「ディズニー・アート展」
下町の 柳くぐれば 夢の国。
本日のエントリは東京都現代美術館にて開催中の「ディズニー・アート展」。
金曜日にてくてく歩いて行って来ました。公式サイトはこちら。
千葉大学が保管していた貴重な資料と、
米ディズニー本社アニメーション・リサーチライブラリー(ARL)よりの展示です。
協力はスタジオジブリ。
この記事によると、夏の企画展は毎年鈴木プロデューサーの発案とのこと。
#鈴木Pもたまにはまともな仕事をす・・・・(王様の耳はロバの耳~^^;)。
絵画といっても遜色のない美しい背景画、
生き生きと動くフラップ・ブックのキャラクター、
ストーリー・スケッチは皆絵本のよう。
多くの作品が半世紀を経て尚輝き続けていました。
それぞれの作品の横には、その作品名と担当した人の名前。
#直筆と描いたもの以外は不明なものもありますが。
美術品の展示ならこれは当たり前。
でも日本のアニメーションの企画展でこんなことはほとんどありえない。
アニメーターを、美術スタッフを一アーティストとして扱いつづけた、
ディズニー社の彼らへの敬意が感じられます。
日本のアニメ制作会社も見習ってくれ・・・・。IGも頑張ってたけどさ^^;。
ではまず専門用語を公式サイトより引用~。
【原画】アニメーションの動きのキーとなる重要な場面を描いた鉛筆画
【コンセプト・アート】映画全体の視覚的なスタイルやトーンを決めるために描かれるイメージ画。
【ストーリー・スケッチ】ストーリーを視覚化して、構成を決定し、場面を設定するために使われるスケッチ。入れ替えや順序変更が可能な様に、ストーリーボードと呼ばれる大きなボードの上にピン止めして使用される。
【セル】キャラクターなど動きのあるものを描く透明のシート
【背景画】アニメーション映画の舞台となる背景が描かれた絵画
【セル・セットアップ】背景画の上にキャラクターなどが描かれたセルを重ねたもの。
資料が出店されている作品は
「わんわん物語」「眠りの森の美女」「ピノキオ」「ファンタジア」
「白雪姫」「シンデレラ」「不思議の国のアリス」「ピーターパン」
「バンビ」「ダンボ」など誰でも知っているものばかり。
童心に戻れますぞ~。
全体の構成をメモするの忘れたんで(ばきっ)、
カテゴリ別に以下レビュー。
◎「原画」
ディズニーを支えたメイン「ナイン・オールド・メン」たちの原画を展示。
「ファンタジア」「ピーターパン」「ダンボ」
一流アニメーター達の線がこの目で観られます。
どのキャラクターも皆生き生きしてます。
で、ここですごいのは、「フリップ・ブック」と呼ばれる原画を一冊の本にしたもの。
なんとこれ、自分でパラパラできる。なんとも太っ腹な展示方法です。
◎コンセプトアート
パステル調が美しい「バンビ」。
「不思議の国のアリス」は三頭身アリスがなんともユーモア。
「シンデレラ」はコミカルからメルヘンチックまで4種類ほど。
アニメそのまんまだったのは「ファンタジア」のミッキー(魔法使いの弟子)と
「ピーターパン」。
このカテゴリの目玉は「眠れる森の美女」ですね。
夜の城の幻想的な美しさに目を奪われます。
◎ストーリー・スケッチ
「わんわん物語」は色も入っていてこのまま絵本にできますね^^。
登場する犬たちはそのまま紙から飛び出してきそうな気がします。
「眠れる森の美女」は2種類。
片方が鉛筆書き+絵の説明なのと、もう片方が漫画みたいなもの。
スタッフの試行錯誤が伺えます。
◎イメージ・スケッチ
このカテゴリのイチオシは「バンビ」。色鉛筆で描かれた絵は40枚以上!
「ダンボ」「ピーターパン」はアニメそのままにキャラクターが愛くるしい表情。
しっかりと絵の具で色をのせた「ファンタジア」などなど。
◎背景
どれもこれもディズニーの本領発揮、の美しさ。見とれちゃいますぞ(^0^)。
一番枚数の多いのが「眠りの森の美女」。
城の石垣の細かい描写や幻想的な森の絵はもはや1つの絵画。
他の作品もよかったです。内容は現地に行ってのお楽しみなので
ここでは詳細を控えます(笑)。
◎セルセットアップ
公式サイトのキャラである「眠りの森の美女」が一番人気。
これのパノラマサイズ絵葉書は売り切れ(TT)。
このカテゴリはぽつぽつとあるので、お好きな作品を探してみてくださいね。
他の展示作品として
ミッキーの初登場作品となる「蒸気船ウィリー」のフィルムが上映。
コミカルな動きが楽しい。しっかり立ちどまって観ちゃいました。
そしてディズニーランドの内部及びアトラクションのコンセプト・アート。
展示会場内のミニシアターでは初期の作品が2つ上映。
家族連れには記念写真が楽しめるスペースもあるのでデジタルカメラはお忘れなく。
お絵かきできるスペースもあります。ペーパークラフト等も。
最後はミュージアムショップでお土産探し。
下の2枚は「眠りの森の美女」のパノラマ絵葉書。
パノラマ絵葉書は他にもいっぱいあります。
お好みの1枚をお探しください。
でもって
左上・・「ファンタジア~魔法使いの弟子」コンセプトアート
左下・・「眠りの森の美女」セルセットアップ
右3枚・・全て「バンビ」コンセプト・アート
普通の絵葉書も探すの大変なくらい種類多し。
駅から遠いので(清澄白河から10分以上ーー;)行くのは大変ですが、
家族で楽しめる展示会です。
ぜひとも夏の想い出候補に加えてあげてください^^。


Comments
こんにちは。
TBありがとうございました。
カテゴリ別のレポ秀逸ですね。
さすがです!!
これ読み返して
次回行くときの参考にします。
かみさん連れてもう一度行かねばなりません。。。
Posted by: Tak | Jul 23, 2006 at 11:52 AM
わたしもディズニー展とても楽しみました。でも、この企画はスタジオジブリ(鈴木P)の発案ではなく、ディズニーの日本支社だそう。
Posted by: Minnie | Jul 23, 2006 at 07:04 PM
ディズニーはアートもすごいけど、商売も上手ですね。
お土産も つい買いたくなるほど芸術レベルが高いです。
手を抜いてないから、大人をも魅了し続けているのかも、なんて思います。
Posted by: 酎犬八号 | Jul 23, 2006 at 09:58 PM
こんばんは^^。
>Takさん
TB&コメントありがとうございます。
ほんとにいい内容でしたね^^。奥様と楽しんできてください。
>Minnieさん
いらっしゃいませ。コメント感謝です。
>ディズニーの日本支社だそう。
じゃ、鈴木Pがそれに乗っかったってことですね。ご指摘ありがとうございますm(__)m。
>酎犬さん
>手を抜いてないから、大人をも魅了し続けているのかも、なんて思います。
プロが真剣に作ったものって絶対に人の胸を打ちますよね。
ほんとに素晴らしいアートの競演でした。
Posted by: shamon(皆様へ) | Jul 23, 2006 at 10:19 PM