八王子夢美術館で開催中。開催は9/5まで。
このブログでもたびたび取り上げている押井守監督の
映像世界を紹介する展示会です。
設定資料だけでなく
押井作品が持つ独特の世界観を造り上げてきた小道具や
フィギュアが一堂に会した内容でした。
ま、詳しい内容はこちらにお任せするとして、
私の目当ては
「G.R.M ガルム戦記」
ジェームズ・キャメロンが製作総指揮、
押井守が監督で2000年に公開されるはずが諸事情でお蔵入りとなり
今だその製作再開が熱望されている幻の作品です。
パイロットフィルムはアニメのみですが、
アニメ以外に実写、特撮、CGも取り込んで同列に扱う作品になるはずでした。、
その世界観を形作るフィギュアが出品されるとあり
はるばる八王子まで行きました~(往復3時間半~TT)。
「G.R.M ガルム戦記」からの出品は
「巡洋艦イムラヴァ」イメージボード3枚
「巡洋艦イムラヴァ」模型(全長60cm)
「航空母艦「コルンバ」模型(全長40cm
「ナシャン天使形態」フィギュア(全長1m)
「戦車」模型(全長40cmくらい)
「空母艦載機」模型4種類 (35×35cm)
「巨人 ダーナ」人物フィギュア(50cm)
「クムタク」人物フィギュア(40cm)
「フリガ」人物フィギュア(40cm)
「フリガ」甲冑(等身大)
「コルンバ」甲冑(等身大)
「コルンバ」男性フィギュア(40cm)
「コルンバ」女性フィギュア(40cm)
「ドルイド ナシャン666」女性フィギュア?(30cm)
です(サイズは大体これくらいかなって感じ)。
どれも独特のデザインとまるで生物のようなフォルムが
気持ち悪くもありなんとも魅力的で眼をひきつけます。
そーですね、富野監督の「聖戦士ダンバイン」に出てくる
オーラバトラーメカに似ていないこともない。
でもこっちのがよりダークで有機的ですね。
特に
「ナシャン天使形態」
の蛇とも人間の背骨ともつかない生き物に女の顔がついた
グロテスクで奇妙な姿はちょっとドン引き(^^;。
「空母艦載機」はきれいな流線型の飛行機なんですが、
やっぱりこれも生物的なフォルム。
全体的に機械と生物の一体化を狙ったデザインなのかもしれません。
どのメカもフィギュアもとても丁寧に作られており
スタッフの並々ならぬ情熱が感じられます。
これをこのまま倉庫に埋もれさせておくには惜しい。
「アバター」で大もうけしたキャメロン、
もっぺん考え直してくれないかな(^^;。
「G.R.M ガルム戦記」以外の展示は
「イノセンス」「ケルベロス」「攻殻機動隊」「パトレイバー」「スカイ・クロラ」
などなど有名どころの設定資料やフィギュアが並んでました。
「イノセンス」のあの足のオヴジェまで作ってたのにはオドロキですよ。
『ケルベロス」はジオラマがよい出来でした。
実写作品は「立喰師列伝」(今思い出しても頭が痛くなる映画だった^^;)、
テレ東の「ケータイ捜査官7」などなど並んでいました。
マニア的には「天使のたまご」の絵コンテですかねー。
ちなみに全体の展示で共通しているモチーフは
「犬」(爆)。
美術館の入口にはでかいバセットのタペストリーはあるわ、
「イノセンス」の犬のフィギュアはあるわ、
「ケータイ捜査官7」で安藤麻吹さんが持ってた犬の看板はあるわで
監督の犬好きをひしひしと感じましたよ(苦笑)。
てな感じで濃い~~押井ワールドが展開されてて
人によっちゃうんざりでしょうが。
ちょっとした清涼感を味わえるのものがあります。それは
写真家・樋上晴彦さんによるアイルランドの写真
です。
5月に個展を拝見してますが
そのときと同じ写真が何枚か展示されていました。
ちょっぴり懐かしい(笑)。
アニメの設定資料等が半分ほどデジタルデータでの出典なのが
残念かな。
こういうのってやっぱり肉筆じゃないと。
最後に所感ですが
会場の利便性はイマイチですが(駅から遠い・・・)。、
押井監督の代表作が網羅でき、
幻の「G.R.M ガルム戦記」の資料が拝めることを考えると
充分楽しめる展示会です。
でも「アニメといえばジブリ」って人には向きませんので、念のため。
以上、レビューでした^^。
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