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Mar 29, 2007

アニメーションノート No.5

アニメーションのメイキングマガジン。発行元はこちら
No.5が出たので買ってきました。
表紙絵はカップヌードルCMで知られる「FREEDOM」より。「草薙」の作品です。

特集は
「美術(背景画)の究極テクニック」
背景美術で注目を集めるスタジオやクリエーターが
取り上げられています。以下特集内容を箇条書きにて。

草薙
特集のTOPはここ。
代表である中座さんのインタビュー及び代表作の背景画にメイキングが掲載されています。手描きからデジタルへの移行をいち早く進め人材育成に生かしてきたとのこと。近未来SF都市から身近な懐かしい風景までこなすスタジオの秘密が明かされています。出版された我執の評判も良く、第2弾、第3弾も検討中とか。

新海誠
新作「秒速5センチメートル」の背景画について。
透明感のある独特の背景画はしっかり描くところと抜くところを緻密に計算して絵にしているとのこと。
デジタル環境について新海氏は
「1600万色再現といいますがとても足らない。」
のコメント。さすがデジタルの申し子。

・小林プロダクション
背景画の巨匠が代表を務めるスタジオです。
「あしたのジョー2」から最近では「のだめカンタービレ」。
デジタル化が進む業界でも今だ手描きにこだわっており、
そのテクニックの一部がメイキングとして掲載。
立方体の描き方、筆の使い方に絵の具の載せ方など
絵描き志望の方にはとても勉強になるでしょう。

山本二三
「ラピュタ」「もののけ姫」に昨年の「時をかける少女」の背景を手がけた方です。
代表作の背景画と「ニ三雲」の描き方、
そして監督として指揮を執る新作「ミヨリの森」の紹介とメイキングが掲載。
新作のスタッフが書いた設定・美術ボードは一枚絵のようで、
山本さんによる絵コンテは細部まで描きこまれてて凄い(@@;。
お話は合掌造りの村で女の子と精霊とのふれあい(原作はマンガ)で
かわいいキャラクターがたくさん登場するそうです。
美術出身の監督、と言えば今をときめく(笑)神山健治監督が浮かびますが、
是非こちらにも頑張っていただきたいです。

メイン特集は以上です。以下他の記事を箇条書き。

「川本喜八郎」
人形アニメの大御所の紹介は、
代表作の紹介、インタビュー、「死者の書」メイキングなどなど。
川本さんの人形アニメにかける情熱が伝わる内容で、
「死者の書」メイキングでは絵コンテや制作風景も掲載。
新作についても語っておられます。
もうすぐ人形記念館もオープンしますしファンの方にオススメ。

「スキマの国のポルタ」
第10回文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作品。
楽しく明るい作風はどうやって生まれたか?
制作の裏が紹介されています。クリエーターのインタビューもあり。

「まなびストレート」
”イラストをそのまま動かそう”というスタッフの熱意が作った作品。
レイアウト、原画等が掲載。
プロデューサーの
「デジタル作業はきりがない」になんだか苦労がしのばれます^^;。

「グラスホッパー・マニファクチュア」
ええっとゲームやらないのでよく知らないのですが、
欧米での評価が高い新進気鋭のゲームクリエイター集団、だそうです。
作家性重視の姿勢はこれから期待できそう。
グラフィック制作の一部が紹介されています。

「ハチミツとクローバー」
監督と原作者羽海野さんのインタビューを絡めてのメイキング紹介。
ふんわりとした優しい画面の雰囲気は原作ファンが多いスタッフの
努力の賜物だそう。

今号も充実度満点。満足かな(^^ヾ。


☆当ブログ関連記事
アニメーションノート NO.1
アニメーションノート NO.3

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