが
絵の端々から伺えます。

本編は7巻までで一応完結、8,9,10巻と番外編です。
10巻ではエレノアの新しい恋にほっとした方が多いでしょうね。
そして最後はエマとウィリアムの結婚式で結んでいます。
結婚のサインのシーンではほろりweep
きっとあの人も喜んでいるでしょう。

そして忘れてならないのはアニメ版
第一幕はほぼ原作どおり、第二幕は原作とは違った展開になっています。
第二幕で登場してくる
ウィリアムの母オーレリア、
エマの新しい雇い主として登場するドロテア夫人
の2人が原作以上に華を添えウィリアムとエマの支えになります。
ドロテア役は高島雅羅さん、オーレリア役はあの島本須美さん。
クラリス姫がそのまま大人になったようなオーレリア、
上品でありながら妖艶なドロテア、
お二人の声がぴったりでした。
オリジナルキャラではナネットが上手な導入役を務め、
後半ではエマのよき理解者となりました。
でもハンスはちょっとかわいそうだったな~。バトーみたいだった(爆)。
また第一幕第二幕共に素晴らしかったのは梁邦彦さんの音楽、
リコーダーやピアノが奏でる美しい旋律が作品を引き立てていました。
アニメのサントラに興味ゼロの相方が
「CD買おうよ~」と言ったくらい(笑)。

メイドが主人公、ってことで誤解されそうな作品ですが、
中身は本当にしっかりしています。
ご興味を持った方、是非ご一読&DVD鑑賞を^^。

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May 08, 2008

2008年5月~8月にかけての芸術鑑賞予定リスト

現在ワイン断ち&ダイエット中(太った・・)なので
健康的な話題に、、って定期的にやっている鑑賞予定のエントリです。

「モディリアーニ展」
3月26日(水 )~6月9日(月)
国立新美術館
夭逝した青年画家モディリアーニ、
細面と瞳のない人物像で有名な彼の足跡を辿ります。
モディリアーニだけの展覧会はとても久しぶりなので楽しみです。


「芸術都市パリの100年展 
 ルノワール、セザンヌ、ユトリロの生きた街 1830-1930年」
4月25日(金)~7月6日(日)
東京都美術館
近代フランス100年の歴史を絵画と共に追います。
印象派が好きな人にはいいかも。


「コロー 光と追憶の変奏曲」
2008年6月14日(土)~8月31日(日)
国立西洋美術館
コローの回顧展。
ぽつぽつと観てはいてもその生涯を通じて観たことがないので
これは是非行きたいですね。


モスクワ市近代美術館所蔵シャガールからマレーヴィチまで
青春のロシア・アヴァンギャルド」
2008年6月21日(土)~8月17日(日)
Bunkamuraザ・ミュージアム
社会主義の中で花開いた絵画の展示会、
アバンギャルドとありますがどんな絵が待っているのでしょうか。


「スタジオジブリレイアウト展」
2008年7月26日(土)-9月28日(日)
東京都現代美術館
TAFのエントリでも述べたジブリのレイアウト展示会。
昨年の男鹿展の反省を生かしてか
ローソンでチケットを日時指定購入が必要です。
発売は5/24から。
・・・宮崎・ジブリとくれば混むのはわかるので仕方ないですが、
チケットの転売等も出てきそうですね。いやだなぁ。

「フェルメール 光の天才画家とデルフトの巨匠たち」
2008年8月2日(土)~12月14日(日)
東京都美術館
この夏~秋にかけての最大の目玉はやっぱりこれ!
フェルメールが上野にやってきます!
昨年の展示会では「牛乳を注ぐ女」のみだったのに凄い混みようでした。
この展示会には6点、気合を入れていかなくっちゃ。

と、こんな感じかな。
リストを書くときは「全部行くのだ~」だけど必ずどれか取りこぼす私、
なんとか全部行きたいです。

過去のフェルメールと男鹿展のエントリ
「ジブリの絵職人 男鹿和雄展 トトロの森を描いた人」(鑑賞レビュー)
「フェルメール《牛乳を注ぐ女》とオランダ風俗画展」(鑑賞レビュー)

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May 07, 2008

あぢー(TT)

あっついっ!!!!

昨日のカンカラお天気も凄かったけど
今日も東京は暑うございました(-_-;)。

家を出る時の服装は既に真夏装備、
頭には帽子、UVカット仕様の上着で日焼け対策したものの
暑くてカフェでアイスコーヒーを一気飲みしましたよ、ええ。
病み上がりにはこの暑さはきつい(TT)。
冷たい物の飲みすぎは無縁なタイプだけど
この暑さだとついついいっちゃいそう。

湿度も低くて喉に来てます(TT)。痛いなぁ。
冬なら洗濯物を部屋に干すという手も使えますが、
この時期に干すのはねぇ(^^;。
別の感想対策を考えなきゃ。

さて今日は久々に電車に乗ったので(笑)、
帰りに大型書店にて神山監督のコラムが載ってる雑誌を立ち読みしてきました。
今企画を3本準備されてるそうで> 神山監督。
実写とアニメとな、アニメが「攻殻3rd」だといいなー。
ええっともちろん何の作品かはまだ不明です。
師匠のが一段落したら情報公開かも。待ってまっせ~>IGさん。
そうそう、この雑誌の巻頭DVD特集では師匠の「パト2」が紹介されてました。

ぐだぐだで始まった私の5月ですが、
楽しみはこの先いろいろありそう。
昨日と同じ〆になっちゃいますが、頑張るのだ~。

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May 06, 2008

GW最終日

2008fuji_2

前半は私が風邪でぶっ倒れ、
後半は相方が布団の中で病人、
今年はさんざんなGWでございました^^;。

写真は自宅の徒歩圏にある公園の藤棚、
寝込んでた間に盛りが過ぎちゃって
少し寂しい写真になっちゃいましたgawk
来年こそは~~。

体調も85%くらいに戻りました。
そろそろ日常モードにシフトしなきゃ。
衣替えもぼちぼちやんなきゃ。
今月はお友達との約束も多いから
GWの分もしっかり遊ぶのだ。

GWもあと半日、
皆様何事もなく日常へシフトなさいますように。

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May 05, 2008

二人の巨人

昨日からニュースで流れていましたが、
マイクロソフトがヤフーの買収を断念、
天才ビル・ゲイツ最後の賭けは撤退という幕引きになりました。
本日付の日経1面はこの記事でした。

金額面での折り合いがつかなかったとのことですが、
企業文化も違う気がするし賢い選択じゃないかな。
日経の記事でも深追いして人材を逃がしても、みたいなこと載ってますし。

さてゲイツ氏といえば何度も世界一になった超お金持ち、
2008年度は投資家ウォーレン・バフェット氏にその座を譲りましたが
最新号の「プレジデント」によるとこの二人は実に対照的な性格らしいです。

ゲイツ=チャレンジ精神が強く不確実性が高い事業が好き
バフェット=確実性を好む

だそうで。
面白いのはゲイツ氏は問題を抱え込んだ時に
バフェット氏にアドバイスを求めるらしい。
不確実の時代に確実なものを見抜くバフェット氏の能力を
ゲイツ氏は非常に高く買っているというあたり面白い。

今後のゲイツ氏は経営から一線を引き慈善活動に身を投じると
昨年から報道されていますが、彼が持つ慈善財団に
バフェット氏は資産の大半を寄付する予定となっています。
で、その理由をバフェット氏は
「慈善家として富を大きく社会へ還元する能力ではゲイツ夫妻にかなわない」
と述べています。

起業家&大物投資家といえば2年前日本を騒がせた人が2人いました。
起業家は「部下がやった俺は知らない」
投資家(投機家?)は「子供達のためにNPOを設立」
と先日報道されました。
前者は笑止千万、、後者には「今更」感がたっぷり。
アメリカの二人の巨人と比べたら小物すぎて比較の対象にもならない。

ゲイツもバフェットも裏を返せばいろいろとあるのでしょうが、
稼いだお金を社会を還元する姿勢はやっぱりすごい。

しかーし、
税金を掠め取って好き勝手に使うことしか考えていない
政治家(及びそいつを選んでる国民)&官僚にはこんな精神は欠片もないんでしょうね。
ガソリン税で大騒ぎの日本、得をするのは一体誰やらと思いながらTVを観ていました。

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May 04, 2008

やや復活

皆様こんばんは。本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。

本調子ではないですが一通り家事ができる程度に回復しました。
とはいえワインはあと10日くらい飲めそうにないですけど(^^;。
ええっと以下経緯をご説明します。

28日・・なんだか気分悪くて早く就寝。
29日・・いろいろと用事があり外出。
30日~5月2日・・ふらふらのまま病院へ。薬飲んで布団の中で病人モード。
           起きれません。2日になって整骨院でお灸。
3日・・お灸が効いたのかやや身体が軽く動けるように。
4日(つまり本日)・・通常の65%くらいに回復。

たぶん風邪なのでしょうけどなんだか変な症状でした。
体温計の水銀は36度後半をうろうろ、
鼻水も咳も僅かで少し頭痛がする程度。
しかし一番辛かったのは

全身の倦怠感。

だるい。ひたっすらだるい。死にそうにだるい。
これなら39度の熱のがましってくらいひどい倦怠感でした。
病院の薬を飲んでひたすら寝ていてもとれず、結局

整骨院でのお灸

に頼りました・・・・・・・・・・・・・・・・^^;。場所はお腹です。
しかし昨年のフランス旅行直前ほど即効で効かず少しからだが軽くなった程度に。
で、この時点で私は思い出したんです。
3月の末に元上司から
「shamonさん、元気?僕は悪い風邪で一ヶ月ほどふらふらだったよ。」
とメールが来たことを。

絶対同じ風邪ですね、はいsweat02

そして昨日の夜から

相方が寝込みました・・・・・・・・・・・・。

まったく(--;。私ほど症状はひどくないので早く治るでしょう。

今のところ大丈夫な方、うがいと手洗いを実行して是非予防してくださいませ。
GWだったからよかったものの、通常だったら2週間くらいかかるかも。
お気を付けください。

と悲惨な状況だった私のGWですが、
ブログは今日から毎日更新となりますのでまたご愛顧のほどよろしくお願いしますm(__)m。

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May 01, 2008

低空飛行

皆様こんばんは、本日も当ブログにお越しいただきありがとうございます。
昨日は更新をお休みしてしまい申し訳ありませんでした。

標題の通り一昨日から体調が低空飛行でふらふらしております。
食欲はそこそこあるし熱が出ているわけではないのですが
どーもだるくって気力が涌きませぬ。
昨年フランス旅行直前にかかった風邪となんだか似てます。
参ったなぁ^^;。
かくなる上は

お灸でねじ伏せるべき?

かしらと思いつつ今日も布団の中。

そんなわけで明後日3日までブログの更新を休ませていただきます。
お越しいただいた方々には誠に申し訳ありませんが
よろしくお願い致しますm(__)m。





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