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Dec 03, 2007

「空の欠片」池田綾子

先日最終回を迎えた「電脳コイル」のエンディングテーマです。
歌詞はこちら

今年の3月TAFで「電脳コイル」のプロモを見たとき、
新しいけれどどこか懐かしさいっぱいの映像と共に
心に残ったのがこの歌でした。
繊細なメロディー、優しい言葉で紡がれた歌詞を
本編と共にもう一度耳にしたくて半年間見続けました。

取ってつけたような主題歌に宣伝優先のキャスト、
そんなアニメーションが目立つ中、
「電脳コイル」の磯監督は練り上げた脚本と
優秀な作画スタッフを率いて誰もが楽しめる物語を作り上げ、
作品に沿った主題歌にEDという王道を貫きました。
誰からも愛される物語になるだろうという私の期待が
全く裏切られることがなかったのがうれしい。

転校生、夏休みのドタバタに初恋、
そんな思い出が作られていく時間の中で
すれ違い反発しながらも心を通じ合わせていく二人の”ユウコ”、
そんな二人に自分と誰かを見た人は多いのではないでしょうか。

友達は作ることができても、続けるのはとても難しい。
お互いをつなぐ道はちょっとしたことで見えなくなってしまう。
それでも見失わないという気持ちが人と人をつなぎ続ける。
あの時相手から言われた言葉に傷ついたとしても
その胸の痛みが相手の言葉の暖かさを教えてくれる。
そしてたとえ離れても同じ道を歩いている限りきっとまた出会えるはず。
そんな想いがこの歌の中に溢れています。

最終回のラスト、主人公達のその後に寄り添うようにこの歌は流れました。
二人のお互いへの想いと同じように
この歌もまた観た人の心の中にずっと残り続けるでしょう。

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