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Apr 23, 2007

「秒速5センチメートル」

作品公式サイトはこちら

3本の短編で構成された1時間の短編連作アニメーションです。
監督は”ポスト宮崎駿”こと新海誠(しんかい・まこと)さん。

先週渋谷に出たついでに観てきました。
スペイン坂周辺で映画を観るのはあの「頭の痛い映画」以来です^^;。

さて感想です。

一言で言えば見事なまでに

100%新海誠

な作品でした。
透き通った美しい色彩が描き出す少年と少女の恋物語。

第1話「桜花抄」は、
離れてしまった貴樹と明里が雪の中で再会するまでを。
第2話「コスモナウト」は、
貴樹に想いを寄せる同級生・花苗の視点から見た物語。
第3話「秒速5センチメートル」は成長した貴樹と明里のそれぞれの人生を
山崎まさよしさんの「One more time, One more chance」で綴っています。

アニメーションというよりは映像と音楽で綴る絵物語ですね。
映像とリンクして山崎さんの歌が流れる第3話はぞくっとするほどの興奮を覚えました。
もう少し主人公の行く先をしっかり描いて欲しかったけれど、
一歩間違えばこっ恥ずかしくなる内容を上手にまとめたとは思います。
主人公貴樹が辿る軌跡は新海監督の体験も含まれているんじゃないかな?
そんな気がしました。
新海作品の売りである美しい映像は前作よりもさらにグレードアップして、
第1話と第3話で桜が舞うシーンは息を呑みます。
ご本人も「アニメーションノート」でおっしゃっていたことですが、
観る側が何に郷愁を感じ何に惹かれるかをしたたかに計算して
映像を作っているのがよくわかりました。
人物が佇む情景をその人物のモノローグを用いて話を綴る手法は
この人独特で、好みが分かれるところでしょう。
だけど独特の雰囲気溢れる美しい映像は一見の価値あり。
DVDでもいいから一度ご覧になっていただきたいです。


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Comments

TBありがとうございました。

>映像とリンクして山崎さんの歌が流れる第3話はぞくっとするほどの興奮を覚えました。
うんうん、ほんとそうでした!

それから2話の舞台が「あの」島だってことが、なんて新海監督らしいwと思っておもしろかったです。良い意味でありふれた恋物語だったのに、いきなりソレですか!みたいな。

Posted by: あひる | Apr 24, 2007 at 08:17 PM

こんばんは~。コメント&TB感謝です。

>いきなりソレですか!みたいな。
アレどーしても入れたかったんでしょうね~w。
らしいけれど、あえて外したほうがよかった気がしました。

Posted by: shamon(あひるさんへ) | Apr 24, 2007 at 09:22 PM

まいど!
>100%新海誠
まったくですけど、私は120%かな?って「ほしのこえ」と「雲の彼方、約束の場所」を見直して思いました。
とはいえ、3作の中で一番好きかもしれません。

Posted by: たいむ | Dec 03, 2007 at 05:14 PM

まいどー(^^)。

>3作の中で一番好きかもしれません。
私もそうかも^^。
「ほしのこえ」は新海監督の恋愛体験が元らしいと聞いてます。「雲の~」は後半唐突な展開がちょっとなぁなので。

Posted by: shamon(たいむさんへ) | Dec 03, 2007 at 07:47 PM

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