「リーンの翼」第4話
トミーノ御大のバイストンウェルストーリー、公式サイトはこちら。
本日より第4話「王の奸計」配信。以下ネタバレ。
囚われの身となったアマルガンは無理やり投降指令書に血判をさせられる。
それを持って反乱軍のアジトへ向かったエイサップは
サコミズの恐ろしい奸計が始ったことを知る。しかし止めるまもなく戦闘は開始。
戦場と化したバイストン・ウェルで立ち込めだす憎悪のオーラ。
ほくそえむサコミズ。しかしその父を止めようと娘リュクスが立ちはだかる。
そしてこの状況にフェラリオの長ジャコバ・アオンが取った行動とは。
ま、「ダンバイン」をご存知の方はこの後安易に想像がつくかと(^^ヾ。
え、ご存じない(・・)?、んじゃ、こちらをどーぞ。
さて今回の影の主役はサコミズの後妻コドール(リュクスの継母)。
そーですね、まあ手っ取り早く言うと
マクベスの妻(^^;。
腹黒さ、満点(・・)。
でもってサコミズとアマルガンのやり取りも
なんだかシェイクスピアの舞台劇風になってきました^^;。
若林音響監督、サコミズ役小山さんの実績を知っていて配役したのかな?
で、対するアマルガン役仲野さんも負けじと渋い演技。
お二人の火花散る声の演技がすごいです。
そして今回は父サコミズと娘リュクスが遂に刃を交えます。
「親殺し」の汚名と大罪を覚悟で父を止めようとする娘の行動は
「聖戦士であって欲しい」という切なる願いの裏返し。
けれど妄執に囚われた父の目には反逆としか映らない。
ドロドロ親子関係の行く先は果たして。
第5回の配信は7/21。
リーンの翼は全てを何所に導くのでしょうか。
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Comments
shamonさん、こんにちは。
>マクベスの妻
なるほど、トミーノ先生は今作のモチーフにシェイクスピアを持ってきたわけですね。相変わらず深いなぁ。
でも、個人的にはオーラバトラー:サーバインが出てくるOVAの重厚さ(ショット・ウェポンが700年もの間死ぬこともできずに苦しんでいたとか、主人公のシオンはショウ・ザマの生まれ変わりとかのストーリーや、オーラバトラーのデザインが)の方が好きなんすけどね。DVD-BOXには収録されているみたいですが、どっかで配信してないのかなぁ?
Posted by: SAC | Jun 17, 2006 04:53 PM
たびたびでスミマセン。
「リーンの翼 第4話」の投稿日付が6/22(木)になっておりますが(^_^;)
これも、ココログの不思議?
Posted by: SAC | Jun 17, 2006 04:59 PM
こんばんは、SACさん。
日付の間違いは私の二日酔いのなせる業です^^;。
ご指摘感謝m(__)m。訂正いたしました。
さて
>相変わらず深いなぁ。
深いっす^^;。
これを支えるキャスト陣も大変でしょうね。
小山さんと仲野さんの組み合わせがぐっどですね。
サコミズは感情起伏が激しく容姿端麗頭脳明晰沈着冷静完全無欠なクゼとは正反対のキャラです。こういう役は難しいでしょうけどさすが舞台俳優だけあって小山さんはお上手です。
>配信してないのかなぁ?
バンダイチャンネルに載ってませんか?
バイストン・ウェルストーリーは大好きだけど、
全部は見ていなくて・・・^^;。
Posted by: shamon(SACさんへ) | Jun 17, 2006 09:16 PM
shamonさん、こんばんは。
第4話「王の奸計」、shamonさんのレビュー、とても興味深く拝見しました。
>けれど妄執に囚われた父の目には反逆としか映らない。
>ドロドロ親子関係の行く先は果たして。
すごいことになってきてるんですね~。
>お二人の火花散る声の演技がすごいです。
DVD待ちですが、早く観たいです!
Posted by: リリー | Jun 17, 2006 09:35 PM
こんにちは^^。
>すごいことになってきてるんですね~。
ドロドロあっての御大作品ですから(^^ゝ。
>DVD待ちですが、早く観たいです!
1話は既にレンタルが出てますよ~。
まずはこれにて準備をば(^^)。
Posted by: shamon(リリーさんへ) | Jun 18, 2006 05:22 PM