「恋に落ちれば」第5回
高柳は負債を抱えた東條貿易を買収しようとする。東條貿易の社長はかつて高柳の父が世話になった相手だった。「利益はないが恩返しのため」という高柳の言葉にほっとする島男たち。が、東條社長の死と同時に高柳は東條貿易を他社に売り飛ばす。詰め寄る島男へ高柳は「俺は情けない経営者だった父親を認めてない。何と言われようがかまわない。」と言い放つ。いつもの店で桐野に怒りをぶちまける島男をよそに、高柳は自宅で父との思い出のフィルムを見入っていた。
高柳の真意は果たしてどこにあったのか。神谷ではなく島男にこの件を任せたのはなぜなのか。ラストでフィルムに見入る高柳はどこまでも一筋縄で行かない男です。
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