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Mar 01, 2007

「文化庁メディア芸術祭」in東京都写真美術館

今年も行って来ました。昨年のレビューはこちら
場所は恵比寿ガーデンプレイスの東京都写真美術館。
イベントの公式サイトはこちら

今回で10周年を迎えたこのイベント、
先日国立新美術館での「日本の表現力」展もあり(レビューはこちら)、
昨年よりは認知されているのではと思います。
会場には第1回~第9回までの受賞者からのコメント(神山監督からも!)も
展示されていて少しずつ歴史を積み重ねてきたんだなーって感じです。
会場には平日ということもあり若いカップルの姿が目に付きました。

時間をかけてゆっくり見るつもりでしたが、
花粉アレルギーによる頭痛がひどく(^^;、
ささっと通り過ぎただけになっちゃいました。
#昨年は雨の日に行ったので症状が楽でした・・・。

部門は4部門に分かれています
・アート部門
・エンターテイメント部門
・アニメーション部門
・マンガ部門
それぞれの受賞作品は公式サイトこちらをご覧ください。

展示は各部門毎に受賞作、推奨作、推薦作が展示されてます。
以下、部門毎に気に入った作品の印象をば。

・アート部門
「xマン vibration」
リンク先の映像を見ていただければわかりますが、
全体に「万歩計」のようなメーターがついています。
これを着て動くとそれぞれのメーターが
身体の振動をカウントするという代物。
で、そのメーターを見れば身体の何所が動いて
何所が動いていないかわかるようになっています。
「触ってみてもいいですか?」とスタッフの方にお聞きしたら、
「どうぞ、持ってみてください。」と言われたので、
ハンガーごと持とうとしたら・・・・・お、重い(^^;。とても持てません。
噂に聞く(戦闘機の)パイロットスーツ並みの重さかも。
で、持つのやめて袖口から手を突っ込んでみました。すると
ビビビッ、ビビビっ、と振動があり
その部分に貼り付けてあるメーターにその回数がカウントされてました。
この土日には体験もできるそうなのでご興味ある方どうぞ。

「Sagrada Familia計画」
リンク先の映像を是非拡大してご覧になってください。
横3m×横2mくらい?大きくて緻密な溢れる色彩の絵です。

なんと作者が1992年生まれの中学生!
数年前から入選を繰り返している注目の人物です。
ぱっと見、美大生が描いたのかと思いましたよ。これで中学生なんて末恐ろしい。
将来はニッポンのガウディかはたまたピカソかダリか?
作者のお名前は林俊作くん、これから注目です。


・エンタテイメント部門
「CONELIUS ”FIT SONG”」
あるバンドのPMらしいのですが、とにかく楽しいっ(^0^)!
身近にある物が生命を得たように生き生きと動き
メタモルフォーゼしてくそのさまに眼が離せません。

「自分の家にある雑貨たちもこうやって誰もいない時は遊んでるんじゃない?」

と思わせてくれる楽しさです。
作者はCMをたくさん手がけている辻川 幸一郎さん。
日産CUBEのスクリーンセーバーを手がけられた方です。こっちも注目~。

この部門は2Fのロビーにガンダムの模型がありました。
推薦作品としての展示だそうです。


・アニメ部門
ここではなんといっても
「時をかける少女」細田守監督、です(^0^)。
贈賞理由にある

「みごとである。」(この文章は審査主査のトミーノ御大?)

に誰も異論を唱える人はいないでしょう。
展示会場のスクリーンには予告編が繰り返し流され、
その傍の展示ボックスには絵コンテと主役三人の設定資料。
予告編に流れる「ガーネット」に感動が蘇ります(TT)。
2006夏を席巻したこのアニメ、いよいよ来月DVDが発売です。


・マンガ部門
やっぱ「大奥」ですね^^;。
時代劇を題材にしたSFは横山光輝さんの「時の行者」(ふるっ^^;)くらいしか
知りませんが、これもそれに負けない傑作だと思います。
男女逆転した世界、その奔流に流されながら懸命に生きようとする人々。
CDドラマにもなった(レビューはこっち)この作品、これからどんな展開を見せてくれるでしょうか。
マンガ部門の受賞作及び推薦作の一部は会場に作品本がおいてありその場で読むことが出来ます。せっかくなので佐々木倫子×綾辻行人さんの「月館殺人事件」をぱぱっと呼んでみました。固定観念を覆す巧妙な舞台装置が物語を読み解くキーになっているサスペンスでおもしろかったです。佐々木さん独特のおちゃらけ?もあってシリアスな中にほっと一息つける作品でした。

全体の所感ですが、昨年と比べるとおとなしい作品が多い気がしました。
でも十分楽しめる内容です。入場無料で恵比寿といういい場所ですから
デートや映画を見に行った帰りにでも寄ってみてください。
会期はもうあと3日しかない3/4まで。
明後日3/3には「時かけ」と「攻殻SSS」の上映があるのでかなり混雑するでしょう。
でも「時かけ」を見ていない人、DVDが出るまで待てない人はチャンスですぞ(^0^)。

以上、レビューでした^^。

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Comments

こんばんわ。TBにコメント、ありがとうございます。
念願の『攻殻SSS』ホール上映をshamonさんがご覧になれたのか、
それが気がかりです。

>「みごとである。」
この文章はどうやら樋口さんが書いたみたい。
シンポジウムで富野氏は樋口氏に対して
「アナタが書いたバカみたいに誉めてる文章がある」
「アタシだったら「みごとである」なんて書かない」
と言い切ってましたから。
まあ御大も『時かけ』は高く買ってましたが、手放しでは
誉められないところもあったようです。
まあそのへんは人それぞれということですね。

会場で『大奥』が読めたのはラッキーでした。
CDドラマの藤波は若本さんですか・・・ピッタリですね。
今わたしがハマっている『プリズン・ブレイク』でも
男色の極悪人を熱演してますし・・・まさにゲイ達者(^^;。

Posted by: 青の零号 | Mar 07, 2007 at 01:20 AM

こんばんはー^^。コメント&TB感謝です。
「SSS」結局大画面で見られませんでした(TT)。
かくなる上はホームシアター持ちの友人頼り(5.1chだしー)?<おいっ!

>この文章はどうやら樋口さんが書いたみたい。
はー、そうなんですかー(@@;)。
御大にしちゃほめすぎとは思ったけどやっぱり(苦笑)。

>まあそのへんは人それぞれということですね。
ま、完璧な作品はないですから(^^ヾ。

>会場で『大奥』が読めたのはラッキーでした。
このイベント、毎年受賞作を置いてくれるのがありがたいですよね。「よつばと」もなんだか惹かれるものがありましたが、いかんせん花粉症が・・・・(-_-;)。

>藤波は若本さんですか・・・ピッタリですね。
CDにおまけに入ってる「よいではないか」が嵌りすぎて笑えます。腹に一物ある悪役にはぴったりの方ですよね。

>まさにゲイ達者(^^;。
うまいっ!座布団10枚っ!


Posted by: shamon(青の零号さんへ) | Mar 07, 2007 at 08:01 PM

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