« すき焼きうどん | Main | VIN DE PAYS DE VAUCLUSE2003(VERGET DU SUD) »

Apr 19, 2007

DVD「時をかける少女」細田守監督

あの日の青空と
あなたの言葉を
きっと、ずっと、忘れない。

未来で逢うまで。

2006年夏を席巻したアニメ「時をかける少女」が
DVDになって戻ってきました(7&Y偉い!今日届いたよ!)。
せっかくだからと予約した限定版にはこのフィルム
他の特典も盛りだくさん。まだ全部観ていないけれどうれしい限りです。
特典の内容は公式ブログをどうぞ^^。尚作品公式サイトはこちらです。


昨年、劇場公開の5日目は土砂降りの雨。
1時間半かけてたどり着いたシネコンの一番小さなスクリーンで
この作品はひっそりと上映されていました。
観客は私を入れてわずか10人足らず。
だけど、
青春の香り一杯の物語と主題歌「ガーネット」に涙が止まらなかった。

男2人に女の子が1人。
微妙なトライアングルがかもし出すその居心地のよさを
知っている女性は少なくないでしょう。
かつての私がそうだったように。
そしてこれに加えて、何かと引き換えに何かを失っていく切なさ。
多くの人々をひきつけた魅力はここにあるのかもしれません。

作品のよさはネットを通じて全国に広がり、
国内外の映画イベントで相次いで受賞。細田監督の名前を知らしめました。
ブロックバスター宣伝何するものぞ、のこの結果に拍手を送った方も多いでしょう。
「よい作品は必ず正当な評価をうける」
それを証明したのだから。

まだ観ていない方は、レンタルでいいからご覧になることをオススメします。
もうすぐ新緑の季節、永遠のジュブナイルへと是非ともタイムリープを^^。


細田守監督「時をかける少女」 受賞一覧(以下wikiより引用)
・第39回シッチェス・カタロニア国際映画祭アニメーション部門(Gertie Award)最優秀長編作品賞
・第11回アニメーション神戸賞 作品賞・劇場部門
・第31回報知映画賞特別賞
・第49回朝日ベストテン映画祭(朝日新聞社・朝日放送主催)日本映画 第3位
・第28回ヨコハマ映画祭ベストテン 日本映画 第10位
・第10回(平成18年度)文化庁メディア芸術祭アニメーション部門大賞
第30回日本アカデミー賞 最優秀アニメーション作品賞 
・第1回Invitation AWARDS アニメーション賞
・第61回毎日映画コンクールアニメーション映画賞
・デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー06/第12回AMDAward 「大賞(総務大臣賞)」「BestDirector」
・第21回デジタルコンテンツグランプリ優秀賞
・第6回東京アニメアワード『アニメーション・オブ・ザ・イヤー』
     監督賞 原作賞 脚本賞 美術賞 キャラクターデザイン賞 


当ブログ関連記事
「時をかける少女」(映画レビュー)

|

« すき焼きうどん | Main | VIN DE PAYS DE VAUCLUSE2003(VERGET DU SUD) »

Comments

こんばんは=。千昭を見にきました(爆)
なんだかお互いに一連のシーンでしたねw
こういうのって当りハズレがあるから見るまでドキドキでした。
ガンダムミュージアムで貰った生フィルムは「リュウさん」と「ガルマ」などという微妙なものだった経験がありますし(笑)

私もですね、夏には地元の公開がなくって、8月にわざわざ「テアトル新宿」で観たんです。
もうその頃は満席でしたけど、1800円出しても観た甲斐がありました(スクリーンが小さかったけど)
10月になってやっと地元公開。より大きなスクリーンであの空と雲が見れてよかったです。
DVDだとちょっと物足りないかな?

ハンドブックの分厚さにはびっくり。
今週末から映画週間に入ってしまうし、時間がいくらあってもたりませんね。

Posted by: たいむ | Apr 19, 2007 10:49 PM

 shamonさん、こんばんは。
 『時かけ』、出たんですね。まだ観てないので楽しみです。(実は観にいく前に評判がよくなりすぎて、へそまがりな性格で見逃してます(^^;;))

 『時かけ』はNHKの『タイムトラベラー』と原田知世版の直撃を受けた世代なので、3作目として新しく自分の中に堆積する「ラベンダーの香り」(?)がどんなものなのか、ワクワク。

>>男2人に女の子が1人。
>>微妙なトライアングルがかもし出すその居心地のよさを
>>知っている女性は少なくないでしょう。

 青春ものというと、男2人に女の子が1人をやはり思い出すのだけど、これって、『時かけ』の影響だったんだ、とshamonさんの文で気がつきました。
 てっきり『冒険者たち』の影響かと思ってましたが、小学校のころ見た『タイムトラベラー』の方が先でした。

 『冒険者たち』http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00006F1UX/
 

Posted by: BP | Apr 19, 2007 11:30 PM

こんにちはー!
これ、明日早速レンタルしてみようと思ってます(≧▽≦)v
ものすごく評判よいので映画館でみれず残念でした。
感動して泣くの見るの楽しみです~!

Posted by: mithico | Apr 20, 2007 05:04 PM

こんばんは^^。コメント感謝です。

>見るまでドキドキでした。
そうそう(笑)。いいシーンの千昭でよかった^^。

>DVDだとちょっと物足りないかな?
うん、うちの32型では物足らなかったです(笑)。
できれば大きなスクリーンでからっと晴れた青空の日に劇場で観たいですね。

Posted by: shamon(たいむさんへ) | Apr 20, 2007 08:37 PM

こんばんは^^。まいどです。

実写版映画は横に置いといて独立した映画として楽しまれることをオススメします^^。

>へそまがりな性格で見逃してます(^^;;))
ヾ(^^;。ったく(笑)。

実際は上映館も少なかったのでDVDを心待ちにしてた人は多いんじゃないでしょうか。東京ではあちこち転々として上映されてましたけど、人ごみに怖気づいて2回は行けず^^;。

>『時かけ』の影響だったんだ、とshamonさんの文で気がつきました。
あ、かもしれません。
このパターンは青春モノの定番ですから。

「冒険者」は見たような見てないような・・・かな。タイトルだけは知ってました。

Posted by: shamon(BPさんへ) | Apr 20, 2007 08:42 PM

まいどです。少しは落ち着きましたか?

も、絶対観てくださいね^^。
みてぃさんの世代だと実写版を知らない分、
より素直に入っていけると思います。
それに年齢だって私よりもぐっと真琴たちと近いし(笑)、共感する部分はきっと多いでしょう。

感想、待ってますよ~。

Posted by: shamon(mithicoさんへ) | Apr 20, 2007 08:44 PM

 shamonさん、こんばんは。今日は初夏のような暖かさ、というより暑さと言っていいような天気。『時かけ』を観るのにピッタリなピーカンの青空でした。

 傑作!!ですね。脚本の緻密さと演出の組み立ての素晴らしさ、そして作画の活き活きとした躍動感。映画しかもアニメ映画として素晴らしい作品でした。

 感想は自分のBlogに詳細書くとして、まずは感激の第一報をこちらにコメントさせていただきました!

Posted by: BP | Apr 29, 2007 10:39 PM

まいどです~。
宇宙野菜(爆)の種蒔きお疲れ様です~^^。

>傑作!!ですね。
でしょっ!!

>映画しかもアニメ映画として素晴らしい作品でした

数年に一回出会えるかどうかわからない傑作ですね。DVDはオリコンにも載る売れ行きで、細田監督のご苦労もこれで報われます。

BPさんの感想、楽しみに待ってますよ~。

Posted by: shamon(BPさんへ) | Apr 29, 2007 11:37 PM

 shamonさん、さっそくのレス、ども。

>>数年に一回出会えるかどうかわからない傑作ですね。

 本当、この監督の演出の力に感服しました。劇場版『デジモンアドベンチャー』、怪獣好きにはたまらない最高の演出でしたが(『ぼくらのウォーゲーム』はいまいちだけど)、この作品ではそこから何段階か進化してるように思えます。

 shamonさんが書かれてるように『ハウル』を細田演出で観たかった。次回作も大期待です。(今のところ探しても情報がないようです。)
 とりあえず『劇場版ONE PIECE THE MOVIE オマツリ男爵と秘密の島』でも借りてきましょうか。

Posted by: BP | Apr 30, 2007 12:15 AM

Post a comment



(Not displayed with comment.)


Comments are moderated, and will not appear on this weblog until the author has approved them.



TrackBack


Listed below are links to weblogs that reference DVD「時をかける少女」細田守監督:

» ■細田守監督 『時をかける少女』  国立博物館「アノニマス 逸名の名画」展 『白梅ニ椿菊図』の意味 [★究極映像研究所★]
 今日は、初夏のような青空の日だった。で、昨年夏公開の青空が印象的なこの映画をD [Read More]

Tracked on Apr 30, 2007 12:06 AM

» 旅に出たくなる日本映画の主題歌たち [MUSICSHELF:最新プレイリスト]
自分探しは、誰にとっても人生の永遠のテーマ。だから映画やドラマ、本にいたるまで「自分探し」の物語が多くて、たいていの映画の根底には“心の成長”がテーマとして描かれているんですよねぇ。人生に迷ったら旅に出てみよう!それは案外手っ取り早い手段だけど、そんなお金も暇もございませんと嘆いているアナタ!こ~ゆう時こそ、自分の今の気持ちにピッタリ合う映画を観たり、その映画の主題歌を聞いて気持ちを解放させてみる…1. 甘い香り2. ユメクイ... [Read More]

Tracked on Aug 27, 2007 02:59 PM

« すき焼きうどん | Main | VIN DE PAYS DE VAUCLUSE2003(VERGET DU SUD) »