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Mar 24, 2006

「世界遺産ナスカ展-地上絵の創造者たち-」

上野にある国立科学博物館にて6/18まで開催中。公式サイトはこちら
並んだ監修者のお名前にはシカン文明発掘で名を上げた島田泉教授も。
「昔伊勢丹で見たシカンの財宝も素晴らしかったなぁ」
なーんて思いながら行って来ました。

展示内容は2つに分かれています。それぞれについてレビュー行きま~す(^0^)。

第Ⅰ部「ナスカ-砂漠からのメッセージ」

発掘された土器、織物、ミイラなどが展示。
ナスカ時代の日常生活や文化、宗教が垣間見られます。展示のインデックスはこちら

まずはたくさんの土器群が入場者をお出迎え。
人や動物が描かれたこれらはとってもユーモラス(^^)。
サルやキツネをかたどった容器もなんだかほほえましいデザイン。
どれも彩色が美しく残っていて眼を楽しませてくれます。

次のコーナーにはミイラとナスカ特有の手術や変形を施した頭蓋骨群
ミイラは2種類。子供のミイラ(座位)と大人(座位)。
この子供のミイラは近くで見ると黒目(瞳)がしっかり確認できます。
パネルの説明によると凍って自然とミイラになったため保存状態がよかったそうな。
発掘後の調査映像やCTスキャンでの会席映像も展示されどっぷり考古学の気分。
その次は頭蓋骨群。「体の中で一番重要な部分は頭である」と考えたナスカ人は小さい頃から頭蓋骨の変形や手術を施していてそういった説明と共に展示されていました。

その次のコーナーはナスカ人の儀礼と音楽及び戦争についての展示。
シャーマンの像や儀式に使う楽器などが展示。シャーマンの像がなかなかユーモラス。
楽器は今でも使用されているものと同じですね。
でもここで一番よかったのは

「パラカスのマント」

と呼ばれる死者の棺を包んだ大きな3枚の織物(1枚が多分5~6畳分くらい?)。
これは素晴らしい!これを見るだけでも行く価値あり(笑)。
黒と赤の布地にたくさんの人物(神様?)がシンメトリに刺繍されていて、よーく見ると一つ一つ全部違ってる(@@;)。
これから行かれる方必見ですよ~。

この次のコーナーは敵の頸をはねてそれを儀式に使うために加工した頭蓋骨と展示されてました。うーん現代人の私には理解できない^^;。
戦争展示の後は誕生と再生についての展示。
性愛を表現した土器等展示されてました。最期は発掘された副葬品が少し。


第Ⅱ部「地上絵の謎」


ナスカの地上絵のジオラマ。現地の土と石が展示。
写真見てほんっとに砂漠地帯なんだな、と実感(^^;。
地上絵にまつわるいろんな学説がパネルで説明してありました。
そして次には大変楽しい体験コーナーが(^^ヾ。なぁんと

「VR(バーチャルリアリティ)で空を飛んでナスカの地上絵を見よう」

ってな感じでディスプレイとゲームのコントローラーが4台が鎮座(・・)。
1回当たり3分間、自分で操作してナスカの空を飛ぶシュミレーションが楽しめます(^^)v。
画面には次々と地上絵のアイコンが出てくるのでそれを選ぶと地上絵に近づける。
上昇に下降、ズームイン・ズームアウトも思いのまま。気分はもうパイロット(^0^)。
コントローラーの扱いにコツはいりますがとっても楽しい。PSに慣れてる人なら問題ないでしょう。

展示会の最後を飾るのは3m×10mのスクリーンで見るナスカのVR映像。
一瞬「ここって○○公開?」と思っちゃいました^^ゝ。時間にして15分弱くらいかな。
丁寧な説明と共にスクリーンに広がる詳細なCG映像は圧巻!これは究極の映像体験だ~(^0^)。
ただし視点がくるくると変わるので人によっては酔うかもしれません。ご注意をば。

会場を出たらそこはお土産売り場。今回は
nasuka

クリアファイル2枚(地上絵とパラカスマント)、付箋(真ん中)、地上絵デザイン絵葉書セットです。クリアファイルの表はこれ で裏はこうなって ます。全部で1650円。
#裏は真ん中の模様のみであとは透明。わかりやすくするために白い紙を挟んでます。

絵葉書は地上絵の写真のものもあったのですが、あまりに地味なので(^^;こっちのタイプに。付箋は4種類の神様?の絵が楽しい。
他にはアンデス綿のTシャツや民芸品に関連本などもありました。

もっとお堅い雰囲気を想像していましたが、わかりやすく楽しい展示会でした。
上野公園内はちらちらと桜も咲き始めていたのでお花見がてら行くとよいかも。

以上レビューでした^^。

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Comments

shamon様

こんばんは。
bpさんのとこにも僕の書き込みがあるのですが、「美術館お土産」で何か良いアイデアないでしょうか?知的でセンスの良いshamonさんからのご意見が是非頂きたいなぁ♪
http://bp.cocolog-nifty.com/bp/2005/11/kihachiro_offic.html#comment-7493596

Posted by: SAC | Apr 23, 2006 at 06:07 PM

こんばんは^^。

「死者の書」、東京メディア芸術祭でプロモを観ました。素晴らしい作品ですね。
さてお土産ってことですが、人形美術館、なんですよね?
でしたらペーパークラフトなんていかがでしょう?たとえば↓なやつ。
http://www.tokyocityview.com/mufi/books/index.html
実物見ましたけど、なかなかうまく出来てます。
これの建物&人形バージョンとかどうでしょう?飯田市が誇る建築物などがあっても楽しいと思います。
昨年フランスに行った時も、はがきにエッフェル塔やルーブル美術館をペーパークラフト状に絵にしたものが1ユーロぐらいで売られていました。こんな感じでもいいんじゃないかな。

Posted by: shamon | Apr 23, 2006 at 09:40 PM

こんばんは。
早速のアドバイスありがとうございます♪

ちゃんとした人形美術館のようです↓
http://www.city.iida.nagano.jp/puppet/kawamoto/index.shtml
現在、だいぶファサード(外観)も出来て参りまして、これから本格的に内装・外構工事に入っていき、9月末には本体工事完了、来年3月には美術館OPENというスケジュールのようです。
ただ、「飯田市が誇る建築物」ってなんでしょう?ありましたっけ?
りんご並木を立体化?
http://www.city.iida.nagano.jp/namiki/home.html
裏界線(リカイセン)を?
http://www.city.iida.nagano.jp/rikaisen/
では、飯田が誇る「タテタカコ」さんをフィギュア化??
http://www.tatetakako.net/

Posted by: SAC | Apr 24, 2006 at 11:10 PM

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