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Sep 02, 2007

廃墟憂愁~メランコリックな永遠(トーキングヘッズ叢書 No.25)

25
2005年に発刊されたクロスカルチャーマガジンです。
発行元のサイトはこちら、季刊でいろいろな特集を組まれています。
ベクシンスキーで検索していたらこの本がヒット、
内容が面白そうなのでぽちっとな、そして我が家へ。

実は私、大の「廃墟好き」でして(^^;、
勿論世界遺産に登録されるような遺跡も大好きです。
”かつての未来”が過去となってそこに存在する。
その感覚がなんともたまらないのです。
もし1億円が空から降ってきたら、
それを使って世界中の世界遺産や廃墟をめぐり巡ってみたいと
常々思っています。ってあるはずもないですが^^;。

さてこの本ですが、
廃墟をモチーフにした画家、作家、映画監督、写真家の紹介や
インタビューで構成されています。もちろんベクシンスキーもあり。
知らないクリエイターがほとんどなので新鮮な気分で読めました。

その中で興味を引いたのが以下のお二方。

中嶋莞爾  映画作家
公式サイトはこちら
1994年廃工場を舞台にした映画「はがね」で一躍脚光を浴びました。
セリフを極力排し、映像美で語る映画とか。
そして本書では廃墟についてこう語っておられます。
「自然とテクノロジーの融合、それが廃墟の醍醐味なんです」
(本書 p59のインタビューより引用)
上記の公式サイトには作品に出てくる絵本(ご本人が制作)も
載っていてなんだかぞくぞくする雰囲気。
うん、この映画是非見てみたいです。
現在は「クローン人間が故郷に帰る日(仮題)」を製作中。

作場知生 デザイナー&ゲームクリエイター
ご本人の公式サイトはこちら
本書に載っていた”機械仕掛けの胎児”イラストに惹かれました。
「一体これは何?」かと思ったら、ゲーム「GARAGE(ガラージュ)」の
パッケージイラストで、ネットで探すと公式サイトがありました。
どうもこの”胎児”は主人公らしい・・・。
サイトにはゲーム内の映像も載っています。
少し大友克洋っぽい雰囲気の絵ですね。
本書のインタビューによると東京の下町生まれとのこと、
確かに彼のイラストにはどこかそんな雰囲気があります。

他には現代美術作家のやなぎみわさんの寓話についての記事あり。
本書を買うきっかけになったベクシンスキーについては
「写真と絵画の狭間の廃墟嗜好」というエッセイが載っています。
ベクシンスキーと写真家野波浩を対比させた内容でなかなかおもしろい。
尚、野波さんの公式サイトはこちら
ギャラリーの幻想的かつ妖しいな女性写真が目に留まります。

他には廃墟をテーマにした写真集や小説の紹介があります。
内容もいいし廃墟好きの方なら手元においてもいいかも^^。

当ブログ関連記事
画集「ベクシンスキー」(2007/7/27)

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